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広島には地方都市としては珍しく多くのプロスポーツがあります。 ご存じのように広島東洋カープは新シーズンから球場が新しくなり,新球場建設による経済波及効果への影響も多く期待されます。 簡単に言えば,「広島が活性化する」ということです。 ただ,懸念されるのは新球場にはアクセスの問題があります。 これは今後の課題であり,行政のリーダーシップによる早期解決が必要と思われます。 一方,サンフレッチェ広島は安佐南区にある「ビッグアーチ」をホームスタジアムとしています。 現状の課題としては,第一にアクセス問題です。 アストラムラインという公共交通機関を中心として,ゲーム開催時に運行されるシャトルバスがメインとなっています。マイカーは駐車場が少なく,2008年シーズンの平均観客数約11,000人でも混乱を招いており,観客動員のためには公共交通機関しかないという選択肢が狭まっています。 課題の第二は,多目的競技場であって,サッカー専用スタジアムではないことです。 これは致命的な課題です。スポーツは感動を与えるエンターテイメントであり,「空間演出」は重要であって,それにはスタジアムが欠かせません。簡単に言えば,河原でカープが試合をしていて堤防の上から観戦するのでは面白味がありません。カープの新旧球場でも新設されたように「砂かぶり席」が良い例です。臨場感を選手とともに共有することこそが,スポーツの醍醐味なのです。選手のプレーを間近で見ながら,「共に闘う」ことこそがファンの真髄です。 これらの課題を踏まえて解決策を考えるならば,「市民球場跡地」を「サッカー専用スタジアム」にすることがコスト&ベネフィットからしても最適であると思います。 現状の市民の回遊性は保たれ,中心部の商店街としても安定した「人の流れ」が生じます。 行政が懸念している「試合数が少ない」というものは,まさに行政が主張している「イベント」を通じて回遊を促せば問題はありません。 話は変わって,高校サッカーで皆実高校が見事全国制覇を成し遂げました。悲願の優勝であり,かつてのサッカー王国広島の復活でもあります。 この現状を踏まえて,将来の世代を育成しなければいけません。サッカーを身近に感じるためには,誰もが気軽にスタジアムへ足を運べる機会を設けなければなりません。 スポーツはエンターテイメントであると同時に健康増進にもつながります。健康増進は将来の社会保障費の抑制にもつながります。 「広島市民球場跡地利用」に関して,もう一度多方面から再検討する必要があると思います。まずは市民の声と首長のビジョンを討議しなければなりません。 今の段階は首長のビジョンが明確化した状況です。これからは市民の声を「本当」に聞く時期だと思います。 まさに YES WE CAN なのです。 つづく
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2009年02月16日
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