Buzz Jazz -ジャケットの魅力

ジャケットからでもいい!若い世代の方たちにもジャズのかっこよさを知って欲しいです!

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

魅惑のハイ・ノート

65年前の今日2月28日。

トランペットのハイ・ノートが高らかに響く、ジャズ界を震撼させる名演「Groovin' High」が誕生した。

Groovin' High_そう、とびっきりイカシてる。その名曲を作ったのは、今日の主役ディジー・ガレスピーである。

イメージ 1

■アルバム/アーティスト■
グルーヴィン・ハイ/ディジー・ガレスピー

■楽曲リスト■
01. Blue 'N' Boogie, ブルーン・ブギー
02. Groovin' High, グルーヴィン・ハイ
03. Dizzy Atmosphere, ディジー・アトモスフィア
04. All The Things You Are, オール・ザ・シングス・ユー・アー
05. Hot House, ホット・ハウス
06. Salt Peanuts, ソルト・ピーナッツ
07. Oop Bop Sh' Bam, ウー・バップ・シュバム
08. That's Earl Brother, ザッツ・アール・ブラザー
09. Things To Come, シングス・トゥ・カム
10. One Bass Hit - PT.#2, ワン・バース・ヒット_パート2
11. Rays Idea, レイズ・アイディア
12. Our Delight, アワ・デライト
13. Emanon, エマノン

■録音/パーソネル■
1945年2月9日(01)ディジー・ガレスピー(tp)、デクスター・ゴードン(ts)、フランク・パパレリ(p)、チャック・ウェイン(g)、マレイ・シピンスキ(b)、アイヴィ・クルーガー(ds)

1945年2月28日(02〜04)ディジー・ガレスピー(tp)、チャーリー・パーカー(as)、クライド・ハート(p)、レモ・パルミエリ(g)、スラム・スチュワート(b)、コジー・コール(ds)

1945年5月11日(05, 06)ディジー・ガレスピー(tp, vo-06)、チャーリー・パーカー(as)、アル・ヘイグ(p)、カーリー・ラッセル(b)、シドニー・カトレット(ds)

1946年5月15日(07, 08)ディジー・ガレスピー(tp, vo-07)、ソニー・スティット(as)、ミルト・ジャクソン(vib)、アル・ヘイグ(p)、レイ・ブラウン(b)、ケニー・クラーク(ds)、ギル・フューラー(vo)

1946年7月9日(09〜11)ディジー・ガレスピー、デイヴ・バーンズ、タリブ・ダーウッド、ケニー・ドーハム、ジョン・リンチ、エルモン・ライト(tp)、レオン・コムジス、ゴードン・トーマス、アルトン“スリム”ムーア(tb)、ハワード・ジョンソン、ソニー・スティット(as)、レイ・エイブラハムス、ウォーレン・ルーシー(ts)、レオ・パーカー(bs)、ジョン・ルイス(p)、ミルト・ジャクソン(vib)、レイ・ブラウン(b)、ケニー・クラーク(ds)

1946年6月10日(12)ディジー・ガレスピー、デイヴ・バーンズ、レイ・オー、タリブ・ダーウッド、ジョン・リンチ(tp)、アル・ムーア、レオン・コムジス、チャールス・グリーンリー(tb)、ジョン・ブラウン、ハワード・ジョンソン(as)、レイ・エイブラハムス、ウォーレン・ルーシー(ts)、ピー・ウィー・ムーア(bs)、ミルト・ジャクソン(p)、レイ・ブラウン(b)、ケニー・クラーク(ds)

1946年11月12日(13)ディジー・ガレスピー、デイヴ・バーンズ、エルモン・ライト、マシュー・マッケイ、ジョン・リンチ(tp)、アル・ムーア、タズウェル・ベアード、ゴードン・トーマス(tb)、ジョン・ブラウン、スクープス・キャリー(as)、ジェイムス・ムーディ、ビル・フラッツアー(ts)、ピー・ウィー・ムーア(bs)、ジョン・ルイス(p)、ミルト・ジャクソン(vib)、レイ・ブラウン(b)、ジョー・ハリス(ds)

■レーヴェル■
SAVOY

■効能■
イメージ 2
ビ・バップの創始者、ディジー・ガレスピー。
チャーリー・パーカーと共に、ジャズの新しいフォーマットを創造した。

ディジーは白人のビッグ・バンドに対抗し、黒人のスモール・バンド、そしてビッグ・バンドに固執し続け、楽しめる音楽としてのジャズの普及に務めた功労者だ。

このアルバムはジャズの名盤であり、ジャズ・ミュージシャンにとっての教科書_否、バイブルとして崇められる大傑作である。

ディジーの高音を連発してソロを取るスタイルは、当時のトランペッターの憧れであり、お手本であった。
ハイ・ノート・ヒッターとは、ディジーのための言葉といっても過言ではないだろう。

