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様々なメディアや資料やら関係者から「介護」についての話は聞いていたけど、
とうとう自分も直面しなければならない状態になってきた。
90歳になる母にアルツハイマーの症状が進んできた。
久しぶりに沖縄に帰省して対面した時には、海外から帰国してきたものと思っていたようだ。
実際には海外もラオス以外には行っていないが、戦争している国から帰国したように喜んでいた。
食事したことや、シャワーに入ったことも忘れて、何度も食事しようとしたりシャワーに入ろうとする。
それ以上に、母以外の家族に対して、ずっと食事やら家事を気にして何度も聞いてくる。
ご飯はまだでしょう、今すぐ作るからね、お腹すいているでしょう、これおいしいよ、
といった事を何度も何度も聞いてくる。
思えば、母の人生はずっとそういうものだった、ということを今頃になって思い出す。
一緒に暮らしていたころは、母自身で家事も食事もひたすら作業しつづけ、
他の人に台所に立たせることはなかった。
そういう母に自分もずっと甘えていたように思う。
むしろ、ひたすら家族のために働いてきた母に対して親孝行らしきことが何一つできず、
ここまで来てしまった事に、自分の方が恥ずかしいと思う。
何て情けない息子だったんだろうと、後悔の念が湧き上がってくる。
90歳という年齢になって、よくぞここまで頑張ってきてくれたと思う。
少なくとも体調には問題なく、シャワーもトイレも自分でやってくれるので、
他の家族に比較すればずっと症状も軽い方なのかもしれないが、
それ以上に家族のためにひたすら尽くしてもらったその人生に感謝したいと思う。
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