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最後の最後は不倫騒動のため、
数年間一緒に仕事してきた現地同僚達の嘘の証言や陰謀等に振り回され、 「出国できないようにしてやる」などといった脅しもあったけど、 何とか無事に出国、日本に到着することができた。
信頼できると思った人には嘘の証言で裏切られ、 信頼できないと思った人はやっぱり嘘をついていた。 結局誰も信用できないということをあらためて痛感した。
それを糾弾したところで何もメリットはないので追求することもやめ、 今後の最善策を考えることにした。
一方、自分自身はチームで仕事をしていたことで、 日本人メンバーには相談に乗ってもらったり知恵を出してもらったり、 組織的に対応してもらうことで難を逃れたけど、
どうすることもできなかったのは、 同じく疑惑を向けられて暴力も振るわれた家政婦さんだ。
私と同じく何もしていないのに、 旦那には暴力を振るわれ、周辺の人達からは悪者にされ、 小さな子供二人を抱えて逃げることもできない状態にある。 今回の一番大きな犠牲者はその人だ。
しかしながら極端な男尊女卑のお国柄、 貧しい家庭の出身の彼女には頼りにできる人もなく、 教育レベルも高くて信頼できると思った旦那は、 実際にはひどく質の悪い人間で、 さらに教育者として長年の経験もある義母も息子の味方をするばかりで、 彼女の味方をする人は一人もいなかった。
そういうふうに苦しんでいる人が目の前にいると判っていて、 自分は何もすることができず、自分が助かるだけで精一杯だった現状が辛く感じる。
30年近くも開発途上国で仕事してきたのに、 目の前の女性一人助けてやることができず、悔しさばかりが残った一件だった。 開発途上国だからということではなく、日本でもそういうことが多分あるだろう。 やるせない気持ちだけが残ってしまった。
続く
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2014年12月22日
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