森に親しむ談話室

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「森に親しむ研究所」の樹木たち

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マツの短枝と鱗片葉

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「森に親しむ研究所」の種から育てた樹木たち 第23回です。

アカマツの葉の付け根部分の写真です。
上の写真は、昨年の枝。
下の写真は、今年の枝です。

マツの2本の針葉の付け根は、長さ1mm程度の短枝になっています。
短枝と葉との間には、冬芽を被っていた鱗片が残っており、昨年のものにも色が黒っぽくなって残っています。

マツの針葉は、固く丈夫なのに、強風などで付け根から簡単に折れないのは、この根元にずっと着いている鱗片による、フレキシブルな構造によっているのだと思います。
鱗片というのは、単に冬芽を守って、その役目を終えてしまうものだけではないようです。

今年の針葉が、5月も末になって、ようやく一斉に伸び出すのも面白いと思います。(下の写真)
でも、常緑樹には、よくあるパターンかもしれません。
2枚目の写真の先端に雌花、下の写真には雄花が見られます。

(前回、文章に間違いがあり訂正しました)

5月の樹木たち

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当「森に親しむ研究所」種から育てた樹木たち、連載22回目です。

狭い敷地にある、約50種のうち、針葉樹は、これ1本です。
(種から育てた、早池峰山のアカエゾマツも、春日大社のナギもいつの間にか枯れてしまいました)

この、アカマツは、どこからか飛んできた種が芽を出したものが、今、ぐんぐん伸びています。

アカマツかクロマツかの見分け方は、芽の先端部を見て赤ければアカマツ、白ければクロマツです。
一年中、また、幼樹でも、簡単に見分けられます。

他の樹木たちは、3月から、しだいに芽を膨らませ葉を広げているのに、アカマツは、6月が近づいても、まだ針葉の形を成していません。写真の様子は、鱗片葉から新葉が顔を出した状態です。

針葉は今年の枝が伸びきってから、長さ2mmほどの短枝の先端部に付くのですが、鱗片葉と短枝の様子がどう変化するか、意外と見逃していると思います。(つづく)

(・・・文章がおかしかったので、訂正しました)

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当「森に親しむ研究所」の樹木たち(連載20回目)です。

入口の両側に、カラタネオガタマが植えられています。
オガタマとは招霊の意味で、古来神事に欠かせない木です。

カラタネオガタマは中国原産で、強い甘い香りで虫たちを集めます。
ホオノキと同じ、モクレン科です。

在来種のオガタマノキは葉がやや長細く先が幅広くて尖っていること、高木になること、花は3月頃に咲くことなどが、カラタネオガタマと異なりますが、良く似ています。

モクレン科が原始的な被子植物であることは、その花柱や実が裸子植物のソテツに似ていることからもわかります。
ホオノキの説明にも記載しましたが、雌しべも雄しべも葉のような形をしていて、葉と同様にらせん形に並んでいることも特徴です。

オガタマノキ属には、熱帯・亜熱帯を中心に世界で45種知られているとされていますが、日本ではオガタマノキ1種のみで、常緑のモクレンの仲間では、北限の種となっています。関東以西に分布しています。

これ以北のモクレン科は、落葉性になります。コブシ、シデコブシ、タムシバなど近縁種が日本にあること、ホオノキが北海道や南千島まで分布していることも考えあわせると、モクレン科の樹木が今なお活力のある種であることが推察されます。

形態が原始的であっても、環境に適応して種を変遷させる力は、生命の根源的な力の強さなのかも知れません。

5月の樹木たち

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当「森に親しむ研究所」の種から育てた樹木たち、連載19回目です。

ホオノキは、九州から北海道、南千島に自生する、日本特産種とされています。
分布域の広いことから、この木にはいろいろな秘密があるはずです。

モクレン科モクレン属であり、被子植物ではもっとも原始的な形態を残しているといわれるのは、その花の形からです。

花弁や雄しべ、雌しべは、葉が分化したものですが、原始的なものほど形態や機能が単純で、形も葉の形に近いものといえます。

ホオノキの花弁は、鱗片のような形で単純です。
花の真ん中に集中している、雌しべも雄しべも一つ一つが葉のような単純な形をしていています。

特に、雌しべの形が極めて単純です。

ホオノキの花は3日ほどで終わってしまうようです。
花の咲く時期は花によって多少ずれているようです。

1日目はツボミ咲きの状態で、よく分かりませんが、とても短い時間ですが重要で、この時期は、雌しべだけが反り返って受粉期にあるようです。香りは、この時期に強いようです。

5月10日掲載のいちばん下の写真が、「ツボミ咲き」の状態に近いようです。
本日の、一番上の写真は、雨天でもあることから一旦閉じている状態です。
一度閉じても濃い紫色の「ガク」は完全に開いています。

再度開いたときには、雄しべは熟し、花粉と一緒にたくさんのハナバチたちの餌になってすぐに散らばってしまいます。
このときは、すべての雌しべは、すべて閉じられています。(つづく)

5月の樹木たち

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当「森に親しむ研究所」の種から育てた樹木たち(連載18回目です)

写真は、種から育てたホオノキの花ですが、種を撒いてから今年で17年目、はじめて白い花をつけました!
望遠レンズでの「ものぐさ観察会」、今朝の様子です。

ホオノキの花は、日本の植物では最大の花を咲かせます。

この大きな花はいつからどのように準備されているのでしょうか?
なぜ、ホオノキが大きな花をつけるのでしょうか?、大きな花のメリットは?
ホオノキの花の特徴は?

5月になって、花の色は、春の黄色から白に変化しています。
季節は、確実に進み、ホオノキだけでなく、ウツギ、カマツカ、トネリコの仲間など白い花の季節になっています。

春の黄色の一群の花の季節から初夏の白色の花の季節への移り変わりは、ヨーロッパやアメリカなどの外国でも同様なのでしょうか?

ホオノキを見ながら、いろいろ疑問が湧きます。


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