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薄桜記 (2012年)

【原作】
五味康祐
【演出】
清水一彦
榎戸崇泰
【脚本】
ジェームス三木
【出演】
山本耕史 (丹下典膳)
柴本幸 (長尾千春)
高橋和也 (堀部安兵衛)
長塚京三 (吉良上野介)

あらすじ

卓越した一刀流を使う旗本・丹下典膳。彼は夜桜見物の折に出会った上杉家家老の娘・千春と結ばれるが、典膳の留守中に千春が元付人に犯されてしまう。妻の名誉を守ろうとする典膳だったが、そのために片腕を失い、御家も断絶してしまう。浪人となった典膳、長尾家に戻った千春。二人を待ちうける運命とは……。

感想

今回は、今ハマってるTVドラマについて。
NHKで木曜20:00から放送している時代劇「薄桜記」(はくおうき)です。
第一回は見逃したんですが、第二回をながら見してたらそこに描かれる武士社会の厳しさがハンパなくて、「こいつは面白いぞ!」となったドラマ。
実家でこの話をしたら案の定、父上も見ておりました(笑)


舞台は江戸時代。有名な「忠臣蔵」の討ち入りが起こる数年くらい前から始まるのかな?
丹下典膳(たんげ てんぜん)という剣豪が、愛する者と離れ離れになりながらも、武士の生き方を全うする話。
原作は五味康祐。脚本はジェームス三木。
調べて分かったんですが、原作は50年以上も前の小説で、今までに何度も映画化・ドラマ化されているんですね。

主演は山本耕史。
「陽炎の辻」も好きで見てたので、この人が強く優しい侍を演じてるとどこか安心して見られます。
この丹下典膳には男でも惚れると思いますよ。

妻・千春役に柴本幸。すいません、あんまり知らないですね……。
NHK大河「風林火山」の由布姫なんだけど、記憶にないです。
巷の評判によると、「所作が美しい」とのことで、来週はそこに注目して見よう。

この二人のラブストーリー(悲恋?)が大きなストーリーとしてあって、そこへいろんな出来事が起こって翻弄されていく……という感じ。

この二人以外にも、赤穂浪士として有名な剣豪・堀部安兵衛を演じる高橋和也、
「忠臣蔵」の敵役<我が道を行く>吉良上野介を演じる長塚京三、
上杉家江戸家老<仕事のデキる男>千坂兵部を演じる草刈正雄、
さらに口入れ屋の親分に高嶋政伸、千春の兄に忍成修吾、……などなど。
それぞれの役を魅力的に演じていますね。


なんといってもこの物語、武士社会の厳しさが凄いんですが、例えば、千春が実家の家来に犯されてしまい、不義密通の噂が立ってしまうんですが、その時の処分が凄い。
「奥方は手討ちにあっても仕方ない」「よくて離縁」となる一方で、上司の娘に手を出した男の方は「国に返す(左遷)」だけなんですね。女性の方が圧倒的に損してる。でも、それが武家の常識らしいんですよ。

それに対して、なんとか妻を守ろうと一計を案じた典膳。
彼の粋なはからいで不義密通の噂は消えますが、結局は千春を離縁することに……。
それを逆恨みした千春の兄・龍之進は、なんと典膳に斬りかかり、典膳は左腕を失うことに!

この時の処分がまた凄い!
龍之進が刃傷沙汰を起こしたことは伏せられ、典膳は強盗に襲われて腕を斬られたことになり、「旗本が強盗に怪我を負わされるなんて将軍様の面目丸潰れじゃ!」って理由で丹下家はお取り潰しになるんですよ!

TVの前で見てる僕としては「え?」ですよ(笑)
犯された側が、怪我をさせられた側が、罰を受けるんですからね。
でもこれが武士社会の掟というものらしい……。

他にも、決闘を挑まれた伯父に助太刀して人を斬ったら投獄(殺らなきゃ殺られるのに……)(でも巷では大人気)とか、背中に東照大権現(徳川家康)の彫り物をしてるがためにどんな悪党でもお縄にできないとか、とにかく驚くことばかり。
これぞまさしくジェネレーション・ギャップ(笑)


あと、典膳と千春の切ないラブストーリーも見所で、お互いを今も忘れられないでいるのにどうしようもできないもどかしさが毎回たまらないドラマです(笑)
ある日とうとう千春が「もう私の夢に出て来ないでください」と言ったら、典膳が「お前こそ、わしの夢に出てくるな」と見事な切り返し。おまえら、らぶらぶだな!
千春なんて、典膳が母の命日に墓参りに来るのを毎年待ちぶせするからね……。


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で、そんな感じで面白く見てたんですが、第7回で物語が大きく動きましたね。
「忠臣蔵」で有名な松の廊下の刃傷事件。
切りつけた浅野内匠頭が遺恨で切りつけたのか乱心で切りつけたのか、そういう見方があったことさえも知らなかった歴史無知ですが、だからこそ吉良家の視点から描いたこのドラマは新鮮。

第8回では、典膳が吉良家の警護として士官することになり、吉良家の奥方の侍女を務める千春とは近くなるけど、浪人時代に世話になった堀部安兵衛とは敵対する立場に……。
「忠臣蔵」の結末がどうなったかくらいは分かるので、典膳と千春の行く末が心配で仕方ないですね。


とにかく、あと三回、見逃さないように録画予約もバッチリです。
最終回を見た後でまたレビューすると思います。

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