社会起業家を目指して

九州震災の被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

パキスタン

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

日本で起こっているタイガーマスク運動は290件以上になるそうだ。
またこの不況の中でもUNICEFへの寄付金は大きく増加しているとの報道もあった。
ペットボトルのキャップを集めてワクチンを開発途上国へ送ろうという運動もあり、
日本の人達の善意は本当に尊敬に値すると思う。

その一方で実際にワクチンを配布する現場の一つとして、
現在はパキスタンでのプロジェクトに関わっているけど、
単にワクチンがあればそれでよいという問題ではないということをつくづく味合わされる。

パキスタンだけの問題ではなく開発途上国で共通する問題として、
第一に、人口統計がきちんとできていないため、予防接種を必要とする子供の人数も特定できない。
このため必要ワクチンの数量も明確にできていないのが現状だ。

第二に、ワクチンは生ものであるため、それが損傷しないように冷蔵した状態のままで、
全国の末端の医療施設まで流通させるだけでも容易なことではない。
配布途中の倉庫でも必要な容量の冷蔵庫もしくは冷蔵室が必要となる。
季節によっては外気温が50℃をこえることもあるが、エアコンもない場所がほとんどだ。

第三に、地域にもよるが、地方では電気が確保できない場所もあり、
冷蔵庫があっても電力の確保ができずに保存してあったワクチンがだめになってしまう場合もある。
対応策としてソーラーパネル付きの冷蔵庫もあるが、価格は当然高くなるということと、
ソーラーパネル自体が高価なため、盗難のターゲットになりやすいという問題もある。

第四にはアクセスが困難な地域も多い。
患者が医療施設へ行くだけでも大変なので、流行する危険性がある病気などについては、
Outreachと言う名称で、逆に医療従事者が各村や家庭を訪問して予防接種を行うこともあるが、
片道で2〜3日もかかったり、家庭を一軒ずつまわって予防接種が必要な子供を見つけだしたり、
移動用の車両やバイクの燃料代を確保したりするだけでも開発途上国にとっては大きな負担となる。

また治安の問題も加わり、電気を各家庭に送電するための変電所が爆破されて当分復旧できないとか、
地雷が埋め込まれた地域があって移動も困難な場合さえもある。

さらに現地でこういう活動に関わっている人達の待遇があまりにも悪すぎて、
当然責任感やこのような活動に対する意欲もそがれてしまう。
待遇は現地での普通の仕事と同等なレベル以上のものであれば問題もないのだけど、
アルバイトの学生程度の待遇だと、やはりこれも問題の一つとなってしまう。

これらの問題は、必要なワクチンの数量があるというだけでは解決できないが、
UNICEFやWHOといった国際機関でさえもワクチンを調達してやればいいという程度の理解で、
結果的にパキスタンではポリオ根絶もできていない状態だ。

ちなみにポリオを根絶できていない国は、全世界でもナイジェリア、インド、アフガニスタン、
そしてパキスタンの4カ国だけだと言われている。

つまりナイジェリア以外のアフリカ諸国でも既にそういう問題は解決していると認識されており、
この中でもナイジェリアやインドについては改善傾向にあり、
アフガンは戦争中で対応しようがないとしても、パキスタンはもうちょっとしっかりしてほしいが、
現実には全然改善できるめどがたっていない。

なんてこった。
日本の人達の善意はどこまで届けることが可能なのか、援助活動の難しさを思い知らされる毎日だ。

続く

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

過去には海外出張と言っても、数週間から1ヶ月程度のものであったり、
2ヶ月くらいの出張があっても滞在先がアジアであったり、
アフリカでは値段が高くても洋食のレストランでそれなりに美味しいものもあったりしたので、
日本から食材を持ち込むようなことはほとんどなかった。

でもパキスタンでは何しろ強烈な油どろどろの食事が多く、
数日間の訪問だけでも既にお腹の具合が悪くなる日本人も多いことや、
実際に自分も去年はのべで6ヶ月以上、さらに今年も2ヶ月以上滞在することになっているので、
さすがに食事についてはストレスになってきた。

