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潜水艦ほどつまらない乗り物はないと思う。
第一に軍事目的に製造されたものがほとんどで、我々一般人には触れる機会さえもないからだ。
地球上に存在していても自分とは全く関係のない存在でしかない。
第二の理由としては、窓がないタイプのものがほとんどで、まず外を見ることはできない。
軍事目的のものはそれなりに最先端の技術が詰め込まれているのだろうが、
高いレベルの技術をそれ以外に使うだけの発想はないものなのだろうか。
優秀な技術者がたくさん関わっている割には発想的にはプアーでしかないと思う。
何百メートルも潜れるようなものでなくても良いのだが、
少なくとも観光用にももっと普及しても良いのではないだろうかというのが私の発想である。
沖縄の海くらいであれば、数十メートルももぐれば海中の景色が十分に楽しめるのではないだろうか。
実際に沖縄では既にそういう発想を基に、観光用の潜水艦が活用されているようだが、
これがまた窓もすごく小さくて、海中の景色を楽しむことなどとてもできないしろものだ。
よっぽど客がいなければ別だが、やはり設計思想に対しては疑問がある。
もう一つ沖縄の例で言えば、2階建ての船がある。
出入り口は2階であるが、その下の1階部分はほとんど海中に沈んでいる形となっており、
しかも大きな窓が設置されているようだ。
この形は潜水艦とまではいかないが、現実に製造しやすく、観光客も気軽に入れて、
海中の景色を楽しむことができるようだ。現時点ではこれくらいが現実的なのかも知れない。
しかしながらもう一歩話を進めて、観光用としてもう少し深い部分で、
もっと海中の景色が楽しめる潜水艦があれば良いなあと、一人で想像の世界で悦に入っている。
特に子供の頃から想像して楽しんでいたのは、飛行機の形をした潜水艦だ。
軍事目的の窓一つない暗い雰囲気で、全く愛想もないようなつまらない現在の潜水艦よりも、
窓のたくさんある旅客機のような潜水艦があれば良いなといつも思っている。
翼の大きさはもっと小さいものでも良いのかも知れないが、
翼の形状は海の生物クジラ、シャチ、サメ、イルカといった類と同様ではないかと思う。
これらの生物の形状は流線型で美しく、それこそ水平翼や垂直尾翼のついた飛行機のようだ。
現在は透明のアクリルでも銃弾ははじき返すほどの品質のものもあることを考えれば、
潜水艦の前面や側面にこれらの強化アクリルを使うことで、
観光客が気軽に楽しめる潜水艦を作れるだけの技術はあるのではないだろうか。
もちろん浸水対策や酸素の確保など、難しい部分もあるのだろうが、
これらの技術にしても新しい話ではなく、既に確立されている技術なのではないだろうか。
早く自由に海中を行動できるような乗り物がたくさん作られれば、日本のような島国も、
もっと楽しめるようになるのではないだろうか。
なんだか鉄腕アトムや鉄人28号でも想像しているような気持ちになっているこの頃です。
続く
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