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一月も20日頃になると、あれこれ続いた正月祝いも終わりとなりなります。また、何時ものあわただしい日常が戻りました。
夜具地の整理をしながら、今年の活動についていろいろ考えましたてみました。まず保存に力を入れることです。こんな話を大勢の人から聞きました。始末に困って、燃した、廃品回収に出した、ゴミに出したなど沢山の夜具地が処分されています。この小さい町に、800軒の機屋とその関連の業者や商店、そこで働く人たちによって、町は大きく膨らんでいました。時代が変わり、夜具地は他の物にとって代わりました。在庫や収蔵だけでなく、家庭用夜具として使っていたものも残りました。
物があふれ、生活様式が変わり、布団は家庭で作るのではなく、出来上がっているのを買う生活になりました。昭和40年代になると、殆どの機屋は、転業や廃業したということです。売れなくなり、必要のない沢山の夜具地が処分されたのは、止むを得ないことだったのかもしれません。でもこれからは大事に保存される夜具地にしたいと思っています。夜具地の良さが少しづつ見直されているように思います。伝統工芸として、織や染めの技術を凝らした織物として見て欲しいと思います。
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