イメージ 3
そして、このアルバムの楽しみはディジーのプレイだけに留まらないから興味に尽きない。
錚々たるメンバーの若き日のプレイが、一挙に楽しめるのだ。

デクスター・ゴードン、ソニー・スティット、ケニー・ドーハム、ジェイムス・ムーディ、アル・ヘイグ。。
お気付きの方もいらっしゃると思うが、ミルト・ジャクソン、ジョン・ルイス、ケニー・クラークの参加も見逃せない。そう、あのM.J.Q.はこのディジーとのセッションで生まれたのである。

楽しむための音楽。ディジーのトランペットはいつも笑っている。

ジャズというフォーマットの中で、常に聴き手のことを考えながら魅せることも大切にしたディジー・ガレスピー。
偉大なる彼のプレイに敬意を表し、とびっきりのハイ・ノートを浴びようではないか。

マイルス・デイヴィスがディジーについて遺した言葉を最後に紹介しよう。

「やつのことはみんが真似していた。でもオレにはできない。悔しいほどに、あんな風には吹けなかった。速いパッセージを吹くのが苦手だったんだ。ところがディジーときたら、軽々ととんでもないスピードでロング・ソロを吹いてみせる。何度も一緒にプレイしたが、その度に赤っ恥をかかされた。」

マイルスは20歳頃、9歳年上のディジーの演奏をクラブに通い詰めてメモを取り、ジュリアード音楽院で練習に明け暮れていた。
ディジーのプレイはマイルスにとって、そしてすべてのトランペッターにとっての経典なのだ。

■所有■
紙ジャケCD

こころの休日

すっかり春の気配が感じられるようになりました。

季節の変わり目、風邪など召されませんようご自愛ください。


パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンによるモリコーネの名曲「ニュー・シネマ・パラダイス」です。

こころを穏やかにさせてくれる永遠の美旋律。。

ゆっくりと、こころを休めてください。

遙かなる想い

イメージ 1

先人たちが遺した造形。
それは、長い年月を掛けて更に輝きを増す。

イメージ 2

イメージ 3

栄華を築いた当時を偲んで。。

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

どこからか、音楽が聴こえて来た。

イメージ 7

アート・テイタムの♪Isn't It Romantic

テイタムのピアノ、レッド・カレンダーのベース、ジョー・ジョーンズのドラムスによるトリオ演奏。
PABLO 2310-735 Recorded January 27, 1956, Los Angeles

イメージ 8

イメージ 9

虚構と現実。

郷愁と理想。

やはり、この空間にはJAZZがよく似合う。

イメージ 10

農水省食糧事務所門司倉庫 at Moji Kitakyusyu City, Fukuoka.

ためいきの連鎖

クリフォード・ブラウンをトランペッターに従えた歴史的傑作『 Hellen Merrill(1954)』の録音から4年。

ジャズ・ヴォーカリストとして順風満帆な音楽活動を続けていたヘレン・メリルが、マイルス・バンド加入直前のビル・エヴァンスのピアノをバックに歌った傑作を記録した。

それが52年前の今日、2月21日である。

イメージ 1

■アルバム/アーティスト■
ザ・ニアネス・オブ・ユー/ヘレン・メリル

■楽曲リスト■
01. Bye, Bye Blakbird, バイ・バイ・ブラック・バード
02. When The Sun Comes Out, ホエン・ザ・サン・カムズ・アウト
03. I Remember You, アイ・リメンバー・ユー
04. Softly As IN A Morning Sunrise, 朝日のごとくさわやかに
05. Dearly Beloved, ディアリー・ビラヴド
06. Summertime, サマータイム
07. All Of You, オール・オブ・ユー
08. I See Your Face Before Me, アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォア・ミー
09. Let Me Love Love You, レット・ミー・ラヴ・ユー
10. The Nearness Of You, ザ・ニアネス・オブ・ユー
11. This Time The Dream's On Me, ジス・タイム・ザ・ドリームズ・オン・ミー
12. Just Imagine, ジャスト・イマジン

■録音/パーソネル■
1957年12月18, 19日(01〜06) Chicago
ヘレン・メリル(vo)、マイク・シンプソン(fl)、ディック・マルクス(p)、フレッド・ランドクイスト(g)、ジョン・フリゴ(b)、ジュエリー・スロスバーグ(ds)

1958年2月21日(07〜12) New York City
ヘレン・メリル(vo)、ボビー・ジャスパー(fl)、ビル・エヴァンス(p)、ジョージ・ラッセル(g)、オスカー・ペティフォード(b)、ジョー・ジョーンズ(ds)

■レーヴェル■
EmArcy

■効能■
ピアニスト、ビル・エヴァンスがマイルスのバンドに加入したのは1958年5月26日。
ヘレン・メリルの歌伴を務めたのは僅か3ヶ月前のこととなる。

イメージ 2
エヴァンスがマイルスと最初に録音したセッションは、名盤『1958 Miles』に収められている。
丁度1年後の超名盤『 Kind Of Blue(1959)』への布石となったこのセッションは、ウォームでビューティ。

