この世のカラクリ

メディアが報道しないこと、報道できないことを書き綴ります。

全体表示

[ リスト ]

 数日前「アル・ゴアの真の目的は環境問題ではない」という記事を書いたとき、激しく批判したり疑問視したりするコメントが寄せられた。私はこのブログ以外にも幾つかブログを書いているのだが、開始して一週間も経たないブログにこれほどのコメントが殺到するということは初めての経験で、これにはひどく驚かされた。それだけ環境問題に対する世間の関心が高いという証拠だろう。私はもともと環境問題にそれほど強い関心を持っていたわけではなかったが、このような反響を見るにつけ、やはりこれからも環境問題には少しずつ言及していくべきではないかとの思いを強くした。
 私は先の記事でアル・ゴアを強く批判した。彼の主張には根本的におかしい部分があるからだ。それを一言でいえば、二酸化炭素を悪者と見なしているという点だ。二酸化炭素によって地球が温暖化しているので、二酸化炭素の排出をできる限り削減していかなければいけないというのだ。さらに不可解なことに、これ以上二酸化炭素を排出しないためには、原子力発電を推進していかなければならないという。これはいくらなんでも理論の飛躍としか言いようがない。
 普通に考えれば、二酸化炭素は人間にとっても地球にとっても害とはならない。一酸化炭素は確かに人間の体に強い害を及ぼすが、二酸化炭素はこの地球上にはどこにでもあるものであり、人間の体内に取り込んだからといって何ら支障を来すことはない。まして植物にとってみれば、二酸化炭素は光合成をするための重要な栄養分である。その一方で、原子力発電は完全な害である。もし万が一の事故に見舞われて、放射能が空中に漏れ出るようなことがあれば、その周囲にいた人間は必ず害を受ける。チェルノブイリがそのいい例だ。あの事故によって多くの人間が死に、動物が死に、植物が死んで、周辺地域はまさに死の町と化した。にもかかわらず、アル・ゴアは原子力を「クリーン・エネルギー」だといって世界中で原子力発電を推進してきた。お陰で、世界の原子力発電の容量は2050年までに現在の1.5倍から最大3.8倍に拡大すると予測されている。しかも、その収益は現時点でももう既に五倍にも達する見通しなのだ。
 アル・ゴアはこの功績を受けてノーベル平和賞を受賞した。私が思うに、彼がノーベル賞を受賞したのは、世界中に環境保護を訴えたためではなく、世界中に原子力発電を広めたためだ。ノーベル財団はワーレンベン家というスウェーデンの金融財閥によって運営されている。例によって、このワーレンベン家はロスチャイルド家と実に関係が深い。そして、ロスチャイルド家は世界のウランを一手に牛耳じる世界的財閥である。この流れを見ると、ウランで莫大な利益をもたらした報償としてロスチャイルド家がアル・ゴアにノーベル平和賞という名のご褒美を授けたと見てとれるのだ。
 もう一度言うが、二酸化炭素は決して害毒ではない。自然界にとってなくてはならないものだ。しかし、アル・ゴアはうまい具合にこれを地球を害する毒だといって世界中に喧伝した。その結果、世界中で二酸化炭素=悪という風潮が広まっていったが、アル・ゴアの主張は間違っているという意見が世界中で噴出している。特にイギリスでは、ゴアの映画には事実とは違う九つの誤りが含まれていると高等法院で指摘された。にもかかわらず、世界中の人々は未だに二酸化炭素=悪という幻想に惑わされつづけている。
 二酸化炭素=悪を標榜する活動家たちは、いかにも高級そうに見える数学や科学理論を持ち出し、それを複雑に絡め合わせながら素人にはさっぱり理解できない理論を展開する。おれたちはお前たち一般人が知らないことをこれだけ詳しく知っている、しかしお前たちは何も知らない、だからおれたちの言うことを信じた方がいいと言わんばかりの高圧的な態度である。そして、彼らの意見に少しでも異を唱えようものなら、頭ごなしにインチキだ、トンデモ話だと言って糾弾する。これは人々を洗脳しようとする新興宗教の教祖、もしくは金正日率いる北朝鮮と全く何の変わりもない。
 戦前の日本もまさにこのような状態だった。戦争一色に染まった日本国内で、少しでも反戦を唱えようものなら頭ごなしに国家の敵と見なされ断罪された。マスコミもまた政府に荷担するように、素人には分かりにくい国際情勢、政治理論を武器に、あれこれと複雑なことを言って反戦=悪との風潮と世論をつくりあげていった。当時は今のようにインターネットも普及していなかったので、国民は大手マスコミが垂れ流す情報以外の情報を何も知ることができず、ころりとマスコミの言うことに騙されてしまった。
 しかし、最近ではネットの普及もあって、世界には数多くの情報が氾濫している。その中で、世界中の人々を騙すのはそれほど容易なことではない。だからこそ、原子力発電で暴利を貪ろうとする者たちは、アル・ゴアという元アメリカ副大統領という肩書きを使い、素人には寝耳に水の二酸化炭素=悪という説を唱え、あれこれと高等そうに見える理論を説きながら科学に疎い人々を煙に巻いていったのである。しかも、このアル・ゴアにノーベル平和賞という名声を与えることで、彼の意見は絶対に正しいというお墨付きを与えたという用意周到ぶりである。
 よく見ると、これは世界の金融機関が「金融工学」というインチキを世界中に広めていった手口と全く同じである。彼らはいかにも高級そうに見える数学を駆使して「金融工学」という名の幻想を作り上げ、何の価値もないものを金に換える手段を世界中に広めていった。そして、この「金融工学」を世に広めていった学者たち(ミルトン・フリードマン、ハリー・マーコビッツ、マイロン・ショールズ、ポール・サミュエルソン)にもやはりノーベル経済学賞が授与されている。言うまでもないことだが、世界に「金融工学」を最も広げたがっていたのは、国際的な金融機関であり、つまりはロスチャイルド家である。彼らは「金融工学」という素人には絶対に理解できない複雑な理論で世界中の人々を騙し、世界中の富を吸い取ってボロ儲けした挙げ句、世界中の経済を破綻させていった。今や「金融工学」はただのインチキに過ぎなかったということが露呈され、全世界の人々から囂々たる非難を受けているという有様である。
 そして、ここが肝心なことだが、彼らは二酸化炭素もまた排出権取引という名のもとに一つのデリバティブ商品として取引できるようにしてしまった。二酸化炭素というただの空気に値段をつけ、それを取引させてボロ儲けしようという魂胆である。もっとも、さすがにこのインチキに騙される者は少なかった。ジョージ・ブッシュは京都議定書には調印せず、連邦議会もこれに批准しなかった。これに日本政府はひどく動揺しているが、まるで何かに脅かされるように、未だに環境保護という名のもと、排出権取引というインチキを各企業に押しつけている。もっとも、今回の世界的金融破綻によってデリバティブそのものがインチキだとばれてしまった今、この排出権取引という名のデリバティブもまたいずれ二酸化炭素=悪という理論とともにインチキだとばれる日が来ることだろう。いや、もう既に来ていると言っていいかも知れない。未だにこのインチキを信じているのは、環境保護の名によって美味しい思いをしている一部の官僚とリサイクル業者だけだからだ。それ以外の人たちは環境問題というのは何かおかしいと既に気付きつつある。

