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今日はマイルス・デイヴィスの命日。 彼のアルバムはかなりの数があり、どれから聴けばいいか判らない。。と仰る方も少なくないはず。 マイルス・サウンドは大きく分けてアコースティック期とエレクトリック期の2つの時代がある。 マイルスのトランペットはミュートを使用した、哀愁味溢れる音色が特徴。 ハイトーンよりも、中音域でメロディを紡いだ。 ビブラートを多用せず、テクニックよりもエモーションで勝負したマイルス。 先ずは、アコースティック・マイルスの傑作をご紹介しよう。 ― Prestige 期 ― マイルス・デイヴィス 『 Walkin' (1953) 』▼ このジャケが憧れでした〜 ライヴで何度も演奏される「Walkin'」が入った名盤です。 マイルス・デイヴィス 『 Bag's Groove (1954) 』▼ これまたジャケがいいですよね! ちなみに“Bag's=バグス”とは、MJQのミルト・ジャクソンの鼻のこと。 マイルス・デイヴィス 『 Cookin' (1956) 』▼ マラソン・セッションの一枚。 「My Funny Balentine」は永遠の名演です。 ― Columbia 期 ― マイルス・デイヴィス 『 Round About Midnight (1955〜56) 』▼ いよいよメジャー・レコード会社に移籍したマイルス。 その第一弾で、いきなり名盤発表! モンクの「'Round About Midnight」、コール・ポーターの「All Of You」、「Bye Bye Blackbird」、「Dear Old Stockholm」と、名演揃いです。 番外 ― Blue Note ― キャノンボール・アダレイ 『 Somethin' Else (1958) 』▼ キャノンボール名義のマイルス盤。 麻薬中毒に苦しむマイルスを支えた、ブルーノートの総帥アルフレッド・ライオンに敬意を表し、このアルバムは誕生した。 あまりにも有名な「Autumn Leaves」は、ジャズ・ファンでなくとも耳にしている1曲だ。 ― Columbia 期 ― マイルス・デイヴィス 『 Kind Of Blue (1959) 』▼ マイルスといえば「モード・ジャズ」。その完成形がここにある。 この演奏手法のため、マイルス・グループを退団したばかりのピアニスト、ビル・エヴァンスを呼び戻した。 そしてマイルスはエヴァンスにこう問うた「GマイナーとAオーギュメントという2つの和音_さあ、どうする?」そして完成した永遠の名曲「Blue in Green」。 この曲ではマイルスのソロはもちろん、エヴァンスのソロは限りなく美しい。そしてジョン・コルトレーンも、わたしは最も最高なテナー・ソロだと思う。 マイルス・デイヴィス 『 Sketches Of Spain (1959)』▼ マイルスがコロンビアに移籍して先ずやりたかったこと。 それはフルオーケストラをバックにトランペットを吹く。 そしてアレンジャーはギル・エヴァンス。 ロドリーゴの名曲「Concerto De Aranjuez(アランフェス協奏曲)」の決定的名演はこのアルバムに収録されている。 マイルス・デイヴィス 『 Sorcerer (1967)』▼ マイルス・デイヴィス 『 Neffetiti (1967)』▼ ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターを獲得した第2期黄金クインテットの傑作。 2枚は姉妹盤の関係にある。ジャケを並べると。。フフフ。。 ショーターの宇宙をマイルスが舞うイメージだ。 マイルス・デイヴィス。その偉大なる足跡は、音楽の足跡とも言える。 1969年からエレクトリックを導入する訳だが、アコースティック期の彼の演奏なしには語れない。 彼の音宇宙を改めて体感してみては?
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