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ハーバービジネスオンラインにて、牧田氏がまたレーダー照射問題について文をあげています(https://hbol.jp/183410)が、また頓珍漢なこと書いてますねぇ(-_-)
特に表題に上げた「広開土大王は、STIR-180から電波発射したのか?」では、ARS-5001の水上レーダー「SHARPEYE」の照射を、DDH-971の「STIR-180」の照射と勘違いしたのでは、と書いていますが、ありえない話です。
防衛省公開資料のこれ(http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/12/28z_1.pdf)にあるように、「SHARPEYE」ならば仕組み的に「周期的にレーダー波を探知」になるはずで、P−1がFSレーダーを照射されたとしているときのように「強いレーダー波を連続して受信」にはならないのです。
また電波情報解析の誤りの末に起きた事件として「イラン航空655便撃墜事件」をあげていますが、不適当な事例です。視認距離に入ってからの照射ですし、無線の問いかけしたのは航空機側(P-1)です。
映像公開に関して、映像公開によって「外交上の一大好機を台無しにしてしまった」と書かれていますが、私はそうは思いません。民主党政権下での「尖閣ビデオ流出事件」の世論の動きが念頭にあれば、公開しないという選択はないです。また、最近の日本政府は韓国へは過剰な「配慮」はしなくなっています。
#少なくとも日本は、通常の配慮(ごめんなさいをする機会を作るなど)は
#していますが、韓国がそれを蹴り飛ばしているのが現実。
少なくとも、前々韓国大統領の「天皇土下座発言」以降、「韓国の本心」がnetを通じてダダ漏れの状態なので、「過剰な配慮」をして日本が得るものはまったくないですからね。
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最後は筆者(牧田寛氏)の主張についてのツッコミ(一部肯定もあり)。適宜引用していますが、一部わかりやすくするために記号等挿入しています。 「1) 韓国の電探照射に関する説明は二転三転している。=>完全に嘘。典型的なデマゴギー。」 =>ダウトかな?筆者が引用している 「“KJCLUB – 国防省定例ブリーフィング質疑応答” 有志による翻訳と原語書き出し(機械翻訳と照合して使用)」を見ると、STIR-180は使用していないと言っているが、韓国側の報道で「国防部は、出入り記者団に配布した携帯電話のテキストを使用して「韓国軍は通常の作戦活動中であり、作戦活動の間レーダーを運用したが、日本の海上哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」と述べた。」という記事があるのです(総合ニュース・朝鮮語2018-12-21 20:54投稿記事)要するに、最初はSTIR-180は使用していたけど、追尾には使っていないと発表していたのです。 「2) 当時、海は穏やかであり、韓国側の海が荒れていたという説明は虚偽。=>韓国国防部12月24日の質疑応答のつまみ食いと切り取りによる虚偽。」 =>海自P-1が接近時には、韓国艦艇は北朝鮮漁船と思われるものから1キロメートル以内には近づいており十分視認が可能な距離である。また韓国沿岸警備隊のものと思われるボート2隻がすでに接近しており「STIR-180を捜索用に使う」意味はない。視界も韓国艦艇からさらに遠距離にいるP-1から北朝鮮漁船と思われるものが十分視認できる程度はあり、どこが悪天候だと言う話である。韓国側に言い分通りなら「天候が良い状況なら使うことはない」。また、P-1がFCレーダーの照射を受けたのは韓国海軍艦艇の左舷側に回り込んでからという事は忘れてはいけない。 「3) 射撃管制電探(STIR-180)がP-1を指向していた。発砲の一歩手前だ。=>イルミネーター照射と混同した虚偽。」 =>STIR-180はMW-08と電波特性及び照射特性が異なり、容易に判別可能。また火砲がP-1を指向していないからと言っても、VLSのシースパローがどのような状態にあるか発射直前まで不明なため、危険であることは変わりない。 ・STIR-180の照射は持続的な照射がなされる。人の動作に置き換えると、銃を向け標準をつける動作をするということ。使用周波数はXバンド帯(8 〜 12GHz帯)とKバンド帯(18 〜 26GHz帯)の二周波。 ・MW-08の照射は一般的な回転式レーダーで、照射は断続的になる。人の動作に置き換えると周りを見渡している動作をすること。使用周波数はCバンド帯(4〜6 GHz)。