閉じる コメント(2)

顔アイコン

ご指摘の通り、書籍やネットをよく見る人の間では
かなり情報が入っていますが。
テレビしか見ないという人は、未だに信じている
のではないでしょうか?

しかも、莫大なお金が絡んでいる為、簡単には
諦めないでしょう。
しかし、彼らの誤算はネットが意外と実力を
付け始めている事です。

多少の批判はあると思います、
妨害工作等は当たり前ですw。

しかし、このまま放置しておけないと
多くの著名人の方も活動している様です。
テレビでは絶対言わないと思いますがwww。

2009/2/4(水) 午前 1:33 [ 砂大好き ]

顔アイコン

私も温暖化防止=原発の図式には、反対です。
原発をすすめるぐらいなら火力発電所を増やす方がいいとも思っています。

しかし、やはりCO2は削減すべきだと思っています。
仮に地球温暖化とCO2がなんら関連ないとしても化石燃料からの脱却は、この国にとっては必要な事です。結果としてCO2も削減できます。

それに反対派の人の言われる事が間違っていた場合、誰が責任を取れるのでしょうか?
どっかの経済学者と同じで、金融の自由化は間違いでしたと謝ってすむ問題ではないと思うのですが。

2009/2/11(水) 午後 1:17 [ 地球温暖化 ]


.
ysk
ysk
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事