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内なる声に耳を澄ませ、勇気を持って行動せよ。

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残された者に残るもの

波乗りから帰ってテレビをつけたら、NHKである番組がやっていました。
 
 
気仙沼で被災した人の心の支えとなっている100歳の詩人・柴田トヨさんの詩集を基にしたドキュメンタリー。長年切り盛りしてきたすき焼き店を失った女性が支えにしているという詩が素敵でした。
 
 
「貯金」
私ね
 
人からやさしさをもらったら
 
心に貯金しておくの

さびしくなった時は
 
それを引き出して元気になる
 
あなたも今から積んでおきなさい
 
年金よりいいわよ
 
 
* * *
 
 
牛乳配達店を営むお父さんは、7人家族で5人と店を失いました。お父さんは生き残った息子と共に、前を向いて生きています。
 
被災地のあなたに

最愛の人を失い
大切なものを流され

あなたの悲しみは
計り知れません

でも 生きていれば
きっと いい事はあります

お願いです
あなたの心だけは
流されないで

不幸の津波には
負けないで

+ + +
 
 
柴田さんの詩は、奇を衒ったところがありません。
 
使われている言葉は、なんだか前に聞いたことありそうなフレーズばかりです。
 
比喩も隠喩もありません。
 
 
 
 
しかし、どうしてこんなに心を打つのでしょうかねぇ。
 
 
 
 
 
 
こんな詩もあります。
 
 
 
 
 
「がまぐち」
 
毎年
お正月が来ると
思い出すの
 
当時 小学生だった倅(せがれ)が
納豆売りをして
買ってくれた
大きな がまぐち

母ちゃんへ 御年玉だよって
私に贈ってくれたの
 
かじかんだ小さな手
吐く息の白さ
弾けるような笑顔
 
私は 忘れない
がまぐちは
今でも 私の宝物
 
お金は貯まらなかったけれど

やさしさは
今でも たくさん入っている
 
 
 
番組では出てこなかった詩ですが、
 
これを読んで柴田さんの詩が胸を打つ理由が、少しわかったような気がしました。

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