永田ゼミブログ

永田ゼミの紹介と興動館プロジェクトFLPの舞台裏を紹介します。

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先週の土曜日にRCC「Eタウン」という番組で球場跡地についての特集を観た。

まずもって,第一印象は「行政にはビジョンがない」です。

5年後,10年後に賑わいのある空間を創出して,地域を活性化しなければならないのではないでしょうか。

市側のビジョンは「平和」と「活性化」を混在させ,商工会案とコンペの2案を折衷したものです。

そこには,民意が全く反映されているようには感じません。




市民球場跡地は一体誰のもので,誰のために利用するのか,はっきりしていません。

ただ,はっきりしているのは,戦後広島の復興のシンボルとして,たる募金により民意が結集し有形化したものが「広島市民球場」だと思います。

市長が言われるように,決して閉ざされた空間ではなく違和感は全くありません。

仮に,市長が言われるような利用案で跡地が利用されることになったしてみても,折りヅル記念館を前にしてイベントをおこなって年間150万人が集まる根拠が明確ではないように思えます。

平和記念公園を設計した丹下健三氏の当初の案通りに中央公園までつながった緑ゾーンを想定しても,大きな道路2本で分断されてしまいます。

セントラルパークを真似たいという首長の思いですが,なぜ広島に必要なのでしょうか?

ニューヨークでは治安の悪化を招いている側面に目をつむり,議論されないのはなぜなんでしょうか?




結論からして,そんな性急に利用案を決定しなければならない理由はないのです。

民意を問い,10年後,50年後の広島のあり方を明確にし,市民を交えて利用策を策定する必要があると思います。

紙屋町シャレオの失敗,マリーナホップの失敗を繰り返して良いのでしょうか?




家を建てるのに,お父さんの意見だけで建設する家族はいません。

家族全員の意見を聞いて,なるべく全員の意に沿うように考えませんか?

ましてや首長たるものは,公共事業において無駄に資材を浪費することはあってはなりません。



広島市民の一人として,世界に誇れるモノ,ヒロシマとして平和を訴えるモノ,そして後世に胸を張って引き継げるモノができることを願ってやみません。

つづく

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