森に親しむ談話室

森と人をつなぎ、人と人をつなぐ、森に親しむための談話室です。運営は、「森に親しむ研究所」です。

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やっと、雨です。
雨は、気持ちをやわらげてくれます。
今も雨だれの音は続いています。一昨年のこの季節、美しい川のある町を何回か訪れたときのことが思い出されます。今、思えばこのブログの[連載2]をはじめるキッカケの旅でした。

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さて、珍しく3日続きの出張です。

今日(昨日)は、午後から、日本一の火力発電所と、その燃料保管所を訪問しました。
とは言っても、東京電力ではありません。バイオマス火力発電所として日本最大のI社です。

木質バイオマスを主燃料とし、RPFを加えて燃やします。
RPFとは、リサイクルできなくなった廃プラスチックと古紙を固めたペレット状の燃料です。

当研究所をはじめ4人で訪れましたが、最高スタッフで迎えていただきました。

まず、ここの代表取締役のO氏をはじめ配下のエンジニアの方々に長時間にわたり懇切な説明をしていただきました。
1ヶ月ほど前に、秋篠宮殿下も見学されたときよりVIP待遇?
産業廃棄物の処理業の開拓者であり、この業界の地位向上に尽くしているM氏にもわざわざお出でいただきました。

化石燃料によらない、太陽や風やバイオマスにより発電、売電する電力は、グリーン電力と呼ばれます。

現在、調整運転中バイオマス発電所です。
5月から連続運転されており、問題がなければ7月中まで連続運転され、信頼性を確認し、最終点検を経て、秋に商業運転開始の予定です。約10ヶ月予定より遅れているとのことですが、多くの企業が協力しており、これまでの努力に敬意を表します。


主燃料は建設廃材のチップ。

年間35万トン分のCO2換算の、温室効果ガス削減効果に相当するとのことです。

昨年秋から調整運転をしていましたが、予測できないトラブルが続き、多くの課題を克服し、現在、最終段階の調整運転中です。

発電能力は5万kw/hで、日本最大のバイオマス発電所になります。
電力は、東京電力に売電されます。


イメージ 1

モニターで見る、燃料受け入れ施設です。
1台の14トン積のトラックで、50〜60m3の木チップが搬入され、24時間休みなく燃やし続けられます。

イメージ 2

高さ45mのボイラー


今回、当「森に親しむ研究所」が訪問したのは、視察ではなく仕事そのものです。
森林整備に伴う、林地残材の利活用の可能性についての検討です。
建設廃材ではなく、森林整備につながる木質バイオマスのカスケード利用のシステムへの新たな取組みです。

サンブスギ被害材や放置竹林の拡大防止についての取り組みなどで排出される木質バイオマスについて、いろいろな切り口で説明させていただきました。

イメージ 3

蒸気タービンで発電されます

イメージ 4

車で2〜30分の、アクアラインに近い、別の場所にある燃料保管所も、木チップとRFPの貯蔵所としては、日本最大のもので、20社以上の中間処理会社の共同出資によるJ社が運営しています。
質の良い電力を発電するため、安定した燃料の確保が必要です。

J社の代表取締役に就任したH氏は、NPO法人全国木材資源リサイクル協会会長、関東木材資源リサイクル協会の理事長であり、日本における木質バイオマス資源活用の仕掛け人です。
木質バイオマス活用について、話題は多岐にわたり、あっという間に、夕方5時を過ぎてしまいました。

当研究所の提案に協力していただけるかどうか。
いずれにしろ、継続的なお付き合いをしたいと考えています。

報告書をまとめてからもどり、ブログを書いていたらこの時間になってしまいました。

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