Buzz Jazz -ジャケットの魅力

ジャケットからでもいい!若い世代の方たちにもジャズのかっこよさを知って欲しいです!

JAZZジャケットの魅力

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郷愁

明けましておめでとうございます。

新しい年がいよいよスタートしました。
みなさま、素敵なお正月をお迎えのことでしょう。

さて、どんな1年に。。わたしは、頑張り過ぎず、夢を追い続けます!
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。

2010年1枚目は61年前の録音、哀愁のギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトをお耳にかけましょう。

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■アルバム/アーティスト■
ジャンゴロジー/ジャンゴ・ラインハルト

■楽曲リスト■
01. マイナー・スイング
02. ラ・メール
03. ブリックトップ
04. ハニー・サックル・ローズ
05. ヘヴィ・アーティラリー
06. ジャンゴロジー
07. アフター・ユーヴ・ゴーン
08. ホエア・アー・ユー・マイ・ラヴ
09. アイ・ソー・スターズ
10. ラヴァー・マン
11. メニルモンタン
12. スイング42

■パーソネル■
ジャンゴ・ラインハルト(g)、ステファーヌ・グラッペリ(vln)、ジャンノ・サフレ(p)、カルロ・ペコリ(b)、オーレリオ・デカロリス(ds)

■録音■
1949年1月、2月

■レーヴェル■
RCA

■効能■
1930年代。アメリカではディキシーランド・ジャズが華やかなりし頃。
ギターはリズムを刻む楽器、いわば日陰の存在だった。

しかしヨーロッパでは、情熱のスペインで生まれたギターはそもそも主役級。
アメリカとでは聴かれ方が違った。

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ギターリストのジャンゴ・ラインハルトはそんな時代に頭角を現したベルギー人。
家族がジプシー芸人であったらしく、幼い頃からパフォーマンスの行脚を続けていたという。

ラインハルトのギターはジプシーの影響と、生まれた町がフランスとの国境近くであったため、パリへの憧憬に溢れている。
共演する僚友ステファーヌ・グラッペリのヴァイオリンと相まって、ヨーロッパの気品に満ちた風格が漂い異国ムード満点だ。

2の「ラ・メール(Beyond The Sea [La Mer])」の名演を耳にする度、えも言われぬ郷愁におそわれる。
何ゆえこんなに物悲しいのか。。何ゆえこんなに心が平穏になるのか。。

ジャンゴのギターは、多くの人々の心を奪った。
ミュージシャンではモダン・ジャズ・クヮルテット(MJQ)の「ジャンゴ」を書いた、ジョン・ルイスもそのひとり。
MJQのリーダーである彼は、ジャンゴ・ラインハルトの魅力を、ピアノとヴィブラフォンで表現した。

ジャズ・ギターリストで、彼の名を知らぬ者はいない。すべてがジャンゴを通過、或いは超えられずにいる。
あまりに偉大なるギター奏者。何ゆえこんなに感銘を受けるのか。。

きっと、ジプシー一家であったジャンゴはフランスやアメリカの音楽に衝撃を受け、その感動を音のひとつひとつに込めたに違いない。
その貴重な恵みをわたしたちは享受し、それゆえに深い感動を覚えているのだ。

新しい年に、格調高き音の香りを心ゆくまで味わって戴きたい。

2010年がみなさまにとって幸多き年でありますよう。

■所有■
紙ジャケCD

愛する貴方へ

いよいよ、新しい年も迫ってまいりました。

今年、2009年はこのアルバムで締め括ります。

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■アルバム/アーティスト■
メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー/キース・ジャレット

■楽曲リスト■
01. 愛するポーギー
02. アイ・ガット・イット・バッド
03. ドント・エヴァー・リーヴ・ミー
04. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー
05. マイ・ワイルド・アイリッシュ・ローズ
06. ブレイム・イット・オン・マイ・ユース/メディテイション
07. サムシング・トゥ・リメンバー・ユー・バイ
08. ビー・マイ・ラヴ
09. シェナンドー
10. アイム・スルー・ウィズ・ラヴ

■パーソネル■
キース・ジャレット(p)

