自然栽培トマトの小黒農場

今シーズンのトマト発送は8月中旬からとなります。

トマト

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小黒農場の主力品目・自然栽培トマトについてのページです。
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長引く事が懸念されていた今年の梅雨も例年通りに明け、いよいよ夏本番です。
標高1,200mの農場は日差しが強く、直射日光の下で作業をするのは大変です。
でもトマトの管理作業が大詰めを迎えている今、そんなことも言っていられません。
 
平均的な畑の現在の様子です。
低温による生育の遅れが心配でしたが、例年通り元気に育ってくれています。
イメージ 1
 
この畑は過去2年トマト連作をし、樹勢が落ちてきたので昨年は大豆を栽培。
昨年は8月9月の雨が極端に少なく、大豆の実がほとんど入らない状況で、大豆の収穫は本当に少なかったです。
反面、実が入らなかった分、窒素消費をしなかったようで、集めてくれた窒素の多くが畑に残り、今年のトマトに効いてくれているようです。
2年連作をしたおととしと比べ、生育はかなり良いです。
 
2段目の着果が悪くて心配をしていましたが、3段目以降は順調に実が付いてくれています。
このまま上段まで着果が悪かったらどうしようと心配していましたが、とりあえず安心です。
イメージ 2
 
着果させた1段目の玉も大きくなってきました。
8月に入った頃から赤みが差してくると思います。
イメージ 3
 
低段での収量アップを狙って、1段目花房直下の側枝を伸ばして着果させています。
狙い通り良い実が付いてくれました。
イメージ 4
 
樹の様子です。
実が目立つ姿になってきました。
採れる形です。
イメージ 5
 
樹勢は今のところ維持していますが、少し強過ぎる感じです。
低段の着果負担によって上段の花が少なくなるのが例年の傾向ですが、
今年は上段の花がたくさん付いています。
イメージ 6
 
樹勢が強いため花房が左右対称でなく乱れた形になっています。
この花が全部実ってくれたらと思いますが、まずそんなことはありません。
ほとんどの花は落ちて適度な量が着果します。
昨年は雨が少なく着果が多過ぎて尻腐れが多発しましたが、今年はその様子がほとんど見られませんので、
わざわざ花を落とすことはせずに、トマトの樹に着果させるかどうかを決めてもらいたいと思います。
 
トマトの出荷はお盆頃からになります。
収穫までもう少し。

花落ちと未受粉

各地で大きな被害をもたらした台風8号。
11日未明に山梨を通過しました。
雨風は思ったほどではなく、普段の雨とさほど変わりがありませんでしたので、トマトの雨除けを下ろす程でもなかったなと後になって思うのですが、作物に被害が出なかったことが何よりです。
と言うものの・・・雨除けビニールの張り直しに約1日掛かりました。
 
トマトの実は、現在2段目の花が着果を終えたあたり。
3段目は開花満開で、この時期の環境によって着果が大きく左右されます。
トマトの花には雄しべと雌しべが両方あり、受粉は自分の花の中で完結する自家受粉です。
ただ、雄しべの花粉が雌しべに着くには風による振動や虫による虫媒が必要です。
反対に、この時期に低温など何かしらのストレスを受けると受粉が上手くいかなくなるようです。
 
下は未受粉の花。
花が咲き終わっていますが実が膨らんできません。
せっかくきれいに咲いたのに。
イメージ 1
 
こちらは花落ち。
上の方の花が落ちています。
受粉しないと花がぽろっと落ちます。
先端に一つ実が付いています。
イメージ 2
 
花は茎との付け根部分から開花していきますが、
下の写真では先に咲いた2つの花が落ちていて、3つ目から先端は着果しています。
イメージ 5
 
作業しながら原因を色々考えましたが、上の写真のように未着果の部分と着果している部分が線を引いたように分かれることから、開花〜受粉の時期に問題があったのではと思います。
開花〜受粉の頃に何かしらのストレスを受けた最初2つの花は落下し、それ以降の花にはストレスがなかったため着果したのだろうと。
 
花落ちと未受粉花が発生しているのはほとんど同じタイミングのもので、おそらく6月20日〜25日あたりに開花したものです。
きっとこの時期にトマトの着果が上手くいかないような事象があったのだと思います。
考えられるのは天候。
その頃の天候どんなだったか・・・それが分かれば原因究明の手掛かりになるのですが。
 
一方で、2段目の着果が上手くいったものはこんな様子です。
すべての花がこうなってくれたらいいのに。
イメージ 3
 
こちらは1段目の実。
樹の樹勢によって1段目の花を摘花せずに残したものがありますが、1段目の着花が良好で、
今年はこの判断があたりでした。
イメージ 4
 
2段目の着果があまり良くないので、その頃(8月20〜27日頃)の収穫が少し少なくなりそうです。
この段に実が付かない分、他の花に多くの実が付いてくれることを願っています。

台風に備えて

この時期には珍しい台風が近づいてきています。
秋の収穫真っ盛りの時の台風もきついですが、この時期もやっぱり辛いです。
台風が来ると強風でトマトの雨除けがめくれたり(めくれるのは別にいいのですが)、めくれずに雨除けの枠ごと傾いたり潰れたり。
とにかく台風が来て嬉しいことはありません。
 
あとで泣きを見ないよう、今回は事前に対策を打っておきました。
対策と言っても雨除けのビニールを下ろすだけ。
約2反の雨除けをまた張り直すのは半日掛かりですが、被害を考えるとそれくらいの時間をつぶした方がよっぽど良いです。
 
