|
もしこの被害状況が更に進めば、汚染の範囲は広がりそうです。
しかし、今どうなっているのかよく分からないので、長くお付き合いさせていただいているプロデューサーの増永さんから頂いた情報を載せておきます。
掲題の件について、すでに情報をお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、マスメディア等ではなかなか肝心な事が伝わってきません。
関心のある方がいらっしゃれば、以下のサイトをご覧下さい。
なお、BCCで送信させて頂きました。
“三月一三日午前10;20双葉町役場玄関付近で放射線を計測。三台の機器を使用。すべての測定器が振り切れた。”
メルトダウンしたあとの汚染なんて考えたくはありませんが、
これから、原発のことを注視していきましょう。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2011年03月17日
全1ページ
[1]
|
この度の災害は2次、3次の災害を超えたドミノ災害となった。
大地震に始まり、それによる2次災害で津波に襲われ、それによる3次災害で火災発生と原発緊急停止、発電停止によるライフラインの切断、そしてそこからくる産業の麻痺。
また、この災害ドミノは津波の時点で被害は多岐に拡散し、道路の寸断や瓦礫により救助は難航し、通信網も死んでいるために確認の遅れを招き死者の数を増やし続けている。
原発の安全に不可欠な水は電力によって供給されるが、それも死んで、水がコントロール出来なくなった時点で深刻な事故に発展した。
今、東電のホームページに書かれている―――
「起こりえないような大きな地震を想定し設計しています」
「最大級の津波を評価し、安全性を確認しています」
は、
「まさかこんな大きなのが来るとは思わなかった」
で済ますことができるのだろうか。
結局、職員が目を離した隙に海水注入ポンプが燃料切れを起こし、それに気がつかない間に原子炉が空焚き状態になった人為的ミスが今の事態を招いている。
「こんなことは初めてのことだから」
と擁護する人はいるものの、動燃が今まで安全を謳っていた原発は、そんな「初めてのことだから」が絶対に通用しないものだとは思わなかったのだろうか。
今までいろんなことを隠蔽してきた歴史を持つ東電は、
「パニックをひきおこさせないために」
と今までは言えたかもしれないが、今回ほど言葉が見つからない事故もないだろう。
今、命をかえりみずに作業にあたっている職員は、誰の責任をとらされているのかと考えてしまう。
この度のことで思い出したことがある。
動燃が安全をPRするために作った「原子力発電推進ビデオ」があった。
それはアニメで、プルトくんという可愛いキャラが出てきてプルトニウムの安全を訴えたものだった。
その中で、
「海に廃棄しても重くて下に沈むので問題はありません」
「プルトニウムは飲んでもすべて排出されるのです」
「原子力発電と原爆を結び付けたい団体がいるのです」
と連なる過激な言葉は民主化の進んでいない国の政治プロパガンダのようである。
子どもやお年寄りをオルグするための分かりやすさが怖い。
中でも、「プルトニウムは飲んでもすべて排出されるから安全」の部分は、アメリカのエネルギー省が問題にした。
外国の高官が日本のビデオにクレームをつけるくらいに酷いものだった。
なぜなら、可愛いキャラのプルトくんが、プルトニウムを子どもに飲ませる場面があったからだ。
曲解と拡大解釈で情報操作した内容で悪質。
確かに消化器からの吸収に限れば、尿となって排出されるので、これも言えなくは無い。
しかし、呼吸器で吸引すると、尿として出ず肺に残るので、そこで癌を発生する。
この部分はあえて言わず、消化器限定で語られている。
こんなトリックビデオをばら撒いた動燃の責任は重いと思うが、この問題が取り上げられ審議された時、
このビデオ製作したサイドの者は
「飲んでも大丈夫なのは本当のことだ」
と強く何度も言い続けた。
しかし、
「じゃあ、あんた飲んでみろ」
と言われると、その人は黙った。
「飲めるのかよ、飲めるんだろ」
と言われると、声は小さくなり、
「飲めない…」
原発が安全と謳う動燃や東電の論とはこのようなものだ。
上からの命令で、いろんな理論を駆使して安全と大丈夫を繰り返しても、「あんた飲んでみろ」一言でひっくり返るモロイものだったのだ。
原発事故の報道で、そんなことを思い出した。
|
全1ページ
[1]



