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グラミーにノミネートされた実力派ヴォーカリスト、カーリン・アリソン。
レイジーな雨の午後、彼女が歌うブルースに浸り和みたい。
■アルバム/アーティスト■
イン・ブルー/カーリン・アリソン
■楽曲リスト■
01. Moanin' モーニン
02. Everybody's Cryin' Mercy, エヴリバディズ・クライン・マーシー
03. Long As You're Living, ロング・アズ・ユー・アー・リヴィング
04. The Meaning Of The Blues, ザ・ミーニング・オブ・ザ・ブルース
05. My Bluebird, マイ・ブルーバード
06. Hum Drum Blues, ハム・ドラム・ブルース
07. How Long Has This Been Going On?, いつの頃から
08. West Coast Blues, ウエスト・コースト・ブルース
09. Evil Gal Blues, イーヴル・ギャル・ブルース
10. Blue Motel Room, イーヴル・モーテル・ブルース
11. Bye Bye Country Boy, バイ・バイ・カントリー・ボーイ
12. Love Me Like A Man, ラヴ・ミー・ライク・ア・マン
13. Angel Eyes, エンジェル・アイズ
14. Some Of My Best Friends(Are The Blues), サム・オブ・マイ・ベスト・フレンズ
■パーソネル■
カーリン・アリソン(vo)
マルグリュー・ミラー(p, elp)[01〜09, 11, 13, 14]
ダニー・エンブレイ(g)[01〜04, 06〜08, 10〜14]
ピーター・ワシントン(b)
ルイス・ナッシュ(ds)
スティーヴ・ウィルソン(ss, as)[01, 04, 13]
■録音■
2002年2月11日〜14日
■レーヴェル■
CONCORD
■効能■
ジョニ・ミッチェルとキャロル・キングを崇拝するカーリン・アリソン。
彼女は学生時代、ピアノを専攻し、今もその腕は達者なようだ。
このアルバムではマルグリュー・ミラーにピアノを任せ、歌に精力を注いでいる。
ブルースの付くタイトルがずらりと並んでいるが、その選曲が面白い。
02「Everybody's Cryin' Mercy」と12「Love Me Like A Man」は、ポップス・シンガー、ボニー・レイットの持ち歌だ。
レイットも信望しているカーリンは、独自のカラーでブルージーに染め上げている。
03「Long As You're Living」と06「Hum Drum Blues」は、黒人解放運動に尽力したオスカー・ブラウンJr.の曲。
オスカーの力強い、ソウルフルな歌唱と比較してみるのもまた一興。
10の「Blue Motel Room」はジョニ・ミッチェルの名盤『逃避行』(1976)収録がオリジナル。
ジョニを愛するカーリンならではの選曲、そして歌唱と言えるだろう。
他にも、名曲「モーニン」を筆頭に、マット・デニスやブロッサム・デアリーの名歌・佳曲、ウェス・モンゴメリーのブルースまでと、ヴァラエティに富んだ意欲作である。
しかし、アーシーなイメージはない。ブルース・フィーリングを内に秘め_そんな歌唱が特に魅力的だ。
カーリン・アリソンのヴォーカルは深い。ディープで、そしてクール。いい意味で飾り気がない。
艶のある低音に独特なエモーションを感じる。
身体を激しく動かしスウィングして歌わなくても、熱くなれるヴォーカルだ。
カーリンは日本では馴染みが薄いかも知れないが、本国アメリカでは人気が高い。
これからも長きに渡って活躍を続けるヴォーカリストとなるであろう。
このアルバムの前作に『バラード〜コルトレーンに捧ぐ』がある。
■所有■
デジパックCD
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