|
ベトナムに長期間滞在していた人が、「ベトナム人はおしゃれなことをする」と言っていた。
そう感じる機会は結構少ないと思うけど、今日はその例の一つになるかと思うので紹介したい。
ベトナム航空の機内でホットコーヒーを頼んだら、でてきたのが一枚目と二枚目の写真。
何じゃこりゃと思ったら、プラスチックのカップを二個重ねて出してきていた。
外側のカップの中にナプキンを入れ、内側に熱いコーヒーを入れているので、
カップを持った時に熱い思いをしなくてもすむ。
日本人であれば瀬戸物のカップを持ってくればいいだろうと思うかもしれないけど、
普段の生活の中で手元に瀬戸物のカップがなくて、プラスチックのカップしかないとしたら、
こういう方法は日本人では考え付かないよね。
この面白い発想に楽しくなった。
ハノイの空港の中では土産店がいくつも並んでいるけど、たいしたものが売ってないことよりも、
何しろ店員の愛想のないことといったら、まるで「お客は敵」といわんばかりの無愛想さだ。
しかも値段をごまかすことはしょっちゅうで、以前にも紹介したとおり、
こちらも頭にきて悪態をついたことが何度かあった。
しかし今回ちょっと驚いたのは、その同じベトナム人の空港スタッフ達が、
杖をついた長高齢者と思われえる年配の人が歩いているのに気がついた途端に、
ぱっとおばあちゃんの傍に行って手を引いてあげた時だ。
しかも一人のスタッフだけではなくて、おばあちゃんの行く先々でそれぞれの持ち場のスタッフが、
同じようにすぐにおばあちゃんの手を引いて丁寧に向かう場所に連れて行ったのには驚いた。
高齢者に対しては敬うのがベトナムの習慣、ということは何度も聞いているけど、
これまで直接そういう場に出くわすことがなかったので、ちょっとびっくりした。
しかもさっきまでお客さんを敵視しているかのような無愛想な人達なのだ。
これにはちょっとびっくりだね。
何でこんな無愛想なベトナム人達とこれだけ長い間付き合うようになってしまったのか、
不思議な気がする場合もあったけど、
こういう一面も見ることでまだしばらくは付き合いそうだなと思ったよ。
また小さいお子さんを連れたお父さんやお母さん達が本当に子供を可愛がっているのを見ると、
当たり前の話だけど、日本人の家族と何も変わらない気もした。
言葉、習慣、文化等が違うことで勘違いや誤解も生まれやすいのかも知れないけど、
まだまだベトナム人達は奥が深いな〜〜と感じた一日だった。
続く
|