「4) 広開土大王と参峰号は、北朝鮮漁船とイカの洋上取引を行っていた。南北共同によるEEZ侵害行為だ、とする「瀬取り」(洋上において船から船へ船荷を積み替えること)説=> 空想の産物で、全く意味がない。典型的な市民の敵愾心を煽るためのデマゴギー。」 =>何らかの瀬取りを行為が行われていたのではないか、という見解を出したマスメディアの解説者はいたが、イカ云々というのは無かったような?少量の高付加価値物品及び情報物or人物の受け渡しなら有り得ないこともないが、わざわざ日本側EEZに来てまでする事か?という意見は真っ当だと思う。 「5) 広開土大王は、国旗、軍艦旗を示していない海賊船だ。=> 映像の解像度が低いことを利用した嘘。典型的な市民の敵愾心を煽るためのデマゴギー。」 =>これもマスメディアの解説者でこういった事を言った人物はいなかったと思う。基本的にはネットメディアのまとめサイトがこの意見の主流ではないか?何度も自衛隊公開映像を確認すると4分15秒から4分18秒ぐらいにかけてマストに旗があるのは確認できた。 「6) 南北融和による日本への侵略行為だ。=>いわゆる真っ赤な嘘。半島デタントを快く思わない人間による典型的な市民の敵愾心を煽るためのデマゴギー。十分な証拠を提示した上で主張されたい。」 =>これを主張していたのはメディア側ではなく、コメント欄や一部のまとめサイト、SNSでの個人発信や個人のブログではないか?少なくともマスメディアで見聞きした記憶はない。 「7) 日本のEEZ内で韓国艦船が行動するなど許せない。国際法違反だ。=>完全に誤った主張。」 =>いやまあその通りですが、海自映像の冒頭でしっかり「日本EEZ内」と表示しており、能登半島沖日本EEZならば、日韓暫定水域はおおよそ山陰地方沖に当たるためは関係ない。ただ、12月に韓国沿岸警備隊が日本EEZにて日本漁船に退避勧告をやらかした件もあり、余計な詮索を受けることを避けるために、日本側にSARでEEZに入ることを通告するべきではなかったか? 「韓国側の報道の質の高さには愕然とさせられます。」 うん?!どっちもどっちですよ。ピンきりあるのは当然で、ハングル版記事やWEBに上がらない報道やTVなどはねぇ? |
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続いては韓国側の映像を見ての主張から。 日本側の映像を見ての主張と同様に、文中で「次のことがわかります」と上げていることの、おかしなところを指摘・反論していきましょうか。また本筋とは関係のない余分なもの、事実関係の確認でしかないもの、ブログ主も同様に考えているものは省きます。 1. 「もそも、ICAO条約を引用するなどは軍用機では無意味なことで、日本国内向けの説明が国際的には通用しないことを露呈させている。(わざわざ無用な弱点を作っている。)」はいろいろ勘違いが混ざっているのではないか?韓国側は、軍用機はその脅威から民間機以上に離れていなければならないとしたいのだろうが、ICAO条約を守るということは物理的な衝突を避ける行動を執っているという事、イコール脅威を与える行動をしていないことの表れであることと理解しなければならない。
2. 「4発大型機であるP-1が高度150m、距離500mを飛行すれば、相当な迫力があることは同意できる。」と書いていますが、わかりやすい距離感でいうと100メーター先を全長8メートルのトラックが横切っていく程度なのですよね。これが怖いとかどれほどのビビり(w)? うん、オリジナリティの殆ど無い韓国側動画だから楽だねこれは(w) |
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Googleさんから、興味あるよねってお薦めされたので、読みましたが「あ、こりゃ酷い」でしたね、表題の作文は。
まずは日本側の映像を見ての主張から。
文中で「次のことがわかります」と上げていることの、おかしなところを指摘・反論していきましょうか。また本筋とは関係のない余分なもの、事実関係の確認でしかないもの、ブログ主も同様に考えているものは省きます。また記述の際、楽韓webさんを参考とさせていただきました。
1. 事態発生の座標を海自は公表していないのは、能登半島沖EEZとだけわかっていれば十分で、それ以上の詳細な場所を出しても意味がないからではないか。「EEZは海上保安庁の管轄」と書かれているが、経済的な権利がある水域であって、基本公海であり自衛隊機が飛行していても何も問題ない。また自衛隊は、北朝鮮による瀬取りの監視のための哨戒を行っており、該当空域を飛行していてもおかしい事は何もない。
2. 風浪階級1mの間違いの指摘は意味がない。防衛庁公開の映像を見る限り、天候は晴れ、凪の状態に近く白波は殆ど見られない。当初韓国側の非公式な言訳では「悪天候だったからレーダーを使用した」とあったはずだが、悪天候どこいった?
