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エトルリアの響き 淡い柔らかな 古代絵画に装飾された エトルリアの貴族の石室で 碧い宝石 の秘密について話そう その輝きの起源を 暗闇の中の仄(ほの)かな光 感触する永遠の定理 光は 原初の灼熱と高圧で結晶する 宝石とは滴る雫 【輝ける精神の光】へと 回帰するための表象 豊かな大地の実りの麦を エメラルドグリーンの地中海へと豪華に還元させて 僕らは夢想と愛だけを紡ごう 地中海の覇権などに興味はないから 沈黙のない街角 音楽に満ちた都市 アウロス・ティバエ・リトゥウス ルクモの養う芸術家(アルティフィケス)は 祭儀のための優雅な踊り子 使いの船を広く走らせよう ギリシャへ/ラットヘ/ポンペイへ ギリシャ人と共に壷を造り 神殿を建て 地中海の泡へと 実りを豪華に還流するために 古代の空を映す 青く光れる帆を張って 輝ける12都市国家の栄華 夫婦は寄り添い 神々と共に逸楽の宴につき 神々と共に悲嘆にくれる 【死から生み出される 生命(いのち) 地上では】 彩やかなネクロポリス 10世紀という 自らの寿命を知る民族 ああ 永遠のローマの喧騒と 形而下を握り締める がさつで逞しい 右腕 聖霊の手に護られながら 民族が激烈な融点で 融けゆくとき 精神の光は受け継がれる 新たな甦りの朝を求めて 過去からの光が 苛烈の灼熱を癒すために 微睡(まどろ)みながら熟してゆくとき 涙の純度は高まりゆく やがて一つの雫を産み落とす |
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