自然栽培トマトの小黒農場

今シーズンのトマト発送は8月中旬からとなります。
梅雨が明けて土が良く乾きます。
3日前ですが自然栽培のじゃがいもの収穫をしました。
 
3,4年前は自然栽培ではほとんど採れなかったじゃがいも。
畝の立て方や植栽密度など色々なやり方を試して、少し手応えがつかめた2年前。
これだという方法を採用し大豊作だった昨年。
そして今年は・・・
 
収穫直前のじゃがいも畑。
この畑は花豆栽培用の棚が立てられた畑で、この数年は花豆をやっていました。
自然栽培とは言え連作することによる収量低下などが気になってきましたので、
今年は少量の品目を作付ました。
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株の様子。
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まあ、この畑だったら絶対にできるだろうとの確信がありましたが、結果は…
完全に枯れる前の株を引き抜きます。
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お〜、今年も芋がたくさん付いてくる〜♪
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MとLが混じったちょうど良いサイズ。
肌もきれいで美味しそう。
1株で1kg以上の収穫です。
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1反当りの収量に換算すると約1,400kg。
じゃがいも産地の一般栽培の収量3tにはまだまだ及びませんが、
この畑ならこれくらい採れるという事が予測できたこと、
これくらいは採れるという確実性や再現性、
栽培後も土の状態を高いレベルで維持できたことを考えると、まずまずの評価だと思います。
 
品種は十勝こがね。
過去キタアカリや男爵では収量が上がらなかったので、この品種が私の畑に向いているようです。
この品種に行きつくまでにも苦労がありました。
 
自然栽培でも確実に採れるようになったじゃがいも。
北海道の秋場さんや折笠さんには規模もレベルも到底追いつきませんが、
販路を確立して栽培規模を少しずつ増やしていけたらと思います。
 
販売もします♪
 

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長引く事が懸念されていた今年の梅雨も例年通りに明け、いよいよ夏本番です。
標高1,200mの農場は日差しが強く、直射日光の下で作業をするのは大変です。
でもトマトの管理作業が大詰めを迎えている今、そんなことも言っていられません。
 
平均的な畑の現在の様子です。
低温による生育の遅れが心配でしたが、例年通り元気に育ってくれています。
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この畑は過去2年トマト連作をし、樹勢が落ちてきたので昨年は大豆を栽培。
昨年は8月9月の雨が極端に少なく、大豆の実がほとんど入らない状況で、大豆の収穫は本当に少なかったです。
反面、実が入らなかった分、窒素消費をしなかったようで、集めてくれた窒素の多くが畑に残り、今年のトマトに効いてくれているようです。
2年連作をしたおととしと比べ、生育はかなり良いです。
 
2段目の着果が悪くて心配をしていましたが、3段目以降は順調に実が付いてくれています。
このまま上段まで着果が悪かったらどうしようと心配していましたが、とりあえず安心です。
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着果させた1段目の玉も大きくなってきました。
8月に入った頃から赤みが差してくると思います。
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低段での収量アップを狙って、1段目花房直下の側枝を伸ばして着果させています。
狙い通り良い実が付いてくれました。
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樹の様子です。
実が目立つ姿になってきました。
採れる形です。
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樹勢は今のところ維持していますが、少し強過ぎる感じです。
低段の着果負担によって上段の花が少なくなるのが例年の傾向ですが、
今年は上段の花がたくさん付いています。
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樹勢が強いため花房が左右対称でなく乱れた形になっています。
この花が全部実ってくれたらと思いますが、まずそんなことはありません。
ほとんどの花は落ちて適度な量が着果します。
昨年は雨が少なく着果が多過ぎて尻腐れが多発しましたが、今年はその様子がほとんど見られませんので、
わざわざ花を落とすことはせずに、トマトの樹に着果させるかどうかを決めてもらいたいと思います。
 
トマトの出荷はお盆頃からになります。
収穫までもう少し。

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花落ちと未受粉

各地で大きな被害をもたらした台風8号。
11日未明に山梨を通過しました。
雨風は思ったほどではなく、普段の雨とさほど変わりがありませんでしたので、トマトの雨除けを下ろす程でもなかったなと後になって思うのですが、作物に被害が出なかったことが何よりです。
と言うものの・・・雨除けビニールの張り直しに約1日掛かりました。
 
