代々木2丁目から〜代々木ゼミナール 代々木二丁目プロジェクト〜

静かな住宅地の中に降ってわいた137mの迷惑超高層ビル建設に反対する一住民の声

今日の代々木2丁目

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我が家の目の前に、突然地上137mの高層ビルが建つことに・・・
これは理解不能の不思議世界に街ごとスリップしてしまった代々木2丁目住民からの、魂のレポートです。人権を無視した、企業利益のみ優先の疑惑のプロジェクトを、発生からリアルタイムに報告しています。初めての方は、是非2005年3月16日の記事から、日を追ってお読みください。
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何かがおかしい説明会

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3月15日(火)説明会場到着 約20分遅れ

会場となる新宿ワシントンホテルに到着。
スーツ姿の愛想の良いスタッフに迎えられ、入り口で記帳。説明資料と缶入りのお茶を渡される。
中にはいると約50〜100名くらいの着席参加者。そして、前方右側に向かい合う形で、業者席。正面はプロジェクタースクリーン。テレビのオンブズマン番組で見慣れた光景だが、自分がこういった場に立ち会うことになったのは初めてである。
どうやら前方に座っている業者は、左から代々木ゼミナール幹部、大成建設設計部、大成建設施工部、解体業者、のようである。

タンタンと議事は進んでおり、ちょうど電波遮蔽と干渉によるTVへの影響の説明の最中。その後、道路の関連データ、風速の関連データ、スケジュール、諸注意、解体作業について。資料によるとその前に、建物の概要、日彰に関するデータ、の説明があったらしい。
プロジェクタの画面にしたがって、実に手際よく、淡々と進む。まさに日常茶飯事、私はエリート、プレゼンは手慣れたものといった感じです。住民側はいったい何がおきるのか、半ば茫然自失の状態で、シンと聞き入っている。

はい、風速は大丈夫、はい、日彰は別途個別に、はい、騒音は基準値以内になるようにします、振動も法的規制内で、さらに低振動、低騒音型の器械をわざわざ使用します。交通の問題もございません。水をまきますので、塵も出ません。日曜休日は作業は行いません。朝は8時からしか作業は行いません。はい、以上。みなさま宜しゅうございますね。では、来月から着工させていただきますので、よろしくお願いします。

・・・ん?
いえ、よくは有りません。生活は会議室でしているのではありません。現場で暮らしているのです。
基準値の騒音てどのくらいですか?振動は?なにしろ我が家はその現場の10m以内で、食事をし、寝て、おきて、風呂に入り、子育てをして、あるいは病気の床にいるのです。仕事の都合で、朝は8時ころから眠ることも良くあります。
あなたがたは、一度でも私のうちに来たことはあったでしょうか?我が家の家族構成を聴き、説明をして、言い分を聞いてもらったことは有るでしょうか?これから3年間、あなた方が基準値内という騒音、振動、大気汚染に悩まされ、その後も見上げる高さの麓に住まわされる私たちの事を考えたことは一度でも無いのでしょうか?そこに病人がいたり、妊婦がいたり、幼児がいても、法律の範囲です、基準の範囲なので、何も問題は有りません、はい、このとおり、法律のとおり正しく行っています、境界線1mm離れた外のことはご自身で処理して下さい、と平気で何故いえるのでしょうか?
このような工事の計画説明会をいきなり開く前に、住民との対話やアセスメントから始めるのが筋ではないのかーーーーー?

と、大きな声で言えない小心者の私は一番後ろの席でただハンケチを噛みしめるだけなのでした。

しかし、いかに私たちがユーカリの樹のコアラ程度に見られていたとしても、無謀な観光客に無理矢理抱きかかえられて写真を撮られている間に、無垢で無力な小動物も爪を立てて静かに怒りを表します。

そして、質疑応答の時間になりました。実質私たちにとって、初めて、かつ最後かもしれない話し合いのチャンスです。
怒号が飛び交い、ヤジが飛び、マイクの奪い合いになり、椅子が飛び、コップの水が飛び、牛が歩く、国会のような惨状が始ま・・・らず、紳士的に挙手をし、何某を名乗り、冷静に質疑が始まりました。



しかし、忘れてはならない。私たちは常識の通用しない、不思議世界の住人になってしまっていることを・・・(続く)

説明会に向かう・・・

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3月15日(火)説明会当日。

ここ数日の徹夜続きの忙しさゆえ、6時30分に仕事を中断するのは至難の業。
約20分遅れで我が家を出る。
だいたい、こんなにそばに住んでいる人に、事前に説明をしに訪問もしないで、いきなり呼びつけるとは何なんだ?

