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「清明祭(シーミー)」と基地内のお墓について
暦のうえでは「清明(シーミー)」の節(シチ)に入り、先週あたりから県内各地で「清明祭」が行われている。「清明祭」は先祖の墓前に一族門中が集い、重箱のごちそうをお供えして祖先を供養する沖縄の一大行事である。
今日12日は、好天気に恵まれ、絶好の「清明(シーミー)」日和である。昨日は5月上旬並みの天気で、最高気温が那覇で25.9度、石垣島で27.5度を記録した。今日は、昨日よりも各地で気温上昇はまちがいない。
わが家は、本日の12日はうるま市長選の告示日と重なるので、4月の最終日曜日に「清明(シーミー)」をおこなう事にしている。私も、シュリ勇治市長候補の出発式に参加し、午後2時までシュリ候補に随伴した。
沖縄の「清明(シーミー)」ではご先祖の墓前に一族が集うと書いた。ところが沖縄では戦前の集落まるごと米軍基地として囲い込まれたところがある。つまり、先祖伝来の土地が墓地を含めて米軍基地として接収されたのである。従って、「清明(シーミー)」には、予め米軍から立ち入り許可をもらい、金網の中に入って墓前でご先祖を供養する事になる。昨日の地元紙にホワイトビーチの米軍基地に接収された、うるま市平敷屋区民で金網(フェンス)の外に新しくお墓を造る者が増えた、との報道があった。アメリカの9.11テロ後、基地への立ち入り許可を得るのが難しくなり、やむなく先祖のお墓を移転したのだ。基地の存在をアピールするカーニバルでは、手軽に開放し、住民の先祖供養には厳格な手続きを要求する。全く逆立ちしている。未だに「占領者意識のままだ。米軍基地に怒っているのは、今の沖縄を生きている人々だけでなく、安らかには眠れないご先祖の霊も怒っている。特に、フェンスの内の墓に眠るウチナーの先祖達は!
15時32分
【2009/04/12 16:45】
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