もぐもぐの部屋(天変人語)

人生で独立を目指す、すべてのひとへ

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立て続けにブログ更新ですよ!!(キリッ)

こちらもクライミング関係で、先日Rock&Snow編集部主催の「アルパインクライマー増本亮によるカラコラム・K7南西峰登頂報告会」にお邪魔してきましたので、そちらもご報告なのです。

こっちのブログでは、今までジムとかセッションとかW杯とか、割とフリー・クライミング系の記事が多かったので、どうやら今回が初のアルパイン・クライミング系の記事になりますかね…。

(※ウチの漫画でいうと現在、主人公のダン達がやってるのがフリー(スポーツ)クライミングとかボルダリングの分類で、ダンが憧れている黒鉄というキャラクターが、このアルパインをやっている凄いクライマーという設定


フリー・クライミングは、確保用ロープやシューズ以外の道具を使わずに、身一つで乾いた岩壁を登るスタイル。いわゆる競技としてのスポーツ・クライミングはこっちに含まれます。

一方、アルパイン・クライミングの定義は、大まかですが、ロープや靴以外にもアイゼンやアックス等の登攀のための道具を使用しつつ、雪や氷、岩などが混ざった壁を、山の頂上目指して登るスタイル、という感じでしょうか。
いわゆる高所登山、ヨーロッパアルプスやヒマラヤ、パタゴニアなどで行われる冒険的な山登りのイメージです。
(競技という側面はあまり無く、どちらかと言えば「どう登るか?」という、自己表現的な意味ではアートに近い?)

そして今回、『CLIMBING-net』さん初のリアルイベントとなった「カラコラムK7南西峰」初登頂報告会」では、気鋭の日本人現役若手アルパイン・クライマー自身による現代の登山シーンの話が伺えるということで、原稿に追われている身にも拘らず、ついワクワクを抑えられずに個人的に応募してしまったという…(あっ原稿も頑張ります!汗)

会場ではスライド上映しつつトークという形式だったので、肝心のところはあまり写真が無いのですが(惜)、ともかく報告ブログ始めましょう。


(※このエントリの最初にもリンクありますが、増本さんの詳しいプロフィール等はこちらのサイトからどうぞ。今回のバダルピーク登頂やヒマラヤ登山についてのもっと詳細な記述もありますので、専門情報をお求めの方は是非、一度ご覧になってみて下さい。はっきり言って当ブログは一般の読者様への入門編レベルです…汗)


以下、写真は3/5の都内某所です。


会場の山と渓谷社さんが引っ越したビルの近くでは、あの有名なドラ○もんが工事中。。

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会場に入りました。夜の開始ですが、この時点で結構な人数が来ています。
皆さん、ある程度は登山とかクライミングをされてる感じなのかな?

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スライドに本日のトークイベントのテーマが。
「Rock&Snow」は、山と渓谷社が発行しているハードコアなクライミング専門雑誌です。

カラコルムは地名。K7は山の、○○ピークとかはそれを構成する頂上の名前、でいいのかな(汗)

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机の上に資料が配布されてます。ちなみにこれは
今度出る新刊のタイトルだそうで。渋い…!

写真は、世界の8000メートル峰全14座の名前と、山のデータ。

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本日のトークイベントの主役である増本亮さんがいます!
みんなから話しかけられる人気っぷりで、自分はお話する機会がなかったですが…(惜)

凄いクライマーの人って、意外と大きくないというか普通体型(に見える)が多いんですよね。
(逆にあんまり筋肉ムキムキだと、身体が重くなり過ぎて高所に向かないせい?)

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そして会場入ってすぐの所には、増本さんが実際に山で使用されている
アルパイン・クライミングのギアが並べて展示されていて、存在感を放ってます!

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カラコルムは意外と寒くない?そうで、思ってたよりはかなり薄手の防寒装備ですね。

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向かって右側が行動食と呼ばれる登山中に口に入れる「おやつ」的な食糧。
左側はテント泊の時にお湯で戻して食べる「ご飯」的な位置づけの食糧、という感じ。

柿ピーとかあるのが日本人らしくていいですね〜。

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このあたりは装備を入れるザックと、登攀用のクライミング・ギア類。

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最近のヘルメットってほんとに軽そうなんですね。
隙間も開いてるし、ちょっと自転車用のにも似てる?

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これもちょっと意外だったクライミング・シューズ。
ヒマラヤとかパタゴニアとかって、ビシーッと氷!雪!の世界で、こういう薄手のシューズは
出番ないかと思ってましたが、これが活躍するシーンも少なくなかったそうで。

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使いこまれててカッコいいですね…後ろに消えかかった「刀」の文字が。

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雪山登山に欠かせないアイゼン。この先端の尖ったツメと、アイス・バイル等を
氷壁に突き刺して、岩・雪・氷の混ざった(ミックス)壁を登ります。迫力…!

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確保用のハーネス(腰に付けるベルト)と、ナチュラル・プロテクションという種類のギア類。
ドリルで穴を開けたりして岩壁を傷めずに、割れ目等を利用し壁に支点を作る。

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えーと、手前のネジみたいなのは、今もスクリュー・ハーケンでいいのかな?
クライミング用語って歴史的に英語とか独語とか仏語とかが、ちゃんぽんなんですよね…。
これも確保の支点用に、文字通りボルトみたいにがっちり氷に埋め込んで使う。

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これも、アイス・バイルと呼ぶのかアイス・アックスと呼ぶのか…(汗)
(いわゆるピッケルは、もっと柄がまっすぐな長めのやつだと思うんですよ)

両手に持ったこのバイルと、両足のモノポイントの爪をガンガン氷壁にぶっ刺して
そのたった四つの接点に全体重を預け、高度数千メートルの垂直に近い壁を登って行く。

想像しただけでもう、ブルブルというか、ぞくぞくしちゃいますね!!(震)

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使いこまれて細かい傷だらけの表面が、ホントに「命を預ける道具」感というか…!(奮)
こういうのを間近に見られる機会って、とても貴重だと思います!