そして、このヘレン・メリルとのセッションも実にウォーム。
クール以前の温かいエヴァンスのピアノを堪能できるエヴァンス・ファン必携の1枚だ。

イメージ 3
“ニューヨークのためいき”と呼ばれるヘレン・メリルの歌唱は、ハスキーさも手伝って情緒に溢れている。
そう、ビル・エヴァンスのピアノとの相性も抜群だ。

アルバムは2つのセッションが収められているが、7曲目からがエヴァンスとの録音で、メンバーもまた豪華である。

白眉はやはり、アルバム・タイトル10「The Nearness Of You」だろう。

名曲「Stardust」を作曲したホーギー・カーマイケルのもうひとつの代表的名曲だ。
“わたしを興奮させ、ときめかせてるのは青い月ではなく、君のそばにいるから。君のそばにずっといられたら、わたしの気分はずっと最高”という、ストレートなラヴ・ソング。

メッセージがシンプルなだけに、表現は寧ろ難しい。

メリルは儚い心模様を滲ませながら、哀感を交えて表現する。

そしてそれを支えるエヴァンスのピアノ・ソロは、どこまでも美しい。溶けてしまいそうな、いつまでも聴いていたい響き。
マイルスとの初セッションにおける「Stella By Starlight」の美しさへと繋がりを感じてしまう。

ボビー・ジャスパーのフルート、ジョージ・ラッセルのギターも情感たっぷりだ。
オスカー・ペティフォードのベースの音色も、アダルトなムードを更に盛り上げる。

12「Just Imagine」のヴァースにおけるメリルとエヴァンスも美しい。
名旋律に心も弾む。

イメージ 4

誰かに聴かせてあげたいのに、こっそり楽しみたい気分にさせる。
やはり、ヘレン・メリル。ためいきが出てしまう。
あなたもきっと。

■所有■
紙ジャケCD

愛の感触

イメージ 1

■アルバム/アーティスト■
ライク・プレヴィン!/アンドレ・プレヴィン

■楽曲リスト■
01. Rosie Red
02. If I Should Find You
03. Sad Eyes
04. Saturday
05. Tricycle
06. I'm Mina Mood
07. No Words for Dory
08. Three's Company

■パーソネル■
アンドレ・プレヴィン(p)、レッド・ミッチェル(b)、フランキー・キャップ(ds)

■録音■
1960年2月20日、3月1日 Los Angeles

■レーヴェル■
CONTEMPORARY

■効能■
多くの顔を持つ音楽家、アンドレ・プレヴィン。

ジャズ・ピアニストであり、クラシック音楽の指揮者であり音楽監督、そして映画音楽の作曲家でもある。

その才能を僅か10代の頃に開花させ、ジャズ・ピアノの「天才少年」とした注目を集めたらしい。

ウェスト・コーストを代表するトランペッター、ショーティ・ロジャース楽団での活躍後、1950年代後半から60年代は多くのジャズ・アルバムを制作していた時期。

今回紹介する『ライク・プレヴィン!』の他にも、ミュージカルのジャズ化の先駆けとなった『マイ・フェア・レディ(1956)』、ラス・フリーマンとのダブル・ピアノが楽しめる『ダブル・プレイ(1957)』、『キング・サイズ(1958年)』、『ダイナ・シングス、プレヴィン・プレイズ(1960)』など多くの傑作を遺している。

イメージ 2
アンドレ・プレヴィンのピアノは、キレがある。
強いタッチも耳障りがよい。
そして何より、聴いて楽しい。

プレヴィンはドイツに生まれ育ったが、ナチスから逃れるためにフランスへ渡り、パリ音楽院で学んだ。
その経験が、音楽にも反映されているのだろう。

音楽を心から愛する感触。

プレヴィンが紡ぐピアノの響きから、音楽への憧憬を感じるのだ。

すべての楽曲がプレヴィンのオリジナルで構成されたこの盤は殊更にその憧憬を感じる。プレヴィン・ファン必携の一枚であろう。

01「Rosie Red」の愉快なアンサンブル、03「Sad Eyes」の透徹なる哀切、06「I'm Mina Mood」の優美な舞い、07「No Words for Dory」の愛らしい旋律、08「Three's Company」のハードな響き。

そのどれもがプレヴィン・スタイルである。

脂の乗っていた時期だけに、表情豊かなピアノを楽しめる飽きのこない1枚だ。

イメージ 3
現在は80歳になるアンドレ・プレヴィン。
今尚、音楽への憧憬は深いままでいるに違いない。

■所有■
CD

.
jazzlifehakata
jazzlifehakata
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

過去の記事一覧

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事