おもうこと かんじること

ワークライフバランス、リーダーシップと組織変革がテーマ。

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前回の続きです。

Gawthropは、市民・住民が民主主義のプロセスにおける直接の参加者であり、行政は民主国家を促進する原動力であるべきとしています。
つまり、行政は民主主義の価値を作り上げなければいけない。そのためになすべきことは、市民を民主主義のプロセスに巻き込み、共同体としての意識、公益への意識、教養といったものを高めるようにすることである、とされています。

随分前の記事になりますが、村尾信尚氏の著作を紹介したことがあります。
その著作の中では、、「情報の公開」、「わかりやすい説明」(説明責任)、「サービスの選択」というものが、3つのキーワードとしてあげられています。
これらは、Gawthropのいうthinking government、つまり、民主主義の価値を増進させるような行政という考え方と同様であると私は思います。

我が国では、どうしてもウェーバーのような官僚制、決められたことをしっかりと遂行する執行機関としての行政、そうした考え方が根強いような気がしてなりません。
一方で、市民・住民は、お決まりのものを望んでいるのではなく、真に国のため地域の将来のために良いと考えられることをするよう、行政に期待しています。

行政は、1プレーヤーとして、主権者たる市民・住民と互恵的な関係を築き上げ、成熟した民主主義国家として前進していけるよう、努力をしなければならないと思います。
私は、この留学期間を通して、行政機関の一職員としてこのことを肝に銘じておきたいと、そう痛感するようになりました。

Gawthrop, Louis C.. 1998. The Human Side of Public Administration. 1998 Gaus Award Lecture. http://www.apsanet.org/imgtest/1998HumanSide-Gawthrop.pdf

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仰るとおり、本当に日本は官僚が一番偉くて、行政は効率が悪くサービス精神のかけらもないお役所仕事をこなすだけ・・・それが実感として常にあります。ユウスケさんの様な行政機関職員がどんどん増えてくれる事を、切に願います。

2005/9/2(金) 午後 9:52 [ Alohaha ] 返信する

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>アロハハさん、コメントありがとうございます。大半の役人は、心の底から公共のためになりたいと思い、頑張っている、まじめな人間だと思います。尊大のように見えること、効率の悪さ、サービス精神のなさは、役所の組織文化が成せるわざという側面のほうがかなり大きい、そう思っています。どんな人間でも、多少なりともサービス精神はあるものです、効率良くしたいと考えるものです。役人がおかしな人間だからというわけではないと思います。

2005/9/7(水) 午前 3:31 ysk**006 返信する

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