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ここでイベント始まります。まずは司会のロクスノ編集長、萩原さんからご挨拶。

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萩原さん御自身も、7000メートル峰で初登頂とかされているバリバリの山屋さんです。
ピオレドールという山の権威ある賞のアジア審査委員長もされたことがあるそう!(驚)

増本さんもピオレドール・アジアのゴールデンクライミングブーツ賞を受賞されています。

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ここでようやくマイクが本日の主役、増本亮さんに。

一昔前の「山男」っていう武骨なイメージはあんまりなく、すごく最近の若者っぽく見えます。
というかホントに笑顔が大変いい好青年で、どこに困難な山に挑む闘志が…とか
うっかり思ってしまいますが、とにかく登ってる写真も、いつも笑顔で楽しそうなんですね。
トークもちゃんと聞く人を意識して笑いを取り交ぜてて、凄くお上手ですし。

…クライマーも、時代は変わっていると言うことか…(しみじみ)
あ、あと漫画で描きたくなるような素敵まゆげですよね!

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↓スライドに入ります。これがアルパインで登る「(岩・雪・氷の)ミックス」壁。
海外のどこだろう?って眺めですが、確かこれ日本国内だそうです。

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↓このどでかい氷瀑も日本国内のあんま有名でない所だそうで。

真ん中より上にちっちゃく人影があるの見えますかね…?(震)
こういう所も、さっきのアイス・バイルとアイゼンで登っちゃうわけです。
す、すげー!!(汗)

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面白かったのが、増本さんに「高所で眠れない時は何を考えてますか?」という質問したら
「その日に登ったところを、また一から思い返したりしますかね…」と真顔で答えて
いらしたのが、なんとも言えず微笑ましかったです(笑)
(漫画家とかが仕事の息抜きに、また漫画を描いてるみたいなアレですかね?)


繰り返し、「日本の山でやっていたことが、そのまま海外の山にも繋がっている」と
トークの中で増本さんが仰ってたことが強く印象に残りました。

日本国内の山は、高度的にはヒマラヤとかヨーロッパアルプスと比べても高い方
とは言えないけれど、バリエーションに富んだ内容で、そこで鍛えられると
海外に出て行ってもあらゆる場面に対応する力がついている…みたいなお話でした。

こういうことは、確か他の日本人クライマーの方も何人か仰ってた気がします。


…って、すいません!!
この後は本人がトークとスライドに夢中になってたので写真ありません!(土下座)

かろうじて最後に一枚。。(汗)

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それからお話、今回クライミング中に増本さん達は目標を変更されてるんですが。
…何せ「人類未踏」の壁を登ってるわけですから、事前にルートの情報がほとんどなく。
ここ行けそうだ!と思って登り始めたら、意外と厳しい状況だったので、じゃあこっち行こうか的な。

でも、それが不思議と悲壮感とかじゃなく、とても「前向き」な印象を与えるんですよ。
スライドで観るご本人達の姿が、笑顔しかないせいかも知れないんですが。

こういうのって、我々の一般社会の仕事とかにも通じるよなぁ…と。
プロジェクトとか、計画した通りに最初から最後まで上手く運ぶことなんて滅多にないし。
それでも与えられた状況の中で最善の選択をし、やったことの収支をプラスにして、次に繋げる。

常に冷静で、柔軟。どんなにシビアな局面でも、ちゃんと楽しむことも忘れない。

なんか、世間の人が「山」に抱くイメージって、いまだに
「刻苦勉励」というか、「艱難辛苦」というか…
「我々は耐え難きを耐えて最高峰を征服したぞ!」みたいな。

でも、最先端のクライマー達は、とっくにもうそんな感じじゃないんですね。
彼らは、アルプスも、ヒマラヤも、カラコルムも、パタゴニアも、みんな楽しんでる。
河原で大きな岩を見つけてはボルダリングする感覚で、「人類未踏の壁」を探しては登りに行く。
そこに、最も美しい「自分らしいライン」を刻むために。

あ〜なんか、やっぱりクライマーって、カッコいいなぁ。。
と、イベント終わって帰りの電車に急ぎながら、つくづくそう思いました!



今回のようなイベントは、主催のクライミング・ネットさんとしても初の試みだったそうですが、大変勉強になりましたし、普通に面白かったです!

唯一、注文を付けるとすれば、開始時間とか色々なんか敷居が高そう?で、あまり若い人が来やすい雰囲気ではなかった気がするので、もうちょっと(せめて大学生以下?)若い人も、現役の凄い人達からこういういいお話を聞いて、オレも世界でなんか凄いことやるぞ!と発奮できる機会を作って頂けると良いのかな〜、とか。。
そんなことをボンヤリ感じてました。
(あとトークイベントの内容、電書化して販売とかしないですかね??)

…まあでも、まだ第一回目だとすれば、これからですよね。これから。
これからも、どんどん意欲ある凄いクライマーが日本から世界に飛び出したり、持ち帰ったりするのを期待して。

それでは最後になりますが、今回もブログ執筆にあたりご協力頂いた関係者の皆様、有り難うございました。



(※このエントリの最初にもリンクありますが、増本さんの詳しいプロフィール等はこちらのサイトからどうぞ。今回のバダルピーク登頂やヒマラヤ登山についてのもっと詳細な記述もありますので、専門情報をお求めの方は是非、一度ご覧になってみて下さい。はっきり言って当ブログは一般の読者様への入門編レベルです…汗)



ブログを読まれた後は、こちらもどうぞ宜しくお願い致します!(拝)
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