■録音■
1998年12月

■レーヴェル■
ECM

■効能■
11年前の年の瀬に録音された、慢性疲労症候群のため療養していたキースの復活作。
既に多くのコラムが発表されている名盤なので、耳にしたことのある方もいらっしゃるでしょう。

キースがソロ・ピアノでスタンダードを演奏したアルバムを録音したのはこれが初めてのこと。

ここには、ピアノで表現できる極限の美しさが凝縮されている。

もしあなたが心に痛みを持っているなら、1曲目の「愛するポーギー」を聴いていただきたい。
きっと、ピアノの音の粒が妙薬となるはず。

そして5曲目、まるで陽光の揺らぎをなぞるかのような「マイ・ワイルド・アイリッシュ・ローズ」に息を呑むことでしょう。

キース自らもピアノと対峙しながら、己の病魔に打ち克っていく_そんな過程を擬似体験するような感覚だ。

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愛する貴方へ想いを込めて_このアルバムを捧げたい。

■所有■
紙ケース付きCD

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ブログを始めて満2年。本年ほど充実した1年はありませんでした。
これもひとえに、ご訪問戴いたみなさまのおかげです。
叱咤激励!ご指導、ご鞭撻。。感謝に耐えません。。本当にありがとうございました m(_ _)m
来年も何卒宜しくお願い致します。

みなさまにとって幸多き新年をお迎えになられますよう、お祈り申し上げます。

Buzz Jazz × 博多もん

春でないのに春のよう

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■アルバム/アーティスト■
スタックス・オブ・サックス/ハーブ・ゲラー

■楽曲リスト■
01. ナイトメア・アリー
02. クール・デイ
03. プリンセス
04. チェンジ・パートナーズ
05. 春の如く(イット・マイト・アズ・ウェル・ビー・スプリング)

■パーソネル■
ハーブ・ゲラー(as)、ヴィクター・フェルドマン(vib)、ウォルター・ノリス(p)、リロイ・ヴィネガー(b)、アンソニー・ヴァズレイ(ds)

■録音■
1958年 Los Angeles

■レーヴェル■
Jubilee / FRESH SOUND

■効能■
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ハーブ・ゲラーは、50年代の西海岸ジャズを代表するアルト・サックス奏者だ。
チャーリー・パーカーの影響を色濃く受けた王道のバップ・スタイル。
その音色はポール・デスモンドのように優し過ぎず、アート・ペッパーのようにエモーショナル過ぎず、そして、リー・コニッツのようにアブストラクトな印象もない。
心地よく身体に響く_それがゲラーの真骨頂であろう。
クリフォード・ブラウンやクラーク・テリーなど、多くのジャズメンたちとのセッションにも参加、録音を残している。

この『Stax of Sax』は、ジュビリーに残されたゲラーの代表作だ。全5曲中、1曲目から3曲、ゲラーのオリジナルが続くことからも、彼のファンにとっては堪らない魅力であろう。

ヴィクター・フェルドマンのヴィブラフォンを加えたクヮルテット編成で、ノリに乗ったゲラーのインプロヴィゼーションが楽しめる。

1曲目のゲラーのオリジナル「Nightmare Alley」は、アルバムの冒頭を飾るに相応しいクールでホットなナンバー。
妖しい印象のヴァイブとピアノによるイントロから、徐徐にアップ・テンポへとリズムが変化する構成が憎い。
ジャケットのアートワークに印象が重なり、まるで彼女がアルトを抱えて何処へやらと消えてしまいそうだ。

瑞々しいゲラーのアルトは、疲れた身体に優しい。
派手さはないが、何度もリピートしてしまう安らぎの1枚だ。

5曲目の「It Might As Well Be Spring」
いつか出逢うであろう恋する異性を想うと、春でもないのに春のよう。
この歌詞のように、来年も新しい出逢いを信じて春の訪れを待とう。
出逢いは偶然ではなく、必然であることを胸に秘めて。

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近年のゲラー

■所有■
CD

幻との再会

今年も残り僅か。
大掃除をしながら、ジャズを聴くのも一興。
こんな1枚は如何? 年の納めに必携のアルバムかも知れない。

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■アルバム/アーティスト■
スウィーテスト・サウンド/エルジー・ビアンキ

