変見忘備録

昨今はやりの「ブログ」というものを、私もしてみようと思い立ち、「心にうつりゆくよしなし事を」書きとどめてみようと思う。

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帝銀事件

西武池袋線椎名町駅近くに長崎神社がある。古い地図には、このへん一帯は長崎村と記されている。子供の頃の秋祭りには、神輿が、山手通り(環状6号線)を長崎神社まで練り歩いた。そういえば、そのころは毎年、自衛隊のパレードが山手通りを行進していた。戦車が地響きを鳴らして目の前を通り過ぎていくのは圧巻だった。隔世の感がある。

その長崎神社のすぐ脇に「帝国銀行椎名町支店」はあった。65年前の今日。昭和23年1月26日の事、「帝銀事件」が起こった。私が生まれた年である。母は翌日、近所の人たちと現場を見に行ったと言う。

不思議な事件であった。
犯人とされた画家の平沢貞通は死刑判決を受けたが、刑は執行される事なく、刑務所で天寿を全うする事になる。歴代の法務大臣も執行命令を出せなかったということだ。いまだ終戦直後の混乱の時代とはいえ、異常な事件である。

16人もの人を自分の周りに集めて、特殊な毒薬を特殊な飲み方で飲ませて、冷静に12人を毒殺。もがき苦しむ人々を平然と見つめていたようだ。
16万円の現金と17,450円の小切手を奪っていき、あろうことか大胆にも、翌日、小切手を銀行で換金している。現在では100倍ほどの貨幣価値となるそうだ。
4名の方が奇跡的に助かったために事件の詳細が語られたのだが、もし全員が亡くなっていたとしたら、16人の死体と16個の湯飲み茶碗が転がっているだけ。犯人が使った客用の茶碗だけが見つからなかったそうだ。

いったい何のために・・・。金目当てだとしたら、やったことが大きすぎる。無差別テロである。
突飛な発想で、書くのも気が引けるのだが、半世紀も後に起きた同じ無差別テロの「サリン事件(松本、地下鉄)」と何処か共通点を感じてしまう。うまく説明は出来ないが、直感的にそう思うのだ。

・・・と、ここまで書いて、サリン事件がいつだったか調べようとしてネットで検索。ついでにあちこちのぞいていたら「contemporary navigation」というブログの「土屋正実に死刑判決 そして地下鉄サリン事件の深い闇」という記事の中に《オウムに潜入していた公安調査庁と思われる人の作った怪文書というのがあるのだが、その怪文書には、松本サリン事件は、唯一『帝銀事件』に似ていると書いてある。》と記されていた。
思わずエエッ!と声が出そうなほどだった。松本サリン事件の怪文書を書いた人間と似たようなことを考えていたことになる。私の直感も、荒唐無稽というほどでもなかったようなので、意を強くして記すことにした。

その記述に続いて《帝銀事件とは、おそらく、「ある特殊な技術を持った人達が、ある組織に加入する時に起こしたデモンストレーションである」というのが、当ブログの見解である。》と記されている。
残念ながらこれだけでは、何が言いたいのか分からない。

確か、「松本サリン事件」の後、「地下鉄サリン事件」の前、オウム真理教とサリンの結びつきを指摘する「怪文書」だったと、かすかに記憶する。その『松本サリン事件に関する一考察』なるもの、探して「考察」してみようと思う。
思いつくままに、ただ今日は何の日、と軽く書き始めたのが、意外な顛末となった。

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敗戦直後の、其のどさくさに、乗じて、シナ人か、朝鮮人の、凶悪犯罪の、1つが、帝銀の、虐殺である。

2013/1/26(土) 午前 11:32 [ 三島公武 ]

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[ 三島公武 ] 様コメントありがとうございます。
実行犯が、「シナ人か朝鮮人」の可能性はあると思いますが、その背後に、組織的な意志を感じています。

2013/1/26(土) 午後 3:55 [ アロハ・オエ ]


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