企業が行うことは国益に結びつく。もはや行政は了承済みなのだろう。これはいわば官民一体のプロジェクトなのだろう。
ここまで計画が進んでいるのなら、もはやなすすべは無いだろう。
あきらめが早く、長いものに巻かれるか、静かに立ち去る主義の私には、、何がおきているかまず見極め、すでに有る状態を受け入れるしかない。半ばあきらめの気持ちでポケットへ手を入れとぼとぼと会場へ向かう。

春とはいえ、今年はいつまでも寒い・・・(続く)

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掲示が貼られ、しばらくしたある日(たぶん3月10日)ポストに一枚のA4の紙が入っていた。

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平成17年3月9日

御近隣のみなさまへ

建設主:学校法人高宮学園
設計者:大成建設株式会社一級建築事務所
施工者:大成建設株式会社・東海興業株式会社

説明会のお知らせ

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
さて、このたび私どもでは、渋谷区代々木2丁目25−1におきまして代々木ゼミナール造形学校を撤去し、新たに「代々木ゼミナール代々木2丁目プロジェクト」新築工事を行う事になりました。
つきましては、2月24日に続きまして説明会を開催いたしたくご案内を申し上げます。
ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
敬具

          記
日時 平成17年3月15日(火) 18時30分 〜 20時30分
場所 東京都新宿区新宿3-2-9
   新宿ワシントンホテルビル本館宴会場 3階 ペガサス

連絡窓口 大成建設株式会社東京支店地域環境チーム担当:道鎮(どうちん)
電話03-5381-5394
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このとき、私は初めてあの掲示板が本当の内容を伝えていることに気づきました。
そしてここに書かれている2月24日の説明会とは?

我が家は当該現場に隣接する建物である。周辺住民の一番の当事者の一人と言ってまったく過言無いと思うのだけれども、その相手に直接手渡しでもなく、ただポストに紙一枚入れていく思考が理解できない。これでは最近のアルバイト生が、携帯からのメール1つで仕事休みますの連絡をして、欠勤する常識の無さと変わらないレベルではないのだろうか?

これだけの大会社が揃っての「プロジェクト」と名付けている計画のメンバーに、周辺住民へのケアーの専門スタッフはいないのだろうか?代々木ゼミナールは人間への教育のプロでは無いのか?



私は不思議世界に街ごとスリップしていることに未だ気が付いていない・・・(続く)

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渋谷区代々木2丁目、そこはほとんどJR新宿駅南口近辺です。
けれど、代々木2丁目は古くからの住宅街でもあり、実際夜や休日ともなるととても静かで、中途半端な近郊住宅街より、よっぽど静かなおだやかな街です。新宿の雑踏がするりと顔をかえ、穏やかな街がそこから始まろうかというあたりに、こんな所ではめずらしいやや広い空き地がありました。旧渋谷区教職員住宅跡で、ここ数年高いフェンスに囲まれた空き地のままになっています。

この空き地に添って、地元住民が通り道に使っている小道があります。
季節が春に変わった頃だと記憶しています。この小道をフェンス沿いに歩いていると、初老の老人がしげしげと1枚の看板を見つめています。あれ、こんなところに看板なんてあったかな?そういえばこれまでもあったかもしれない。この老人が見つめていなければ、いつものように通り過ぎていたでしょう。この看板を老人と一緒に見上げたときから、私は一般の人間の理解がおよばない不思議な世界に迷い込んだのかもしれません。

看板にはこう書かれています。

代々木ゼミナール 代々木2丁目プロジェクト のお知らせ
建物高さ 137.91m 地上26階 地下3階
工事予定 着工予定日 平成17年7月1日
(その他省略 ちなみにこの看板に掲載日は書かれていない)


高さ137mは確かに西新宿の高層ビルから比べると高くはないかもしれませんが、この場所でこの情報を読むと異常なものに感じます。
なぜなら敷地は26階の建物が建つように見えるほどそんなに広くはない。建設予定地を囲むようにぐるりと半周、マンションが建っていてどちらにも余裕は無い。そこに建つこの建築物はそれらのマンションよりはるかに2倍〜3倍以上の高さです。当然、どのマンションからも10mもはなれて建てることは出来ないでしょう。そしてぴったり建てたとしても、ビル建築物とは思えないほど細長いビルが想像される。建築法ではこんな高層ビルにはよほどの建坪率が必要とされるはずでは・・・
そして、工事日程。もしかしたら今年は平成16年だっただろうと年初にありがちが錯覚がおこります。この看板が設置されたのがおそらく3月1日ころ。着工予定日は7月1日。1年後ではなく、今年の7月。(実は後日着工日にはさらなる驚きの事実が判明する。実質着工日は4月1日だったのである)
さらに、不思議の世界に巻き込まれた感じの理由は、これほどのビル工事の案内が掲示されたにもかかわらず、"私は何も知らない"。辺りを見回しても、良くある反対の横断幕もクレーム看板も無い。聞いたこともない。実に静かでこれまでと変わらない風景。

これはもしかしたら工事現場では慣習的な現実味のない便宜上の看板なのだろうと、自我の崩壊に防衛機制を働かせ日常に戻っていったのでした。この時点では、ほんとうに現実だとは思っていなかった・・・(続く)


これは企業倫理と経済法則が生み出した、理解不能の不思議世界に街ごとスリップしてしまった代々木2丁目住民からの、魂のレポートです。私たちの迷い込んでしまった世界では、不可解な事件がリアルタイムでおこっているのです。私たちは、もとの静かな生活に戻れるのでしょうか?

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