■楽曲リスト■
01. The Sweetest Sound
02. Spring Can Really Hang You Up The Most
03. Meditation
04. Why Did I Choose You
05. Little Blues
06. Guess Who I Saw Today
07. Teach Me Tonight
08. Fallin' In Love
09. Little Bird
10. A Sleepin' Bee
11. The Shadows Of Paris
12. Fiddler On The Roof

■パーソネル■
エルジー・ビアンキ(p, vo)、シロ・ビアンキ(b)、チャーリー・アントリーニ(ds)

■録音■
1965年12月 ドイツ

■レーヴェル■
SABA

■効能■
高名な作曲家リチャード・ロジャースの「The Sweetest Sound」で幕を明けるこのアルバムは、幻のアーティスト、エルジー・ビアンキの代表作である。
幻の_ではあるが、最近再発されたのでご存知の方もいらっしゃるだろう。

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こちらが再発された、恐らくオリジナル・ジャケット。

ソフトなハスキー・ヴォイス、そして明るくスウィングするピアノ。
エルジー・ビアンキは、スイス生まれの女性弾き語りプレイヤーだ。ヴァイオリンの腕も確からしい。
ジャケットのミルキー・フェイスとは反して、アダルトなテイストで魅了する。

日本に紹介されている演奏は少なく、フル・アルバムとなるとこの1枚くらいしかないのではなかろうか。

タイトル・チューンでいきなりグッと心を掴むナチュラルな音世界。見事な演奏、演出である。
全12曲中、4曲がピアノ・トリオ、他はエルジーのヴォーカルが入る。ヴォーカル・アルバムという位置付けだが、演奏も十分に愉しませてくれる。

9曲目の「Little Bird」は、ピアニスト、ピート・ジョリーの曲。ボッサ・アレンジに仕上げたビアンキに拍手。笑顔がこぼれるような快いピアノ・トリオに心が和む。

40年以上も前の録音なのに、まったく古さを感じさせない。
むしろ、新しい。
昔親しかった友人に久々に再会を果たしたような、そんな温もりがある。

肩肘張らずに聴ける、場所、時間を選ばない1枚だ。

■所有■
デジパックCD

記憶という大空

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■アルバム/アーティスト■
ブロークン・ウィング/チェット・ベイカー

■楽曲リスト■
01. Broken Wing
02. Black Eyes
03. Oh You Crazy Moon
04. How Deep Is The Ocean
05. Blue Gilles
06. Black Eyes(alternative take)
07. How Deep Is The Ocean(alternative take)

■パーソネル■
チェット・ベイカー(tp)、フィル・マコーウィッツ(p)、ジャン・フランソワ・ジェニー・クラーク(b)、ジェフ・ブリリンガー(ds)

■録音■
1978年12月28日 パリ

■レーヴェル■
GITANES

■効能■
栄光と挫折。
チェット・ベイカーがいくつもの苦難の道を歩んだミュージシャンであることは以前にも書いた。

麻薬、傷害事件、逮捕。
いくつもの辛酸を舐めてきた男の活路は、ヨーロッパにあった。

70年代末から、チェットはトランペット1本を持ってヨーロッパをさすらう。
生活のために、彼は力の限り演奏を続けた。

そして、かつての華やかりし頃のスタイルとは全く違った、翳りのある奥深いトランペット・プレイで聴衆を魅了することになる。

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このアルバム『Broken Wing』はパリで録音されたものだ。
現地のミュージシャンをバックに、リラックスした“声”を堪能できる。

3曲目の「Oh You Crazy Moon」では、チェットのもうひとつの魅力であるヴォーカルも愉しませてくれる。
54年録音の名盤『チェット・ベイカー・シングス』に比べると、やはり歌唱力の低下は否めないが胸を打つ深い味わいは変わらない。

タイトル・チューンの枯れながらも希望を抱く音色、ウェイン・ショーター作曲の「Black Eyes」から滲み出る明るさ、そしてチェット自作による「Blue Gilles」から薫る仄かな甘さ。
すべてが、やはりチェット・ベイカーの生きた記録だ。

ブロ友の yu-yu さん、ご推薦の盤。
タイトルの朽ちた羽は、今日すっかり治癒してわたしたちの前で羽ばたいている。
いつまでも、永遠に。記憶という大空を翔るだろう。

■所有■
デジパックCD

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