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奥方や妙齢の女子は、概して占い好きである。 占いって思い当たれば「だよね!だよね!」ってワクワクするし、自分の望む方向と違ったことが書いてあれば不安な気持ちとともに「へっ!そんなん誰が信じるか!ばーかばーか」って思う。 いくつになっても占いは気になるし、占いなんかに流されたくないという自分がいる。 ☆ ☆ ☆ 例えば今週の占いで「ラッキーアイテム→樫の木の杖」とか「ラッキープレイス→ホームパーティー」とか「ラッキーカラー→メタリックブラウン」とか書いてあるものは明らかにマユツバだけど、時々自分の今の気持ちを見透かされたようなことが書いてあって胸がドキドキする。いや、胸騒ぎといったほうが、近い。 占星術では「そうなっている」けれど、「その通りになってしまってはなんだか困る自分」がいて違和感を覚えるからだろう。 では、なぜこうもドキドキするんだろうか? 起きてほしくないことだから? 本当は起きてほしいことだから? それが実現すれば、こちらの可能性が消えてしまうのが怖いから? それとも、見事に言い当てられたことが悔しいから? ★ ★ ★ 人はしばしば、自分の本当の気持ちを無視する。 頭デッカチな人ほど奇想天外な解釈でその場しのぎをする。諦められないモノやコトやヒトがいる場合、今週の星占いに「あなたは○○を諦めるかもしれません」と書いてあったら、「かも」にやたらと注目(執着!?)して、「『かも』だからな。まだわかれへんデー」と虚勢を張ったりする。 本当のことは、どんなにうまく逃げても追ってくるというのに。 本当は、諦めるのが怖いだけなのだ。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 僕も人並みに占いは気にする。 占い通りになったら「やっぱりー」って思うし、ならなかったら「自分のとらえ方がマズかたんだろう」とか思っている。 でもそれって、占いに自分を合わせてるだけなんだよね。占いで「終わり」みたいなことが書いてあっても、現実の人生は進んでいくのに、ね。 困った、僕ら。
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