日本から食材を持ってくるにしても、スーツケースの中の半分以上は仕事用の道具で、
残り半分も着替えその他でいっぱいになってしまうから、
食材を詰めこめるスペースはわずかしかない。

そこで今回の出張前にはスーパーで食材を選ぶ際に、できるだけコンパクトな包装で内容量のあるもの、
さらに重量が軽いこと、減量のためにはカロリーはできるだけ少ないこと、
等を条件に選んだ食材として、インスタントのスープ、麺類、乾燥サラダ等を持ってきた。

それぞれ別のものとして、お腹が空いたときでも現地の油どろどろ食事の変わりに、
カロリーの低いこういうものを食べてりゃ何とかお腹もごまかせるかなと思って持ってきたけど、
ねぎ塩スープは結構美味い。
マロニーはもともと味のある麺でもないから、スープと組合せりゃそれなりに食えるんじゃないの?

また麺とスープだけだと見た目も味もさびしいけど、乾燥わかめでも入れたらそれも解決じゃないのか、
と考えて実際に作ってみた。
適当に考えたことを実行してしまうところが自分のいいところだ、
などとわけの分からないことを考えつつやってみた。

まずは週末に、ホテルから場所は離れているけど、輸入雑貨を扱っている店で容器を購入、
ついでにコーヒーも部屋で飲めるようマグカップも購入した。
歩いて片道1時間、往復で2時間以上かかったけど、
普段は運動不足の状態なのでこれくらいは体が温まってちょうどいい。

ホテルに戻って早速ラーメンポットでお湯をわかし、まずはマロニーをゆでる。
お湯を沸かしている間にインスタントの乾燥サラダを水につけて戻す。
さらに乾燥サラダにねぎ塩スープを入れて混ぜておいた。

お湯がわいてマロニーを入れ、5分〜6分たったら容器にマロニーとお湯を一緒に入れる。
ねぎ塩スープの粉と乾燥サラダを混ぜて出来上がりだ。
どうせならと思ってラー油も少し入れてみた。

これは突然ひらめいたアイディアだった割には、かなり美味しかったぞう〜。
うま〜〜い!

マロニーは持ち運ぶにも重量が軽く、普通のインスタントラーメンよりもスペースもとらない。
しかも1袋を1度に食べるのは多いので、2食分くらいの分量がある。
ねぎ塩スープもわずかな量の粉だからこれも持ち運びには問題ない。
ラー油はかならずしも使わなくてもいいくらいなので、あったらいいなという程度だ。

スープを入れる容器くらいは開発途上国でも売っている程度のものなので現地調達が可能だ。
さらにラーメンポット一つだけで作れる。
さらにさらに全体的にカロリーも最小限のものだ。

お〜〜お、こりゃあ、適当に思いついて適当に作った割には自分的に大ヒットだ〜。
でもこれで食材を使い切ってしまった。
ん〜〜、後まだ1ヶ月以上、どうやって暮らそうか、まだまだ工夫が必要なようだ。

続く

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

地方都市のサッカルからイスラマバードへ戻ってくると、やっぱり大都会だよ。
でも外出しても行くところは限られているし、時間も限られているし、
うまいものないしで、昼食はだいたいファーストフードだ。

別にファーストフードが好きなわけでもないし、日本にいる時にはほとんど食べることはないけど、
現地料理で体調を崩す人も多いので、
それを避けると後は中華料理、韓国料理、日本料理などもあるにはあるものの、
そんなに気軽に食べに行けるような値段や量でもない。
ということで結局はファーストフードになってしまう。

一週間や二週間の出張ではあまり食事も気にしたことは無いけど、
2ヶ月以上になるとさすがに厳しい。
体重減量のためには食べなきゃいいんだけど、
かといってずっと何も食べないというのも困る。

