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■ 高村薫 - 土の記 -


 高村薫さんの「土の記」
 
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 高村薫さんと言えば『レディージョーカー』
  『マークス の山』と言った本を読んでいた私は
  この新作を手にして、驚きました。

 主人公「伊佐夫」は電機会社のシャープをリタイアし
  奈良県の宇陀で田畑を耕し余生を送っている72歳の男性。
  妻「昭代」の生家に入婿として暮らし、生き、そして
  老いていく様子が書かれています。
 
  棚田が広がり森がある里山で、主人公が米づくりに真摯に
  向きあう日々や茶畑の世話などに勤しむ姿が何とも愛しい。
 (営々として生きることの尊さに畏敬を感じ胸が熱くなりました)
 
  16年前にダンプに轢かれた妻。その妻を介護し
  その妻が亡くなると、色んな場面で妻との幻想や
  過酷の記憶が断片的に浮かんでは消えていく様子が
  少しエロチックに書かれている。
 
  共同作業や冠婚葬祭などを通じての近所付き合いや
  遠く米国で暮らす娘や孫のことを心配する親の複雑な心境も
  織り込まれ、物語に引き込みます。
 
  また、ひょんな事から世話することになったプードル犬と
  花子と名付けたナマズとの出会いと餌取り、そして妻昭代の
  妹の久代との大人の付き合いにも期待感を持たせる巧さも。。
 
 最後は晩夏に大規模な土石流が発生し・・the end。
 
 
 とても読ませる本、期待が無かった分感動も深かった〜〜デス
 

最近、原田マハさんの本を4冊読みました。
 
今日はその中の「デトロイト美術館の奇跡」です。
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原田マハさんのアートシリーズの一番最初に読んだ本です。

2013年に財政破綻したアメリカ・デトロイト市
デトロイト美術館の危機と再生の物語。。
 
財政破綻したデトロイト市は手っ取り早く財源を確保するため
デトロイト美術館にある作品を売却しようと・・。
 
しかし「セザンヌ夫人の肖像」を軸にアートを愛する人たちが
『絵は友だちと』との熱い想いの寄付が、市の財政を救うのです。
 
一個人の寄付が、財団の寄付にまで波及し、美術館を独立法人とし
市への財政貢献へと繋がるのです。
 
とても上手くまとめてあり、絵に対する情熱が伝わってきます。
 
 
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 副題 - 安倍・清原・藤原三代を支えた母たち - とあり
  平林たい子さん、永井路子さん瀬戸内寂聴(晴美)さん達が
  描かれた流れの小説か・・と。。
 
 安部氏一族から受け継がれる藤原清衡、基衡、秀衡の血脈が
  書かれた本です。
 
代・藤原清衡
  戦乱を制した清衡は、陸奥の棟梁であった安倍氏の血を引いていたため
  信望厚く、奥六郡を支配下に・・

  朝廷や藤原摂関家に砂金や馬などの献上品や貢物を欠かさず
  都との関係を結び、それを深めるため藤原姓を名乗って栄華を極める。

  清衡が、先ず平泉に仏寺を建立した目的は
  前九年と後三年の役で戦死した兵の霊を慰めるためで
  長期の歳月を掛けて中尊寺世界遺産)大伽藍を造営。

  その清衡を支えたのが母(有加一の前)と妻(倭加の前)で忍の人

 
代・藤原基衡
  基衡は陸奥領主となり奥州藤原時代では最も安定し、栄華を誇った時代。

  基衡は毛越寺(世界遺産)を建立し、基衡の妻も「観自在王院」を建立。
 (毛越寺や観自在王院は残っていないが庭園だけは当時のまま残っている)

  その基衡を支えた妻(萩の前)は良き理解者であり賢女

 
代・藤原秀衡
  秀衡は平泉・中尊寺を増改築するなど、奥州藤原氏の最盛期に生きた人でしたが
  国内の政治的世情は乱世の真っ只中で「平家にあらずんば人にあらず」と息巻いた
  平氏が源氏の勢いに圧倒されていく時代。

  母(萩の前)のような心の内を語れる妻を理想とするも能わず、それでも多くの子を為す。

  幼い源義経を秀衡は匿うが、壇ノ浦で勝利を挙げた勢いに兄頼朝に疎まれ、戦に・・
  しかし、そんな最中・・病で急折。

 
代・藤原泰衡
  泰衡は太平の世に生を受け武術より和歌をたしなむ立ち居振る舞い
  そんな時代に御館となり、同族は益々混乱を極め腹違いの弟たちを疑い
  殺したり総大将とするはずの義経を急襲したりして益々窮地に・・

  そして敗れ。。。ここに藤原三代の栄華は終結する

 
んな時代も子を産み育てることは大切なことなのだなぁ・・と。
 
 

 月1回読書会
 
   今月は有川浩さんの「猫旅レポート」

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 泣ける本というか泣かされた本でした〜
 
  猫ナナサトルが昔の友人を訪ねながら
  旅していく・・
  生い立ちや思い出を展開しつつ進行していきます。
 
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 修学旅行中、親への土産物を用意する優しいサトルに
   親が交通事故で亡くなったと聞かされ・・
   そして葬式後、親類縁者が誰も自分を引き取らない現状の中・・
   「親とは血が繋がっていない」
   といわれた時の気持ちを考えると、胸が詰まりました。
 
 猫のナナ「僕はサトルのたった一匹の猫だ。
   サトルは僕のたった一人の相棒だ」と。。
 
   揺るぎない愛は、幸福な気持ちを味あわせてくれます。 
 

■ 東山彰良 - 流 -


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http://picto0.jugem.jp/c/h/a/chang-h/97a6efc2f596ed23ddc3bb4fc8e024d8.gif 今月の読書本は東山彰良さんの「流」
 
http://picto0.jugem.jp/c/h/a/chang-h/97a6efc2f596ed23ddc3bb4fc8e024d8.gif 物語は台湾に住む主人公の「葉秋生」の成長を
  70年代から80年代の台湾を背景に描かれています。
 
  中国共産党と国民党との(日本を交えた)戦争内戦で
  家族は台湾に移り住み、祖父は台湾で商売を始める。
 
   蒋介石の死後、祖父は何者かに殺され、高校生だった秋生は
  犯人を探し始めます。土着台湾人との軋轢や荒々しい暴力的な
  流転の人生を歩き始める秋生の人生の光と影。
 
http://picto0.jugem.jp/c/h/a/chang-h/97a6efc2f596ed23ddc3bb4fc8e024d8.gif 淡い恋の終わりを暗示する毛毛との会話も気になった。
「わたしは水の中で暮らしているのだから、あなたにはわたしの涙が見えません」
  
http://picto0.jugem.jp/c/h/a/chang-h/97a6efc2f596ed23ddc3bb4fc8e024d8.gif 一緒に過ごした宇文叔父の悲しみや恨みや覚悟
  ヤクザ的な義理人情の友情も熱く語られている。
 
「流」とは自分のルーツと思う。。
 
そして、台湾と中国そして日本の関係を改めて考えさせる作品
でもありました。 

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