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NGO ハイチ

ハイチ大地震から1年NGO支援の裏で
2011 01 12 TBS
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大地震からちょうど1年。カリブ海の島国・ハイチには、海外から多くのNGO団体が入っています。復興に大きな役割を果たしているのですが、その一方で自立の妨げになるケースも出てきています。 ハイチの首都、ポルトープランスにある小学校。NGO団体が運営し、制服から教科書、教員の給与まで海外からの寄付金で賄われています。 「勉強が好きで学校が楽しい。 算数・地理・国語・歴史が好き」(女の子) 笑顔あふれる学校ですが、大きな問題に直面しています。この学校は、去年の地震で校舎が倒壊。現在、建物を借りて授業を続けていますが、児童が入り切らないため元の場所に校舎を建て直そうとしました。その際、地主から莫大な土地代を求められたといいます。 「35万ドル(約2900万円)要求してきました。我々は歴史が浅く大金は払えません」(NGO「EDEYO」 のサーブさん) このように海外からの援助をあてにして、地主が多額の土地代を要求するケースが相次いでいます。さらに、これとは逆の問題も起きています。 比較的裕福な患者が訪れていたという民間の大きな病院が去年の地震の後、閉鎖されてしまい、シャッターが下りています。
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 誰もいない病室に並ぶ高度な医療器具。 「これは日本製です。島津製作所」(男性) 開業してから4年で閉鎖してしまった病院。原因は海外から医療支援に来たNGOでした。地震から3か月間、病院はNGOの求めに応じて医療設備を開放、共同で2600人の患者を無料で治療しました。このとき病院は、スタッフの人件費などかかった費用はNGOが払うと思っていました。ところが、ボランティア精神をうたうNGOは支払いを拒否し、病院は資金繰りに行き詰まってしまいました。 「資金を使い果たした。誰一人費用を負担しないから」(閉鎖に追い込まれた 病院長) 世界中からの寄付による潤沢な資金がある国際支援団体。ハイチでは今も無料で診療しています。その一方で民間病院には患者が集まらず、閉鎖が相次いでいます。職場を失った医師の中には、海外に出て行く人も多いのです。 「ハイチ人医師の頭脳流出が 起きている」(ハイチ人医師) 海外からの支援につけこむ地主。逆に、海外からの支援で苦境に立たされた地元医療。支援のあり方が問われています。

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