最近の米国の政府機関や米国に本社を置く企業のコンピューターウィルスの被害に遭ったって話を聞かなくなった。
何故か。
従来のコンピューターウィルス対策を一気に前時代の遺物にするようなサイバーセキュリティーのソフトが出来た。
キーワードは。
””ホワイトリスティング””
米国防省(ペンタゴン)や3軍など安全保障に関る政府機関に採用されてる。
従来のサイバーセキュリティーの構造はこうだ。
PCを購入するとアンチウィルスソフトを買うか無料のソフトで済まそうとする。
アンチウィルスソフトを作る企業がPCに被害を与えるウィルスを探し出してリストアップしてアンチウィルスソフトの導入者にインストールしてコンピューターウィルスを排除する仕組みになってる。
アンチウィルスソフトには膨大なPCウィルスの【ブラックリスト】が載っており合致すると排除する仕組みなってる。
アンチウィルスソフトを作る企業が人員を365日&24時間に渡りサイバー空間を監視して新たなウィルスが見つかると【ブラックリスト】に追加される仕組みになってる。
これを【ブラックリスティング方式】と言われる方式だ。
この方式の弱点はコンピューターウィルスとの(いたちごっこ)が付きまとう。
アンチウィルスソフトを更新ソフトを配布されて安全となるが時間差があるのは当然で時間差に対してのリスクは存在する。
時間差を排除するソフトは出来ないのか ??
【ブラックリスティング方式】に対して新たな方式の概念が実用化された。
【ホワイトリスティング方式】です。
PCに悪事を働くウィルスをリストアップして排除する方式からPC若しくはOSで作動が許されるプログラムやソフトを決めておきこれ以外のソフトやプログラムは絶対に動かないようにする仕組みだ。
前もって動くプログラムやソフトが決まってれば未知のウィルスは作動しないって事。
このホワイトリスティング方式の環境下ではウィルス感染はゼロとなる。
これに目を付けた米政府は補助金を出して【ホワイトリスティング方式】を要請した。
出来た。
””Bit9 Trusut-based Security Platform””
略して Bit9。
当然ながら政府機関や防衛関連のシステムに導入された。
何年か前から民間への販売もされてる。
この【ホワイトリスティング方式】はウィルスに限らず安全なソフトも作動しない事を指摘しPCの使用範囲が制限されると言う意見も存在する。
絶対安全を取るか、ウィルス感染のリスクを受け入れるかの選択を突きつけられるって事。
残念ながら日本での発売は未定。
商社やデジタル関連企業が取り扱えばビジネスになると思うが。
Bit9の社員は新しいソフトやプログラムを検査してBit9のリストに追加してる。
ならばどうしてアンチウィルスソフトを作る企業が同様のソフトを作らないのか ?? って疑問が出る。
Bit9が普及すれば自分達の飯の食い上げになるからだ。
PCの安全性より飯にありつける方式にしがみ付いてる。
当然ながらBit9方式の開発に血道を挙げてると想像できる。
米国政府機関はPCなどのサイバー防衛も徹底してる。
特に情報機関は現地のPCを使うのは極めて危険だ。
登場するのは【スティックPC】だ。
海外のPCにスティックPCにUBS端子に接続して操作すればスティックPCの操作が出来る。
借用するのはPCのモニターだけ。
データの流失やPCの痕跡は残らない。
だが使う人員にリスクが残る。
米NSA(国家安全保障局)の仕事を請け負った民間企業従業員のエドワード・スノーデン容疑者の米国機密情報の暴露事件が出た。
翻って日本はどうか。
集団的自衛権や憲法解釈を声高に叫んでも足元を固めるのが先ではないか。
終。