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11月17日(月)
住宅公共施設省で進捗状況会議。ジャーエラ市役所からは私だけの参加となった。カウンターパートは入院中だし、カウンターパートは業務引継ぎ依頼のレターを市役所に提出済みなのだが、カウンターパートからこのJOCV-Unit事業の業務の大変さや愚痴を頻繁に聞いている他の市役所職員は誰もカウンターパートのカバーをする仕事をしたがらない。カウンターパートでさえ、自分には他にたくさんの仕事があって(日本と比べればまったくもって全然“たくさん”ではないのだが、スリランカの役人の中ででは忙しい人であると言わざるを得ないだろう)、この業務は自分にとって“アマタラワ(余分な仕事)”で“ノカレインナプルワン(実施しないでいることもできる)”自分の仕事ではなく私の仕事だと言っている。そして(市長から事実確認が取れたのだが)助役は退職し空白の状態で、その次のポストのAdministration Officer(事務長)も12月に異動予定、その次のChief Administration Assistant(事務長補佐)はコロンボ市役所から数ヶ月前に異動してきたばかりでとてもこの業務に関わる余裕はないようだ。会議では、このような状況について事実確認の取れない状況であったため、ジャーエラ市役所は他の用務で多忙のため、誰も出席できないと言っておいた。そして(シンハラ語の文書作成ができない)私が英語で作成した資料を基に進捗状況を報告しておいた。省では、この事業に取り組むコミットメントが足りないとみているようだが、職員にとっては市役所や市全体の利益のために業務を実施するといった展望を持つに至るよりも“アマタラワ(余分な仕事)”で“ノカレインナプルワン(実施しないでいることもできる)”JICAの仕事だと思うのだろう―各市役所にとっては予算を半分折半すればプログラム実施が可能な便利な事業であるし、JICAや援助大国日本との接点であり、手放したくない等と市長の視点では思うのであろうが、、、、。
JICA事務所で第4号報告書提出時の面接。私も住民側の仕事をしなければと思っているのではあるが、市役所の中で、どんなことでもやらないといけない、このような状況で、とてもできないでいるのだが、、、、。
11月18日(火)〜21日(金)
進捗状況報告会議と第4号報告書提出時の面接では、カウンターパートのいない期間臨時職員の手を借りて何とか先進地視察とシュラマダーナ(奉仕作業)の2つの事業をやってみようかと思っていたが、市役所に戻り、Voucher(市役所の小切手)発行や予算と支出の金額で変更が生じた場合の処理(参加人数の変更はこのプログラムに付き物だ)等市役所側での業務、今までによくあった省からの裏切られたような不承認(省での会議で承認すると言っていたものが、市役所側で殆どの準備を整えた時点で、省が意向を変えて、不承認にしたことが何回もある。先進地視察については、前回の省での会議〔10月16日(木)〕でこのプログラムを先ず第一に実施するようにと言われていたものだが、今回の進捗状況報告会議の中でAdditional Secretaryから異議を唱える発言が既に何点か出されている。)のリスクを考えると、私が取り仕切るには責任が重い。予算の完全執行がそれほど大切なのであれば、5つの自治会に、自治会伝言掲示板(自治会の会議は開催日時を口頭で伝えているが、住民は定めた時間に一度に集まらず、めいめいがおのおのの時刻に会場に現れ、人がいないので去っていき、定刻開催が難しい。このため会議を開催することが難しい一因となっている。住民のよく目に触れる場所に自治会伝言掲示板を設置し、会議の日時・議題等詳細を掲示しておけば、住民の役に立つのではないかと考えた。)を作成設置できれば(見積書を取り設置するだけで、市役所職員の大きな協力も要せず、比較的大きな予算を一度に消化できる)と思い、フィールドコーディネーターに相談すると良い案だと言われたので、市長及び事務長と協議し、省へ相談すると「自治会が住民から集金して作成しなければそれは住民からは利用されない」という理由で承認できないとの事。省から市役所宛カウンターパートの業務代理執行者を決定するようにという旨の手紙を送付したらしい。が、12月4日が事業執行完了日となるようなのだが、それまでに果たしてAnnual Implementation Plan(年間実施計画)の未消化予算を執行できるのだろうか?正味2週間を切っていったい何ができるのだろうか。省で承認までに2週間かかるといつも言っていたようだが、、、、。TIME’S UPだ! Annual Implementation Planの事業の実施が目的ではなく、私の仕事はフィールドオフィサーであり、住民の組織化の仕事をしなさいと言われてはいるのだが、私も住民側の仕事をしなければと思っているのではあるが、市役所の中で、どんなことでもやらないといけない、このような状況で、とてもできないでいるのだが、、、、。Annual Implementation Planにずっと関わっていなければならない状況だったが、関わりをやめて住民側の仕事をするべきだろうか?しかし、今年をあきらめれば、毎年4月以降にしか予算執行できるようにはならないため、来年は3月に任期終了なので、もうこれで終わりとなってしまう。私としては12月まで、Annual Implementation Plan事業の執行に専念し、1月から3月に住民のエンパワーメントや関係機関との連携の分野の仕事に集中したいと考えていたが、、、、。
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