う〜〜ん、食事に関してはやはり普通のアジアの国の方がいいよなあ。
特に週末の昼食はやっぱりファーストフードにお世話になるしかないみたいだ。
日本に帰国したらラーメンでも寿司でも食べられるということを期待して、
今日も耐乏生活が続く。

続く

昨年からなぜか何度もくることになったパキスタンだけど、
強い疑問が起きたのが戦争の理由。

一緒に仕事している人達も、ホテルの人達、スーパーで買い物するときの店員達、
移動の時に見かける町の人達と、いずれも結構礼儀正しくて、
人懐っこい気性で溢れているような印象が強いけど、
どうしてこういう人達の住む国が戦争になるのだろうと疑問に思っていたら、
たまたま現地の知人が携帯に入ってきたショートメッセージを見せてくれた。

メッセージのタイトルは、興味深い話(Amazing story)

People fight for the religion, die for the religion, but not follow the religion.

人々は宗教のために闘い、宗教のために死ぬ、でも宗教には従わない。(筆者の訳)


イスラム教の国って、イラクやアフガニスタンでの戦争という印象が強くて、
一般に報道されているテロリスト達も宗教を理由に闘っているという印象もある一方で、
実際にはイスラム教という宗教でも人を殺してはいけないということは教えているはずなんだけど、
それでどうして宗教が戦争の理由になるのか不思議に思っていたところ、
自分の中でやっと納得のいく理由が確認できた気持ちだよ。

結局何らかの強い不満を持って戦争を起こしている人たちは、宗教を戦争の理由としているけど、
その教えには従っていないんだということだよね。
だからやっぱり宗教が問題なのではなくて、建前として宗教を前面に出しているわけだから、
本当の戦争の理由は違うところにあるんじゃないの?

別に私はイスラム教徒ではないので、イスラム教の教えに肩を持つわけでもないけど、
実際に現地で会っている人達の態度と戦争とはどうしても結びつかない。
戦争を起こす人たちの理由が少なくとも宗教ではないということは確認できたと思う。
ということは、やっぱり政治かなあ?

日本の政治家もくそみそ言われているけど、開発途上国の政治家はもっとひどいような印象があるから、
不満のある人たちが間違った選択をすることもありうるような気がするよ。

続く

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

出発前後のどたばたの準備を済ませ、2日がかりでパキスタンの地方都市サッカルまでやってきた。
移動1日目は成田を午前11時半に出発、バンコック経由だったけど乗り継ぎ時間もぎりぎり、
それでも現地時間の午後11時頃(日本時間は翌日の午前3時)頃にイスラマバードに到着できた。

移動2日目はイスラマバードからカラチ経由でサッカルへ移動だけど、これも予想どおりの遅延、
結局乗り継ぎがうまくいかず、予定していたサッカルへのフライトには間に合わず、
7時間もカラチの空港で次のフライトを待ち、やっと目的地のサッカルに到着したのは午後8時半頃。

アフリカでも2日ありゃ行けるんだけどなあ、とぶつぶつ言いながらホテルにチェックイン。
ホテルといってもネット接続の環境もなく、外界と隔離された陸の孤島状態だよ。
まあ、3日間程度の滞在だから少しメールの煩わしさから解放されてもいいかとも思ったけど、
何か緊急の連絡があっても困るのでやっぱり不安。

ホテルも選べるほどの数はないので、予約してもらったところに宿泊するしかない。
壁のペンキははがれて浮き上がっているし、エアコンは壊れているし、
電気のコンセントはショートしたように損傷したような跡があるしで、
それで1泊3,000円以上もするんだから、こりゃぼったくりだよね。

でも唯一助かったのはお湯が出ることだった。
結構寒い冬の季節で冷たいシャワーを浴びることはできないので、これだけは助かったよ。

開発途上国の地方だから、これ以上の贅沢も言えないよなあ。
ということで頭も仕事モードに切り替えだ。

続く


.
yozat14
yozat14
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(9)
  • ilfitness
  • プロレス好き
  • やきぶた
  • Tak
  • ハイドラ
  • サラ
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事