漢風楚雨

ひとはみな、くがのひとくれ

中国社会

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 テイクノート。


 永住帰国した全国の中国残留孤児の約9割にのぼる約2200人が「中国に置き去りにされ、帰国後も苦しい生活を強いられているのは国の責任」として、1高裁・15地裁で1人あたり3300万円の国家賠償を求めた集団訴訟のうち、兵庫訴訟の判決が1日、神戸地裁であった。

 橋詰均裁判長は国の責任を認定し、原告65人(1人死亡)のうち61人に、1人あたり660万〜2376万円、総額4億6860万円を賠償するよう命じた。

 中国残留邦人を巡る国賠訴訟で、国に賠償を命じたのは初めて。

 この手の裁判は、これまで、「戦争という異常事態は、国家賠償法の想定外である」という素敵な言い草によって棄却されてきていたわけですが、最近は風向きがちょっと変わってきたようですね。
 小泉さんもドミニカ移民に謝罪してたし。
戦前の政策の過ちを、一つ一つ検証し、しかるべき賠償ができるようであれば、粛々と行う。「美しい国」であると思います。万歳。

 判決は国の孤児支援策の過ちを明確に認めており、他の集団訴訟にも影響しそうだ。国は控訴の方向で検討を始めた。

 国も、がんばって欲しいと思います。
 責任はあったって、それがどこからどこまでか、問題はいったいどこにあったのか、被告側も一生懸命に防戦しなきゃ、真実は見えてきません。
 ただ、不必要な引き伸ばしは勘弁な。もう時間はないのだから。それほど。

 ところで、帰国後の中国残留孤児へのアンケートが、昨日出てましたが。
「帰国を後悔」が16%ってのは、どう考えればいいのだろうか。

 祖国日本での生活は苦しく、帰国を後悔している人は16%−。厚生労働省の調査では、中国残留孤児の厳しい生活が浮かび上がる。
 日中国交正常化以降、永住帰国した残留孤児は約2500人、家族を含めると約9000人に上る。厚労省は2003年11月〜04年3月、約1800人の孤児を対象に、帰国後の生活について聞き取りを実施した。
 孤児の平均年齢は61.5歳。残留婦人を含めた帰国者本人、配偶者のどちらも働いていない世帯は8割を占めた。いずれかが就労している世帯は約15%だが、平均月収(手取り)は約14万円。どちらも就労している世帯だと約29万円に上るが、約5%にとどまり、全体の6割が生活保護世帯だ。
 孤児の6割超が生活を「苦しい」「やや苦しい」と訴え、約16%は帰国を「後悔」「やや後悔」と打ち明けた。後悔している理由は、「老後の生活が不安」が半数以上、次いで「日本語ができない」が2割弱に上る。 
(時事通信) - 12月1日6時3分更新

収入水準は、年金にのみたよる世帯と同じくらいだろうか。働かないとちょっとしんどいかもしれない。
 しかし、住み慣れた中国を離れて日本に帰ってきて、生活苦になやむ人が六割を超えているのに、日本への「帰国」(あえてかぎかっこ)を後悔している人が一割五分にとどまっているということは、あとの四割五分の人は苦しくても日本の生活に後悔はないということか。
 育ての親より生みの親?日本のほうが中国より暮らしやすいのか、それともほかに要因があるのか。
 要因はいろいろでしょうし、初期に肉親を捜し当てた人と年を取ってから中国を離れた人、向こうでの社会的・経済的地位の上下など、対象者の境遇も千差万別でしょうから、この調査だけでは推論も働きませんが、しかし私は、陸一心同志の「我是大地的児子!」という台詞が、思い出されて仕方が無いのです。
 大アジア主義的感傷に過ぎないのでしょうか。

 

一元飛行機


ちょっとメモ。
 一元て、ダンピングもたいがいにせえよ。

 上海春秋航空が、11月30日より連続10日間にわたって、1元航空券を発売する。今回発売される区間は、上海から済南線で、毎1便で20枚ほど限定となる。航空券の購入は、インターネットのみで受け付けられる。ただ、燃料費となる100元と、50元の空港建設費は別途支払う。
 すでに、予約が始まっているようだが、すでに売り切れが出始めているとのことだ。 

 あ、なーんだ、航空使用料と燃料費は別ですか。んじゃ、「151元航空券」ですやん。(まぁキリの悪いこと)
 でも、インパクトは十分ですよね。10日間だけとはもったいない。
 中国共産党政府は、なかなか大変ですね、というお話。


 甘粛省・蘭州市で17日正午ごろ、警官3人と民間協力者が30人余りの群集に取り囲まれ、暴行を受けるという事件が発生した。応援部隊50人余りが現場に駆けつけ、約15分後に4人を救出した。この事件で、3人が取り調べを受けた。

 以前も似たようなニュースを取り上げましたが、警官が民間人から物理的な攻撃をくらっているというのは、なかなか恐ろしいことではないか。
 
 事件の発端は4カ月前に発生したバイクの盗難だった。盗難届けを出をしていた男性が11時50分頃に、市内の七里河区にある市場で自分のバイクに乗っている男を発見したと近くの秀川派出所に通報。警官3人が現場に急行して、バイクに乗っていた男に派出所まで同行するように求めた。

 しかし男は取り調べを拒絶して大声で警官をののしる一方、携帯電話で仲間を呼んだ。数分後には30人余りの男が現場を取り囲んだ。バイクに乗っていた男が、通報者に殴りかかったため警官が阻止しようとすると、30人が一斉に警官たちを襲った。