雨除けをはがす前。
これをまた張り直すと考えると・・・
イメージ 1
 
強風に備えてビニールを片側に下ろしました。
イメージ 2
 
片側は留めたままなので、ビニール掛けを初めからやるよりはずっと楽ですが、台風さえ来なければやらなくても済んだ作業。
計画通りに作業を進めていても、こうした予期せぬことが起こるので、計画には多少のゆとりをもっておくことも必要だなとつくづく思います。
 
台風が山梨に再接近するのは今晩から明日未明にかけて。
台風が空振りに終わってくれることを願っています。
 

梅雨時期のトマト

梅雨が続きます。
梅雨明けは例年だと7月20日頃ですが、昨年は7月6日頃と異常に早かったため、何だか今年も期待してしまいますが相変わらずの梅雨空です。
 
南米アンデス原産のトマトにとって日本の梅雨は一番過酷な時期。
朝霧が発生するものの雨の少ない環境で進化をしてきたトマトには、梅雨のじめじめした環境は嫌でたまりません。
日本の気候は変えられませんので、少しでもアンデスの環境に近い状況を作ってあげることが私たち栽培者の仕事です。
それで高畝にしたり、雨除けビニールを掛けたりしているわけです。
 
さて、最近のトマトの様子をお伝えします。
今の時期はトマトの側枝剪定と誘引の作業です。
全部で2,000株ほどあるトマトの樹を1本1本根気よく手入れしていきます。
 
下は剪定前の樹です。
脇芽を確保しているおかげか樹勢はばっちりです。
右に伸びているのが主枝、左が一番花房直下の側枝です。
ただ、このままでは伸ばし過ぎた脇芽に養分が流れ過ぎて主枝が細くなってしまいますので、
樹の形を整える意味で側枝剪定をします。
 
イメージ 1
 
剪定後の様子はこちら↓
下部の脇芽は葉っぱ2,3枚を残して摘芯、
強かった第一花房直下の脇芽は花房の上に2,3枚葉を残して摘芯(この枝にも着果させます)、そして捻枝して下に向けます。
あとは主枝を誘引紐にクリップで留めます。
イメージ 2
 
どの葉をどれくらい残す、どの芽をどれくらい伸ばす、実をどれくらい付ける(落とす)かはその樹の様子を見ながら判断します。
1ヶ月後にどうなっているかを予測しながら作業をします。
 
側枝剪定+誘引が終わった後はこんな様子です。
下にさがっている枝からも実を取ります。
それくらいの着荷負担を掛けても大丈夫だと判断しました。
イメージ 3
 
下は2本仕立ての樹です。
2本に仕立てると収穫は少し遅れますが、樹勢の維持には最適です。
イメージ 5
 
一番花を摘花しなかった樹にはこれくらいの実が付いています。
この実が赤くなって収穫を迎えるのが8月10日頃。
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樹の様子によって一番花を着果させたものと摘花したものとがあります。
摘花した樹からの収穫は8月20日頃から。
2段目から4段目の収穫を迎える8月下旬から9月10日頃までがピークとなります。
 
それまでまだ1ヵ月以上。
今日も根気よく樹のお手入れをしていきます。

雨が続きます。

梅雨入りしてからというもの、1週間ほど雨が降り続いています。
日本に住んでいれば毎年のことなので、こういう天気になるのは分かっているのですが、
いざ梅雨になるといつ晴れるのかと数時間おきに天気予報をチェックする日々。
明日12日でいったん雨がやみ、そうすると1週間ほど晴れが続く予報です。
からっと晴れた日が何と待ち遠しいことか!
 
私以上に雨が嫌なのはトマトたち。
この成長段階のトマトは雨に強いのですが、ここまで降り続くとちょっと心配です。
今年は雨が多いことが予想されるので、いつもより早く雨除けを掛け始めました。
 
トマトは今のところ順調です。
水はけが悪い所で少し嫌な気配がありますが、その他は例年よりも順調なくらいです。
 
こちらは横植えしたトマト。
イメージ 1
 
土に埋まった茎の部分から新しい根っこが出始めています。
この根っこが土を捕えるようになるとぐっと生長が早まります。
一つ目の花房は取り除いて栄養生長に集中してもらいます。
 
今年は500株ほど横植えしましたが、3本が枯れました。
3本なら上出来です。
以前は植えるタイミングが悪く、横植えした苗の半分を枯らしてしまったこともありました。
晴れが続く日を選んで横植えすれば枯れるリスクはグッと少なくなります。
 
こちらは普通植えのトマト。
イメージ 2
 
普通植えの場合は基本として若苗植えです。
定植から20日弱です。
葉の色や広がり方もきれいです。
背丈が30cmになってそろそろ倒れてしまうので、誘引紐にトマトクリップでパッチンしました。
ついでに下の方の脇芽をかき、樹の形を整えました。
上の方の脇芽4〜5本は根の生長を促すため、ある程度の長さそのままにしておき、樹の様子を見ながら剪定していきます。
 
若苗で定植するとその後の活着が非常によく、生長に滞りが無くなります。
今年は若苗植えを特に意識して育苗〜定植を行ってきたので、それが良い結果として現れてくれて今の段階では満足しています。
 
これから7月下旬までがトマトの正念場。
側枝剪定で収穫が大きく左右されます。

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