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言葉なんて誰が創ったの?
そんなもの要らなかった
見えないじゃない
聞こえないじゃない わからないじゃない ちっとも
これっぽっちも 怖くて悲しくて苦しい
言葉の誤ばかり溢れてるじゃない
言葉の擦れ違いばかり溢れてるじゃない 愛の言葉なんて
その時だけのデマカセ 永遠を誓うなんて
その時だけのインスタント そんなもの要らなかった
恋なんて愛なんて永遠なんて
そんなもの知らない方が良かった
無垢な気持ちだけで満たされればいいのに
無垢な気持ちだけで誓えればいいのに そんなものが欲しかった
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詩>>憂鬱優艶戯言
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双子の森に 迷い込んだ二人の少年少女 二人は二人で一人
双子の少年少女 此処は双子の森
すべてが双子なのよ 見てごらんなさい その芽はこの芽と 対の双子の二葉 大きくなったら
赤と青の大きな 大樹に成長するのよ あの双子の大樹の様に
そして互いに
結びあってまた 双子の芽を産むの 見てごらんなさい そのリスとこのリスと 対の双子の仔栗鼠 大きくなったら
メスとオスの可愛い 大人栗鼠に成長するのよ あの双子の栗鼠の様に
そして互いに
結びあってまた 双子の赤ちゃんを産むの さあ 君たちも 対の大きな人間になって この双子の森の 住人になりましょう さあ この森の一部になりましょう |
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「取扱注意」
僕の元に 突然届いた届けもの 開けてみれば それは 一瞬で僕を 虜にした 「ナマモノ注意」 それは とても新鮮で 故に とても腐りやすい 「割物注意」 それはガラスより 美しく脆くて それはプラスチックより 柔らかく鮮やかで それは 一瞬で僕を 幸せにした 僕の 僕だけの 宝物になった それは 僕の世界総てを変えた 僕に 届いた 届けもの… それには 目に見える色は無い それには 目に見える姿が無い それは紛れもない 君の愛 |
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ふわりふわり ショコラ色の髪を梳く 「君しかいない」 旨い言葉 自分でも可笑しいね 貰えるものは貰っておくよ 僕のもあげるから ちらりちらり 君も僕が欲しい? くれるならあげるよ 甘くて旨い言葉と一緒にね 酷いなんて言わせないよ お互い様だろ? くらりくらり 堕ちてゆく快感 僕は簡単には落ちないけど ゆらりゆらり 揺れる君 君にも僕をあげるよ 残さず飲み干して ふらりふらり 僕は何処にも留まらない だってさ 恋だの愛だの 知らない方が そんなもの 知らない方が ちくりちくり この胸の痛みを 知らなかったことにしてる 哀れな僕 君は彼が好きなんだろう 君だって 君だって 僕じゃない誰かが じわりじわり 知らないかい? 僕をこんな男にしたのは君なんだよ ぴたりぴたり いつまでも僕を留まらせる君の中 「私は貴方の一番じゃないから」 ずるくて巧くて不味い君の言葉が 僕をいつまでも僕の中の 君に留まらせるんだ どくりどくり 僕は君のハートステイ |
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キミヲユウカイ 腐った世の中から分離させるよ キミと空を分離させる 電線で出来た格子 この小さなジオラマの世界で 他人が吐いた息を吸って キミの肺が穢れてゆくんだ そんなキミをボクは 閲覧席から見ていた 分別結晶 キミの涙 濃縮されたキミの絶望 キミヲユウカイ 汚れた世界から分離させるよ 喩えば 愛が25℃で50グラム この世からキミユウカイ キミヲユウカイ ボクとキミはこの世のランタノイドのひとつ ボクはキミにユウロピウムの名を贈ろう キミヲカイホウ ボクはキミの結晶をユウロピウムと呼ぼう ボクはキミに銀白の証に指輪を贈ろう キミヲホウシン ボクらはこの世の元素のひとつで ボクらは結晶してひとつの物質 キミヲシンカイ ボクとキミの堆石する元素は分離を繰り返して ボクとキミはジオラマから固有の世界へ行くんだよ さあ ジオラマキミユウカイユウロピウム |
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