シベリア抑留の悲劇

こんな日本人がいたことを書き上げてゆきます。

全体表示

[ リスト ]

でたらめな身体検査

イメージ 1

次の日に身体検査がありました。集合命令があったので急いで医療棟に向うと、多くの日本人が既に並んでいました。身体検査は、速く進んでいるらしく医務室まで行くのにはそんなに時間を要しませんでした。医務室の前に来ると全裸になるよう言われ、私を含め約三〇名のものは、急いで全裸になり検査を待ちました。

医務室の中に入ると、正面にソ連の軍医。右側に日本人の軍医。左側にソ連兵の書記がいました。

ソ連人の軍医が「ナカヤマ」と呼び、私は、軍医の前まで足を進めました。軍医は、私を後ろ向きにさせ、尻の皮を引っぱりました。
この収容所の身体検査は、体重測定は行いません。体の悪いところの検査もしません。
この収容所の身体検査のやり方は、ソ連軍医が、捕虜の尻の皮を引っぱり、皮の伸び具合によって健常さの等級が決められていました。極めて、いい加減なやり方でした。日本の軍医は、ソ連の軍医への助言のみをするだけでした。

この検査で決定した等級で作業の内容が決められました。
 一級  異常のない体
 二級  若干、尻の皮がのびる人
この一級、二級が収容所外での重労働に服しました。
 三級  特に衰弱な人  収容所内で炊事、掃除等に従事しました。

 ソ連の軍医が私の尻の皮を引っぱり、何やらロシア語で日本の軍医に伝えました。日本の軍医が「仲山 一級」と言い、書記が、それを記録していました。
私は、収容所の外での重労働に従事することになりました。この身体検査は、毎月実施され、尻の皮を引っぱるだけで、等級が決まり、その月の仕事の内容が決まりました。
不運にも私は、満州で農作業や乗馬を行っていましたので、肩幅は広く、尻の肉が厚くガッシリした体型をしていました。私にとって、この検査は、いつも「見た目」で判断されました。たとえ体調が悪くても、一級と診断され、重労働に配属されていました。つくづく私のような体型は、損だと思いました。

閉じる コメント(1)

顔アイコン

以前、シベリア抑留体験者の話をテレビでやっていました。
栄養が悪くて段々痩せて来るので、どのくらい余裕があるのか
尻の肉付きで調べられたようです。
ただこれと違うのは、検査するは女医だったそうです。

2013/8/1(木) 午前 2:34 [ あい ]


.
ypk*j44*
ypk*j44*
非公開 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

標準グループ

注目サイト

登録されていません

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事