3. 韓国艦艇への接近方向や距離はそのとおりだが、テロップの「国際法に則っている」は「軍用機が守る必要のない民間基準の衝突回避義務」を守っているということの意思表示、イコール脅威を与える行動を行っていないということの思表示思表示である。
4. イルミネーターの照射に対しては、機長が「離隔する。一旦離隔する」と宣言し、退避行動をとっている。大型機であるP-1に戦闘機のような回避行動を求めるのは無理があり、またP-1は基本的には対海上対潜哨戒機なのでECM能力なかったはずです。自己防御装置としてはHLQ-9という、ミサイル警報装置(MWS) やレーダー警報受信機 (RWR)のセンサー情報を統合して脅威判定を行い防御手段および回避手段の提示等を自動的に行うものがあります。物理的な妨害手段(チャフ等)もあるでしょうね。
5. P-1は目視にて、広開土大王の火砲が自機を向いていないことを確認していますが、VLS内のシースパローは発射準備を行っているかどうかは外見上直前でないとわかりません。
6. P-1の3波での呼びかけのうちの1波は、万国共通の軍事用緊急通信周波数なのですが?他の2波も一つは船舶の出入港の連絡、救難通信などのほか、軍や海上警察が停船命令にも使われる“誰でも発信できて、誰でも受信できる、海の共通語”ですし(webコミック 魔法の海兵隊員ぴくせる☆まりたん ソマリア海賊問題講座その4を参考)、もう一つも航空機を運用しているなら聞いていて然るべき周波数です(メーデー発信があるかもしれないため)。国際VHFの混信については、海自公開の動画3分32秒付近から該当周波数モニターしている旨の音声があるが、韓国側からの呼びかけや混信は記録されていないため無視できる。
7. 「Korean Naval Ship」と呼びかけているのは、対象を指定して呼びかけているからと考えていいのでは?翻訳すると呼びかけ内容は「韓国海軍船、韓国海軍船、こちらは日本海上自衛隊、韓国海軍船ハルナンバー971(ナイナーセブンワン)、こちらは日本海上自衛隊、私達に貴艦のFCアンテナが向いていることを確認した。貴艦の行動はどんな意図を持っている?」で、ハルナンバーを明言しているため沿岸警備隊向けと誤認しようがない(沿岸警備隊船艇のハルナンバーは5001)。
8. 映像終盤に小型船三隻が確認できないのは沿岸警備隊艦艇の影に入っただけではなかろうか?韓国側艦艇の動きから、沿岸警備隊艦艇の左舷側にいると推測できるのですが。あと、少なくとも私には時間短縮などの映像編集はされているような様子は見受けられなかった。
9. 「この映像では機内の警報音などが消されており、射撃管制電探、特にSTIR180によるXバンド、Kバンド電波照射への証拠能力は無い。」ですが、この映像で海自が主張したいのは「通常の哨戒行動をとっていたら、警告なしでFCレーダーの照射を受けて、韓国海軍艦船からだったから、意図を無線で問いただしたら無視された」状況なのですよねぇ。一応友軍扱いの国軍からはありえないことをやらかされた。
10. 先に「機内から洋上を市販のビデオカメラで撮影」と書いておいて「この映像を公開するだけでもP-1の能力が一部とはいえ世界に漏洩してしまっている恐れがある。」ですか?極秘にしたい観測装置による映像ではないですから、問題はまったくないです。音声もP音入っていますし、わかるのは一般的な軍用哨戒機として基本的な機能が備わっている程度のことです。
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韓国国防省が反論動画をYouTubeに上げたとのことで見ましたけど・・・
意味あるのかコレ?使っている映像素材はほぼ日本が使ったもの。一部の沿岸警備隊のボートから撮影されたと思しき映像も「十分に離れてる」「極端な低空飛行ではない」事がわかる程度のもので、韓国側が主張していた「直上を飛行した」などの証拠は無し。音声もBGM噛まして聞き取りにくくした上で、日本の動画の音源使用しているっぽい。
逆に距離500m高度150mで接近したことを問題に上げている。韓国側の主張はあるが、それを裏付ける資料はまるでなし。だいたい、日本側の映像資料は証拠にならないといったくせに、自らの主張を裏付けようとして自ら否定した資料を使うとか、何を考えているのか?
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