森に親しむ談話室

森と人をつなぎ、人と人をつなぐ、森に親しむための談話室です。運営は、「森に親しむ研究所」です。

海岸林は面白い!

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富津岬からの富士山

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昨夜来の強い風のおかげで空気が澄み、富士山がくっきりと見られました。
関東地方では、たくさんの人たちが、富士山にカメラを向けたことでしょう。

写真は、東京湾に突き出た富津岬先端の展望台で撮影した本日の富士山です。
今日の更新は、以上です。

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写真は、房総半島の南部、館山市の沖ノ島です。
磯根が発達し、近くの海底には北限の珊瑚があることで有名です。
植物にも、大形シダなどの北限植物があります。

この地域は、関東大震災のとき隆起し、島が陸続きになりました。
100年近い年月が経過し、海に向かって森がせり出し、海と森が拮抗している姿が観察できます。

結果として、この森は最も潮風害に強い樹種により構成されています。
房総半島の極相林をつくるスダジイ(シイノキ)は、1本も見当たりません。

常緑広葉樹では、トベラ、ツルグミ、ボウシュウマサキ、ヤブニッケイ、タブノキ、落葉広葉樹では、アカメガシワ、エノキ、ムクノキ、イヌビワが潮風に強い樹木であることがわかります。

ヤブニッケイの花が咲いていました。

それにしても、イソギクは強い。最前線に出ています。
900年以上昔に創建された宇賀明神の背後のタブノキ(一番下の写真)が、この島最大の樹木です。

海にせり出す、本日の森林の状況の報告です。

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今回は、海岸の防風柵の話題です。

写真は、当研究所が、提案、計画、設計、施工管理した、侵食防止の土塁のカゴ被覆工と岬の海岸防災林を守るための防風柵で、傷んだ金属製の防風工を撤去して改修したものです。

先日完成したばかりのもので、地元のスギ間伐材を使用しています。

東京湾に突き出た、富津岬の南側の海岸は、侵食が継続しています。
北側の東京湾で、戦後、埋め立てが進められ潮流が弱くなったため、岬が北に移動しているためです。

土塁被覆工は、砂浜の中に3分の2が埋まっています。
防風柵は、延長186mにわたって設置しました。

従来のコンクリート防潮護岸工と金属製の防風ネットを組み合わせたものの改良を図ったものです。
全体として、景観性の向上のほか、経費は締めて4300万円、従来型より3割程度安く、かつ、間伐材の使用により維持管理を含めて低エネルギー仕様となっています。

本日のブログ更新は、以上です。

霧の東京湾と海岸林

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昨日の日曜も、仕事で房総半島の富津岬へ行きました。

雨の中、岬先端の展望台から見た第一海堡、第二海堡(上の写真左奥にかすかに見える)です。明治時代、まだ、飛行機が発明されていない時代に、首都防衛の要塞として計画建設されたものです。
現在、立ち入りは禁止されています。

ちなみに、第三海堡は、完成後すぐに関東大震災で崩壊し、現在、その残骸を撤去中で、平成19年度に
撤去完了予定とのことです。

3枚目の写真は、展望台から見た、富津海岸保安林。この森林を造成するのに昭和28年以来、約50年を要しました。まん中の道路は、かつて軍事用の鉄道があり、第一海堡への物資輸送路でした。

一番下の写真は、上空から撮影した第一海堡です。写真は借り物です。

仕事が建て込んでいて、ブログの更新は以上の写真のみです。
今後も、忙しくなると、当研究所がもっとも得意とする海岸林関係の話が多くなります。

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 「森林と人との関わりの系譜」の連載は、お休みです。
 今回は、海岸の「砂草」の話です。

 昨日の土曜日、仕事で海岸の現場に行きました。フィールドに出れば、どんなときでも、何かが見つかり、元気づけられます。

 ・上の写真は、昨日の浦賀水道(東京湾の外海)です。
 ・中の写真は、イソギク。一生懸命咲いていました。
 ・下の写真は、イネ科ですが、ハマニンニクと呼ばれています。

 イソギクは、関東・東海地方の海岸に生え、ハナイソギク、シオギクなど類縁種もあり、四国南部にはいろいろな変種もあるようです。(牧野富太郎博士のせいかも・・)

 ハマニンニクは、海岸林に関係の深い植物です。
関東北部(茨城)の太平洋側、中部以北の日本海側に自生するとされますが、海岸林造成で用いる代表的な「砂草(サソウ)」です。
 
 「砂草」とは、海岸林の海側前面に造成する砂丘の表面に植栽する、草本類のことです。
 海岸砂地のような厳しい環境では、いきなりクロマツなどの樹木を植えることはできませんので、まず、海側に砂丘をつくり、その表面に草本類を植えます。クロマツは、砂丘の後ろに静砂垣をつくりその中に植えるのです。
 ハマニンニクは、地下茎が発達し、砂を固定する海岸におけるパイオニア植物の代表で、好んで、他の植物が生えない最前線に出ます。
 砂がある程度固定されると、いつの間にかコウボウムギやハマヒルガオ、オニシバなどの、他の植物に変わっています。

 海岸防災林造成では、人工砂丘の固定のため、竹編柵・粗朶立て・伏せワラ・留め縄・25cm間隔にハマニンニク植栽を行います。ハマニンニクは、戦後、各地の海岸に植えられてきました。

 最近は、遺伝子撹乱の問題もあり、安易に他地域の植物を移動することは、注意しなければならなくなりましたが、具体的にはどうすれば良いか、できることからはじめることと、全国各地域ごとの調査データの蓄積にも早急にとりかからなければなければなりません。

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