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参謀とは何か

さんぼう 【参謀】
[1]高級指揮官の幕僚として、軍の作戦・用兵などの一切を計画して指揮官を補佐する将校。
[2]表立った指導者・指揮者の下にいて補佐し、意志決定に際して進言・献策など重要な役
  割を果たす人。
(大辞林より)

一口に言っても、公務員と呼ばれる僕たちの仕事は、政策の企画や立案から、その執行に至るまで、非常に様々だと思いますが、特に企画立案という面に焦点を当てると、
     現状を分析し、
     可能な限りの選択肢を検討し、
     それらのメリデメを整理の上、大臣など政治家に判断材料を提供したり、進言する
という点では、まさに「参謀」的な仕事だなと、最近よく感じます。

大前研一氏の名著、「企業参謀」よろしく、政策の企画立案という面は、企業の戦略企画に通じるもの。

さて、瀬島龍三(1995)「瀬島龍三回顧録 幾山河」より、以下、引用します。

「参謀またはスタッフの心構え」

1.参謀とは重責にある将帥の補佐者である。
  「幕僚は、諸資料を整備して、将帥の策案、決心を準備し、これを実行に移す事務を処理
  し、かつ軍隊の実行を注視す。軍隊に命令を下し、これを指揮するは、指揮官のみこれを
  行い得るものにして、幕僚は指揮官の委任あるにあらざれば、軍隊を部署する権能なきこ
  とを銘心するを要す」
2.将帥は内外に対して極めて重大な責任を負い、常にその責任の重圧下にあるので、これを温かく
  補佐することで、少しでも将帥の責任の重圧を軽くし、将帥が平常心を持ってその重任を全うで
  きるように配慮すること。
3.幕僚の仕事には、常に機密・秘密事項にわたることが多いので、機・秘密保持に最新の心がけが必要

「参謀またはスタッフの業務」

1.内外にまたがる情報の収集整理で、特に実情を絶えず把握しておくことが必要
2.それに基づいて、できるだけ広い視野で、少なくとも大局を誤らないように、策案を熟慮し、
 適時それを将帥に具申または提出する。提出する場合、誰が考えても一つの策案しかない場合は
 それでいいが、ものごとには多くの場合、二つなり三つなりの対案がある。その場合は二つなり
 三つなりの策案の利害得失を整理して提出し、将帥の判断と選択の参考に資することが大事である。
3.将帥が決断を下した場合、それが速やかに、かつスムーズに実行に移されるよう、幕僚は活動
 しなければならない。同時に、実行と実行後のフォローをしなければならない。命令指示が出
 しっぱなしにならないようにすることが肝要である。


幕僚(公務員)は、将帥(大臣など)の補佐者であり、温かく支えるべきこと、そのために、内外の実情を絶えず把握し、広い視野で大局を見据え、複数の選択肢をメリデメ整理の上で企画立案、将帥(大臣など)の判断と選択を助ける、

こうした原点を見誤ってしまうと、いつしか、自分たちだけが政策を動かしているという、ある種「おこがましい」「勘違いした」役人になってしまうと、自戒をしています。
それはまた、国民から主権と託された大臣などと、それを補佐する職業公務員という関係において、民主主義そのものの重要性の理解に他ならないと思います。

読み進めると、瀬島氏が伊藤忠の業務部長(社長のスタッフ)時代に作成した、「企業におけるスタッフ勤務の参考」というものが出てくるようなので、そのときはまたメモしようと思います。

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> そのときはまたメモしようと思います。

楽しみにしています。

2008/3/11(火) 午前 1:23 kin*in*kan*on

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なかなかいけているブログですね♪また遊びにきまーす。よろしくお願いしますね♪

2008/3/12(水) 午後 4:58 [ ]

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