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12月21日〜25日
クリスマス&ポーヤデー(満月の祭日)のお休みのため、海を見にヒッカドゥワへ。シンハラ語が少し上達したためだろうか、私の仕事まで話した相手は、スリランカ人価格かお前だから特別にという価格でまけてくれ、そして、親切にしてくれる。少しずつシンハラ人達の懐に入れるようになったのだろうか?スリランカは、まだまだ、乗客より車掌や運転手に、生徒より先生に、市民より役人に、客より店主に、都合よく強い権限を持たせている縦型社会だ。人々は自分が物のように扱われても公然と苦情を言わず、我慢してそれを許しさえしているようだ。そんな時々に、私はまだまだそれを見過ごすことができず、腹を立てて説教までしてしまう。
12月26日(水)
カウンターパート達は出勤無。
12月27日(木)
助役と話す。先日の助役主催の会議で決めたことは、カウンターパート達は全部来年の仕事と思っているようだと話すと、助役は、彼らから出ている賃上げ要求について、彼らがきちんと業務に取り組み成果を出さない限り要求には応じないと書き残した。
12月28日(金)
私の前任者がバドウッラへ来てくれた。初めて前任者と顔を合わせた。ふたりでPuwakugodamulla・Badulupitiya労務者住宅を訪問。カウンターパート達と晩餐会を開催。私の近所の友人が料理をこしらえてくれた。貧しいムスリム人のまごころがこもった料理で、カウンターパート達を含む前任者の知人たちと酒を酌み交わした。前任者が彼らと私の間に橋を架けてくれた。ハートのでかい男だった。
12月29日(土)
洗った皿を持って料理をいただいた近所のムスリム人宅へ行く。スリーウイラー(三輪タクシー)運転手の奥さんは妊娠3ヶ月。赤ちゃんグッズをお礼に手渡した。10時半前任者とバドウッラからコロンボへ向け出発。前任者もなかなかスリランカを好きになれなかったようだ。しかし、スリランカの人たちの考え方や行動を全て否定しなかった。少しでも理解しよう理解しようと努めたという。するといつの日からかスリランカを好きになることができたという。面白いことに前任者も「いいかげんなところ・適当なところがスリランカの良いところだ」と言っていた。「彼らは変わることさえ望んでいない。彼らはTake it easyな生き方をしている。」と。分かるような気がした。そして、家族を大切にしている。14歳の娘が父親と手をつないでお寺へ行く。子供たちは学校帰りに母親の職場へ来て一緒に昼食を食べる。腹いっぱい食べて眠れれば、それが幸せだと言う。大抵のことには「カマンネー(問題ない)」と言ってのけるシンプルな生き方なのかもしれない。18時半コロンボ到着。
12月30日(日)
スリ・パーダ(アダムスピーク)という聖なる山への登山のための準備をする。食べ物等いろいろな買出しをした。
12月31日(月)
コロンボから隊員26名でハットンへ。日本の寺へ宿泊。皆でカレーを作り、年越しそばを作り、おにぎりを握り、除夜の鐘を突いた。ゴミを燃やして仮眠。
1月1日(火)
2時に寺を出発し、4時過ぎに山頂のお寺に到着。全ての神がこの山に現れたという世界でも稀有な名刹だ。鐘を突いて登頂を祝い、初日の出を待った。6時半に素晴らしいご来光を拝むことができた。コーヒーとキリバツ(ミルクで炊いたおにぎり)がふるまわれた。ゴミを拾いながら下山する。見ていた外国人も拾いはじめ、神の祝福がありますようにと協力に感謝した。話しかけたスリランカ人もゴミを拾いはじめ、沢山の徳になりましたと協力に感謝した。私たちの活動を見ていた人々が一緒になってゴミを拾い始めた姿を見て、私たちが大きな力を持っていることを知ることができた。たとえ明日誰かがゴミを捨てようとも、この活動を見ていた人々の心に幾らかでも意識が芽生え、大河の一滴になったのではないかと思った。協力隊やボランティアの意味が分かったような気がした。
1月2日(水)
カウンターパート達と今年のAnnual Implementation plan(年間実施計画)を作成。私が先日の助役主催の会議での決定事項も盛り込もうと言うと、とっていたメモはなくしたとのこと。彼らのやり方がわかった。上司の命令は上司の手前一生懸命メモを取り聞くふりをして、都合の悪いことややりたくないことは忘れたふりをする。はじめからどうせ12月末で退職するやつの話だと思っていたのだろう。本当にいいかげんなやつらだ。私の方でできる限りをそのときの決定事項を盛り込ませてもらった。
1月3日(木)
JICA関連会社の方々がバドウッラを訪問。このゴミ関連問題については、カウンターパート達も一生懸命にやっているようだ。JOCVのプログラムに協力する姿勢とはっきりと違う。なぜだろうか?しかし、ゴミの問題はバドウッラの全住民と市役所の悲願だ。私も協力できることがあればできる限りのことをやろうと思っている。[[img(http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php,1,1, )]]
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