 一声で30人が集まるというのも怖い。
 この人、どんな人だったのか。その筋の人じゃないのか。

 一応逮捕はされたらしいが、盗難車のチェックだけでこんな目に遭うとは、お巡りさんも割に合わない。
 電車で注意した若者にナイフを振り回されたとか、そんな話がかわいく見える。
 これ、治安の維持とか、大丈夫なのかなぁ。
 蘭州って、平和な町に見えたけどなぁ。

 んで、今度は、国家をあげてのマナーアップ活動。


 中国共産党の中央精神文明建設指導委員会弁公室と国家観光局は、一般から募った声をもとに、海外旅行中の中国人によるマナー違反の代表例をまとめるとともに、「礼儀の国のイメージ」(同委員会)を守るための提言を出した。

 ははははは。
 政府が一声かけたぐらいで、マナー違反が止まるようなら、誰も苦労はしない。
 しかし、そんなことは多分国家観光局と中央精神文明建設指導委員会(凄い名前の組織ですね、これ。今はやりの「美しい祖国を・・・」みたいなノリでしょうか。)の皆様が一番ご存じでしょう。
 それだけ、評判が悪くなってるってことなのかなぁ。形だけでも前向きな姿勢を示さなきゃ、みたいな。

 所構わずたんを吐き、手鼻をかみ、たばこを吸う。大声をあげる。先を争って乗り物に乗り、列に割り込む。シャツやズボンのすそをめくり上げる――といった中国国内では日常の光景のほか、外国人と強引に記念撮影する、バイキング式の食事で取りすぎて残す、ホテル備品を持ち帰る、などもヤリ玉にあがった。

 ああ、痰や手鼻は彼らだけかもしんないですね。
 でも、浅草雷門あたりに行くと、傍若無人に記念撮影をしてる人は、国籍人種を問わず一杯いるじゃないですか。
 思うに、ようやく海外旅行が出来る余裕ができたから、はしゃいでるだけで、80-90年代の日本人と大差はないんじゃないかしら。
 海外旅行が珍しくなくなれば、マナーも定着して来るじゃないかと、そのへんは楽観的に考えてます。




 

Xiongmao be fighting!

 理不尽には、敢然と牙を剥け。


 ヲイヲイ・・・・・・
 なんだ、その逆ギレは。

 パンダの檻の前にきた男は衣服を脱ぎ、高さ2メートルの柵を乗り越えて檻内に侵入した。パンダの「古古」は驚いて目を覚まし、男の右足をかんだ。男も反撃し、「古古」を蹴った上で背中にかみ付いた。

  他の参観客が争いに気づき、飼育員に通報。飼育員は水をかけて「古古」の気を静めた。男は近くの病院に入院したが、パンダは無事だという。中国メディアは「人間対パンダのバトルになった」(19日付の北京晨報)「激しい格闘だった」(21日付のチャイナデイリー)と伝えている。

 このおっちゃん、ちょっとほろ酔い気分だったみたいですが、それにしても災難は「古古」君。
 みなさん、随分暢気に見てらっしゃいますけど、これって、たとえて言えば突然個人の住宅に酔っ払いが乱入して、ご主人の背中に跳び蹴り、とか、そんな事件ですよ。
 被害者の、いや、被害熊猫の人権いや熊猫権が、もう少し配慮されてもいいんじゃないかしら。

 男は「突然、パンダを触りたい気持ちになった。まさかパンダが人間にかみ付くとは思いもしなかった」「パンダの皮は非常に厚い」と話している。

 中国語の授業で、「パンダは昔は肉食動物だった」と習った事があります。
 このおんちゃん、食べられずに済んでよかったですよ。こんな悠長なこと言ってる場合じゃないんです。本来。

 北京動物園の園長は「掲示板に書かれた『危険ですので柵を乗り越えないで下さい』との警告を男が無視した」「『古古』を罰することは考えていない」とコメントしている。

 これって、このおんちゃんは何の罪にも問われないんですか?
 パンダへの暴行って、刑事罰の対象になるような気がするんですけど、そのへんどうなんでしょうか。

 

愛!兵馬俑

 ばつきち様の中国ニュースで取り上げられていた一件。
 偶然、回答を見つけてしまいました。
 監視の目を、よくごまかせたもんだと、そこは感心します。


  男性は1週間かけて兵馬俑の服を作り、杭州から西安を訪れた。服を着替えて、監視員の目を盗み、柵を乗り越えて坑内に侵入したという。近くの兵馬俑をまねて立ち、職員や通訳が説得しても、動こうともせず声も発しなかった。最終的に保安員によって坑外に連れ出された。 

  男性の名はパブロ(26歳)。ドイツ・シュトゥットガルトからの留学生で、現在杭州の某学院で芸術を専攻している。彼は自分の行動を反省しており「坑内に入ったのは、あくまでも兵馬俑が好きだという思いからであり、決して危害を加えるつもりはなかったことを信じてほしい」と釈明した。

 こいつも杭州人か・・・
 最近、杭州は、こういう人間を集めているのか?

 しかし、個人的には、こういうことをする人は大好きです。
 兵馬俑への愛、気持ち、よくわかるわぁ。
 私も初めて見たとき、やっぱ感動したもんね。

 こっから自慢話ですが。
 まだ学生だった頃、とあるツテにすがって、兵馬俑から10cmぐらいのところで、じっくり見学させてもらった事があります。
 「壊したら死刑だよ。」と脅されていたので、かなりビクビクしながらでしたが、いや、近くで見るとまた全然違う感動がありましたね。
 ですので、このドイツ人さんの気持ちも、わからんでもないです。

 しかし、文化財に被害がなかったということで、無罪放免になったそうですが。
 一体でも壊していたら、やっぱり「死刑」だったんでしょうか。

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