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 WBCは、米国大リーグ機構の世界戦略と日本の読売新聞の新聞拡販戦略が合致して始まった。元々3月は野球シーズンに入る直前で最後の調整期間なのに、各チームの主力が代表チームに長期間召集されるのに問題を抱えていた。万一にもこの時期に怪我や故障でもされたら、そのシーズンの影響は計り知れない。そのため各チームや選手はこの期間の開催には難色を示していたが、読売新聞の身勝手な考えで押し切られてしまった経緯がある。
 これに対して、今回セリーグの中日ドラゴンズが反旗を翻した。中日ドラゴンズは元々名古屋を基盤とする中日新聞が親会社であるため、同じ新聞社としてのさや当てとも取れる。いわいる、読売新聞憎しという構造があるのではないか。
 こういう状況が作られると、他のチームからも辞退者が続出するのではないか。それはそれで良い事であると考える。何も、大リーグ機構と読売新聞に恩を売る必要などどこにもない。
 野球自体が行われている国の数は少ないので、サッカーみたいなワールドカップ的要素の大会は全く必要ではないと考える。だから、さっさと辞めてしまえばよいのである。

 来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の第2回スタッフ会議が21日、都内で開かれ、12日に選出した48人の代表候補から辞退者が続出していることが明らかになった。北京五輪代表の中日・岩瀬仁紀投手(33)、森野将彦内野手(30)ら投打の主力も含まれ、原辰徳監督(50)率いる「サムライジャパン」は厳しい船出となった。
 「辞退者が何人かいる。1球団においては、誰ひとりも協力できないということだった。再度要請したが『NO』だった。さみしいが、新たな選手を少し加えて12月15日に45人を発表する。      「前回より、かなり若返る」12日の会議でリストアップした48選手に出場の意思確認をしたところ、腰の治療を要する新井、今オフに右ひじ手術を受ける矢野(いずれも阪神)ら北京五輪代表組からも辞退者が出た。中日は岩瀬、高橋、浅尾、森野の候補4人全員が代表入りを拒否。岩瀬は左の抑え、森野は内外野をこなせる強打者として期待されていた。山田投手コーチは「理由を言わないで辞退した人もいた。投手陣では当てにしていた一人が辞退。構想が崩され、われわれもがく然とした」と憤激した。
 原監督は「メジャーリーガーに『NO』と言った人はいない」と強調したが、今季故障者リスト入りが長かった松井秀(ヤンキース)、松井稼(アストロズ)は出場に所属球団の許可が必要とあって、招集は微妙な状況であることも報告された。そのため、松井秀の出場の不可など多くの場面を想定し、本戦でのベンチ入り28人を何通りも選ぶ作業が行われた。
 「世界に散らばっている野球人のほとんどが協力してくれると信じている」。原監督は熱い言葉でサムライたちに参集を呼びかけたが、前途は波高し。連覇へ、多難の船出となった。 

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