トマトの実は、現在2段目の花が着果を終えたあたり。
3段目は開花満開で、この時期の環境によって着果が大きく左右されます。
トマトの花には雄しべと雌しべが両方あり、受粉は自分の花の中で完結する自家受粉です。
ただ、雄しべの花粉が雌しべに着くには風による振動や虫による虫媒が必要です。
反対に、この時期に低温など何かしらのストレスを受けると受粉が上手くいかなくなるようです。
 
下は未受粉の花。
花が咲き終わっていますが実が膨らんできません。
せっかくきれいに咲いたのに。
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こちらは花落ち。
上の方の花が落ちています。
受粉しないと花がぽろっと落ちます。
先端に一つ実が付いています。
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花は茎との付け根部分から開花していきますが、
下の写真では先に咲いた2つの花が落ちていて、3つ目から先端は着果しています。
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作業しながら原因を色々考えましたが、上の写真のように未着果の部分と着果している部分が線を引いたように分かれることから、開花〜受粉の時期に問題があったのではと思います。
開花〜受粉の頃に何かしらのストレスを受けた最初2つの花は落下し、それ以降の花にはストレスがなかったため着果したのだろうと。
 
花落ちと未受粉花が発生しているのはほとんど同じタイミングのもので、おそらく6月20日〜25日あたりに開花したものです。
きっとこの時期にトマトの着果が上手くいかないような事象があったのだと思います。
考えられるのは天候。
その頃の天候どんなだったか・・・それが分かれば原因究明の手掛かりになるのですが。
 
一方で、2段目の着果が上手くいったものはこんな様子です。
すべての花がこうなってくれたらいいのに。
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こちらは1段目の実。
樹の樹勢によって1段目の花を摘花せずに残したものがありますが、1段目の着花が良好で、
今年はこの判断があたりでした。
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2段目の着果があまり良くないので、その頃(8月20〜27日頃)の収穫が少し少なくなりそうです。
この段に実が付かない分、他の花に多くの実が付いてくれることを願っています。

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台風に備えて

この時期には珍しい台風が近づいてきています。
秋の収穫真っ盛りの時の台風もきついですが、この時期もやっぱり辛いです。
台風が来ると強風でトマトの雨除けがめくれたり(めくれるのは別にいいのですが)、めくれずに雨除けの枠ごと傾いたり潰れたり。
とにかく台風が来て嬉しいことはありません。
 
あとで泣きを見ないよう、今回は事前に対策を打っておきました。
対策と言っても雨除けのビニールを下ろすだけ。
約2反の雨除けをまた張り直すのは半日掛かりですが、被害を考えるとそれくらいの時間をつぶした方がよっぽど良いです。
 
雨除けをはがす前。
これをまた張り直すと考えると・・・
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強風に備えてビニールを片側に下ろしました。
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片側は留めたままなので、ビニール掛けを初めからやるよりはずっと楽ですが、台風さえ来なければやらなくても済んだ作業。
計画通りに作業を進めていても、こうした予期せぬことが起こるので、計画には多少のゆとりをもっておくことも必要だなとつくづく思います。
 
台風が山梨に再接近するのは今晩から明日未明にかけて。
台風が空振りに終わってくれることを願っています。
 

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梅雨時期のトマト

梅雨が続きます。
梅雨明けは例年だと7月20日頃ですが、昨年は7月6日頃と異常に早かったため、何だか今年も期待してしまいますが相変わらずの梅雨空です。
 
南米アンデス原産のトマトにとって日本の梅雨は一番過酷な時期。
朝霧が発生するものの雨の少ない環境で進化をしてきたトマトには、梅雨のじめじめした環境は嫌でたまりません。
日本の気候は変えられませんので、少しでもアンデスの環境に近い状況を作ってあげることが私たち栽培者の仕事です。
それで高畝にしたり、雨除けビニールを掛けたりしているわけです。
 
さて、最近のトマトの様子をお伝えします。
今の時期はトマトの側枝剪定と誘引の作業です。
全部で2,000株ほどあるトマトの樹を1本1本根気よく手入れしていきます。
 
