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今週は、火曜に愛知県の販売店向け研修会、翌日、翌々日と天候不順の中、全溶連の理事会・評議委員会と忙しい一週間でした。
前から気になっていてブログでも記事にしていた、群馬のプロパン業者の登録取り消しやカセットボンベの不良回収を行っているお会社の話など、いろいろな情報をいただきましたが、ここでお話しできることとできないことがあるので(^.^;;)、まあ当たり障りのない話で、どうやら神奈川のLGC爆発事故の詳細発表が3月にはあるようです。 その関連で、ほかの人としゃべっていたのですが、LGCの構造上、内層から真空層にガスが漏れて破裂するということは、どうも納得いかないねぇという話をしました。 外層安全弁も、内層安全弁も吹かないで、漏れだけでなぜそこまでの急激な膨張・破裂・爆発が起こるのか、そしてなぜいつも火が付くのか。充填場と言い、容器置き場と言い、火の気がないところばかりでおきた破裂で、なぜ火がついて消火器で消火されているのかという疑問が大きく残ります。 すでに発表されている京都の報告においても また、事故容器と同型で廃棄処分となった超低温容器を回収して、各部の状況について調査した。その結果、超低温容器のネックチューブは、容器の落下および転倒による衝撃荷重が加わると著しく座屈することが確認された。これらの結果を総合して、発災容器についても、何らかの外力が重なりネックチューブの座屈部に微小き裂が発生して、ついには貫通き裂に至ったものと推定した。このため、酸素が外槽と内槽の間に漏えいして、着火源(特定できず)により爆発した(事故調査報告書参照)。とあって、この報告に嘘はないと思うが、この事故分析からはじき出された対策が、的を得ていないのではなかったかと思われます。というのは、この分析の末文「このため、酸素が外槽と内槽の間に漏えいして、着火源(特定できず)により爆発した」が、正確に爆発原因を表していないからではないかと思うのです。 これは私の私見にしかすぎませんが・・ 「このため、酸素が外槽と内槽の間に漏えいして、着火源(特定できず)により爆発した」 の部分は、その貫通亀裂に至った原因に注目するがあまり、それほど大事ではないようですが、実はここに外層安全弁が破裂して、外層の破裂を防ぐことができなかった理由が隠されているように思います。 とはいえこの想定も完璧ではないのですが、 貫通亀裂が発生して、真空層に漏えいが始まってから、外層破裂に至るまでの間に、外層安全弁がなぜ破裂して外層の破裂を防げなかったのか。 それは着火して爆発したからだとしか考えられません。 鉄パイプという開放系にあった液体酸素でも、着火によって周りに巻き付けられた藁人形が燃え、外から急激に加熱されることで鉄パイプ自体を燃焼させて液化酸素を急速加熱、パイプの燃焼と液化酸素の急激な膨張が爆発になった事例が、過去にやはり神奈川県で実験として行われ、たいへんな事故になっています。 開放系でもこんなことが起こるのであれば、密閉系の液化酸素に着火すればどうなるか、火を見るよりも明らかというのはこのことでしょう。 では、なにに着火したのでしょう。なぜ着火したのかは、断熱圧縮ということでも片付きますが、着火する可燃物はどこにあったのでしょう。それを考えると、LGCが怖くて使えなくなるので、きょうはまあ、そんな話になったんだということくらいで、終わりにしておきましょうね。。。 |
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>着火する可燃物はどこにあったのでしょう。
→断熱材のアルミ蒸着プラスチックが爆発・燃焼したんだと。。。
LGC容器は内槽・外槽間に断熱性能を上げるためアルミを薄くコーティングしたPETなどプラスチックのフィルムが詰め込んであります(スーパーインシュレーション)。金属は薄くすると反応しやすくなりますし、そもそもアルミは焼夷弾に使われているくらい高温を発します(2000℃以上)ので、LGC容器に液化酸素を詰めた物はその物ズバリ爆弾だと思います。
2017/2/13(月) 午後 6:17 [ クロッチ ]
そういう話になったのですが、さすがにここに記事にはしにくくて‥
それって言っちゃうと、使えなくなっちゃいますもん。
2017/2/13(月) 午後 9:34