下は剪定前の樹です。
脇芽を確保しているおかげか樹勢はばっちりです。
右に伸びているのが主枝、左が一番花房直下の側枝です。
ただ、このままでは伸ばし過ぎた脇芽に養分が流れ過ぎて主枝が細くなってしまいますので、
樹の形を整える意味で側枝剪定をします。
 
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剪定後の様子はこちら↓
下部の脇芽は葉っぱ2,3枚を残して摘芯、
強かった第一花房直下の脇芽は花房の上に2,3枚葉を残して摘芯(この枝にも着果させます)、そして捻枝して下に向けます。
あとは主枝を誘引紐にクリップで留めます。
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どの葉をどれくらい残す、どの芽をどれくらい伸ばす、実をどれくらい付ける(落とす)かはその樹の様子を見ながら判断します。
1ヶ月後にどうなっているかを予測しながら作業をします。
 
側枝剪定+誘引が終わった後はこんな様子です。
下にさがっている枝からも実を取ります。
それくらいの着荷負担を掛けても大丈夫だと判断しました。
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下は2本仕立ての樹です。
2本に仕立てると収穫は少し遅れますが、樹勢の維持には最適です。
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一番花を摘花しなかった樹にはこれくらいの実が付いています。
この実が赤くなって収穫を迎えるのが8月10日頃。
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樹の様子によって一番花を着果させたものと摘花したものとがあります。
摘花した樹からの収穫は8月20日頃から。
2段目から4段目の収穫を迎える8月下旬から9月10日頃までがピークとなります。
 
それまでまだ1ヵ月以上。
今日も根気よく樹のお手入れをしていきます。

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にんにくの芽

梅雨の中休みというのでしょうか、この1週間は晴れて気持のいい日が続いています。
その前は1週間雨続き。
晴れと雨がバランスよく分散してくれれば作業が楽なのですが、そうでない状況でやるからこそ面白みがあるのかもしれません。
 
あっという間に6月も後半に。
この時期の楽しみと言えばやっぱりこれ!
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にんにくの芽です!
炒めて食べると最高!暑い時期のビールのお供にはもってこいです。
 
世間では「芽」と呼ばれていますが、実際はトウ。
花を咲かせるためにニョロニョロと上に長く伸びてくる茎です。
 
収穫の半月ほど前になると、葉の中心のところからトウが伸びてきます。
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てっぺんにはつぼみが付いていて、そのうち花が咲きます。
花が終わると、この部分にとても小さなにんにくができます。
そのミニにんにくも食べられますが、養分を地下のにんにくの玉に集中させて肥大を図る目的で、
トウが経ったら引っこ抜いてしまいます。
ニョロニョロと伸びてきたトウを上手に引っ張ると、付け根で切れて千切れて長い「にんにくの芽」が収穫できます。
 
にんにくはまだまだ青々していますが、下の方の葉が少しずつ枯れてきました。
株全体の半分くらい枯れたら収穫です。
去年も良くできましたが、今年はもっと良さそうです。
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自然栽培のにんにくはほとんど腐りません。
有機の圃場でもにんにくを少しやっていますが、玉は大きくなるものの晩秋以降に腐りが出てしまいます。
一方で自然栽培のにんにくは1年経っても腐りません。
さすがに芽が出てシワがよってきますが、我が家では昨年収穫したものをまだ食べています。
 
収穫は6月末。
とても美味しいにんにくが採れそうです。
生にんにくが楽しみです。

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雨が続きます。

梅雨入りしてからというもの、1週間ほど雨が降り続いています。
日本に住んでいれば毎年のことなので、こういう天気になるのは分かっているのですが、
いざ梅雨になるといつ晴れるのかと数時間おきに天気予報をチェックする日々。
明日12日でいったん雨がやみ、そうすると1週間ほど晴れが続く予報です。
からっと晴れた日が何と待ち遠しいことか!
 
私以上に雨が嫌なのはトマトたち。
この成長段階のトマトは雨に強いのですが、ここまで降り続くとちょっと心配です。
今年は雨が多いことが予想されるので、いつもより早く雨除けを掛け始めました。
 
トマトは今のところ順調です。
水はけが悪い所で少し嫌な気配がありますが、その他は例年よりも順調なくらいです。
 
こちらは横植えしたトマト。
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土に埋まった茎の部分から新しい根っこが出始めています。
この根っこが土を捕えるようになるとぐっと生長が早まります。
一つ目の花房は取り除いて栄養生長に集中してもらいます。
 
今年は500株ほど横植えしましたが、3本が枯れました。
3本なら上出来です。
以前は植えるタイミングが悪く、横植えした苗の半分を枯らしてしまったこともありました。
晴れが続く日を選んで横植えすれば枯れるリスクはグッと少なくなります。
 
こちらは普通植えのトマト。
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普通植えの場合は基本として若苗植えです。
定植から20日弱です。
葉の色や広がり方もきれいです。
背丈が30cmになってそろそろ倒れてしまうので、誘引紐にトマトクリップでパッチンしました。
ついでに下の方の脇芽をかき、樹の形を整えました。
上の方の脇芽4〜5本は根の生長を促すため、ある程度の長さそのままにしておき、樹の様子を見ながら剪定していきます。
 
若苗で定植するとその後の活着が非常によく、生長に滞りが無くなります。
今年は若苗植えを特に意識して育苗〜定植を行ってきたので、それが良い結果として現れてくれて今の段階では満足しています。
 
これから7月下旬までがトマトの正念場。
側枝剪定で収穫が大きく左右されます。

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定植適期の苗

1週間ダウンしていましたが、今日予定通りすべてのトマト苗の定植を終えることができました。
今年は手間の掛かる横植えを極力避け、7割の苗を普通植えしたので作業も早かったです。
 
下の写真はいずれもうちのトマト苗です。
ポットサイズは10.5cm。
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一番右は3月31日播種の苗。葉が黄色くなってきています。
背丈は短いですが老化が始まっています。
葉が横に広がらずバンザイ気味になってきます。
ポットの中の根は少し巻き始めていますが、丈がないので普通植えします。
 
真ん中が今年の理想とする苗。
4月8日播種です。
丈はポットの深さと同じ程度、葉の広がりもポットの幅程度です。
このくらいの若い苗であれば根の活動も活発で、横植えしなくても定植後スムーズに生長します。
何しろ普通に植えるので作業はかなり楽です。
 
一番右は4月8日播種ですが、ハウスの真ん中に置いておいたものです。
ハウスの中心の方が温度が高くなりやすいので、少し徒長気味です。
これくらいであればギリギリ普通植えもいけますが、この苗を定植したのは写真を撮った日からさらに10日以上あと。
さらに背丈が長くなっていましたので、葉っぱを落として横植えしました。
長い苗は横植えすると接地面が多いので効果大です。
 
下は普通植え用の苗。
バンザイ気味でやや老化が進んでいますが、普通に植えます。
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ポット内の根っこはこんな感じ。
伸びてきた根がポットの壁にぶつかって巻き始めています。
水を含ませてありますが(少し少なかった)、根があまり巻いていないのでボロッと崩れます。
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ポットの土が崩れるくらいの苗が良いです。
定植後の活着が早いです。
根が巻いている(イコール老化です)とポットの土が崩れません。
 
普通植えはとにかく作業が早いです。
1日で600個は植えられます。
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横植えだと2倍くらいは時間が掛かります。
徒長苗、老化苗については横植えが有効ですが、普通植えと比べて作業時間が掛かり過ぎるのがネックです。
あくまでも横植えは徒長苗、老化苗のリカバリー方法とし、横飢えをする必要のない若くて元気な苗を育ててあげる方が効率的です。
 
それと、横植えには枯れてしまうというリスクがあります。
定植の一日以上前に葉っぱを落としておくのですが、葉を落とした傷口は無視することができません。
土が濡れている時、雨の日、横植え後にたくさん雨が降った時などは枯れやすくなります。
土が濡れると土中の微生物活動が活発になり、傷だらけで弱っているよそ者(トマト苗)には耐えられない状況となります。
こんな事を書いている今も、外では強い雨が降っていて(予想外でした・・・)、昨日今日で横植えした400本程の苗が心配です。
横植えする時は天気予報を良くチェックし、横植え後2,3日は確実に晴れるタイミングで植えなければいけません。
 
横植えしてしまったものは仕方ないですが、雨がやんで明日はからっとした天気になることを祈っています。
 

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