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さてさて、やっと20年後の物語が、全員分終わりました!
カレたちの在学中から、20年後までずっと読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
在学中の物語からそうですが、20年後は特に、読者をまったく無視したお話になってしまい、がっかりされた方や、後味の悪い思いをされた方もいたのではないかと思います。
あの結末は、連載当初から考えていたもので、理由はどうあれ、バスケ以外の3カレに関しては、最初から高校時代の彼女とは別れる設定でした。
でも、在学中の物語を書き進めるうちに、どのカップルにも愛着が湧き、また他の方が書かれているウェブカレ小説を読んで、それがハッピーエンドで終わる素敵な物語だったりしたものですから、やはりハッピーエンドにしたい気持ちも出てきて、随分悩みました。
いっそのこと、20年後をまったく書かないか、それとも別れるパターンと結ばれるパターンと2通り書こうか・・・などと、ヨコシマなことを考えたりしておりました。
それでも、やはり初志貫徹しよう!
わたしは、カレたちの在学中に、できるだけ4カレそれぞれに違ったタイプの恋愛を書きたいと思っていましたので、結末もそれぞれに違ったものにしたいと思っていました。
別れたあとも友人としていい関係を続けている会長カップル、友情を残すことはできなかったけれど、別れたあともお互いに対して恋愛感情ではない特別な感情を抱き続ける竜士カップル、そして、別れたあともずっとお互いを想い続け、どこかでお互いがつながっていることを信じ続ける先生カップル、そしてめでたくゴールインしたバスケカップル。
それぞれに、別れた理由も、別れたあとの関係も違いますが、わたしがこのいろんなパターンの恋愛の結末で言いたかったことは、
「恋愛のハッピーエンドは結婚だけではない!」
ということ。
わたしにとっては、誰かを本気で愛し、その後それがずっと心の中の宝物として輝き続ける恋愛の場合は、それが最終的に実るかどうかは関係なく、すべてハッピーエンドなのです。
片想いも然り。
付き合うことすらできなかった恋でも、自分が真剣に誰かを想い、そのことにより自分が成長を遂げ、ずっと大切にしたい思い出に変わったとき、その恋はたとえ片想いであったとしても、ハッピーエンドなのではないだろうか・・・と。
そして、
「愛の強さが結婚に結びつくわけではない!」
とも、思っています。
自分の恋愛が結婚に至らなかったとき、人は
「自分の愛が足りなかったのだろうか?」
「相手の愛が足りなかったのだろうか?」
などと悩みますが、わたしはそうではないと思っています。
結婚とは、本人同士の愛の他に、様々な要素が絡みますから、必ずしも愛が強ければ辿り着けるものではないし、逆に辿り着かない方がいい場合もあります。
わたしの小説の場合、バスケカップルはめでたく結婚に結びつきましたが、彼らの愛が他の3カップルに比べて強いものだったから結婚できたのか?と考えると、決してそういうわけではない。
会長カップルも、竜士カップルも、先生カップルも、みんなそれぞれに、一生懸命恋をして、素晴らしい青春時代を送ってきたのです。
それでも、やはり成長する方向とスピード、そして周りの環境などの歯車が一つ狂い出すと、それはもう愛の力ではどうしようもないところまで行ってしまう。
バスケカップルは、そういう愛以外のすべての要素がうまくかみ合った、ラッキーなカップルだったというだけで、決して他の3カップルの愛が足りなかったわけではありません。
そして、これは別れに至った3カップルの恋愛を比較して思うことなのですが、会長、竜士カップルは別れのあと、他の人と恋愛し、人生を共にしています。(ほのかちゃんは離婚してますが・・・)
ところが、先生カップルはずっとお互いを想い続けたまま、独身を貫いています。
でも、それは決して
「想い続けること=愛の深さ という意味ではない!」
のです。
これもまた、先生カップルの方が、会長や竜士カップルよりも愛が深いから、独身を貫いているわけではありません。
会長、竜士カップルが、新しい人と新たな人生を歩むことを決心したのは、決して高校時代のあの恋愛を忘れたからとか、そのときの人よりも素敵な人に出会ったからとかではなくて、「高校時代の恋愛とは違う種類の愛に出会ったから」なのだと思います。
人に対する愛情は一人一人違うので、比べることなんてできない。
「元カノとわたしとどっちの方が好き?」
人は、そういう質問をしてしまいがちだと思うのですが、それほど愚かな質問はない。
それは二人の子供を持つお母さんに対して、
「上のお子さんと下のお子さん、どっちが好き?」
と、聞いているようなものではないか?と思うのです。
相手の人格も、付き合ってきた経緯も、これからの未来も、相手が変わればすべてが変わる。
どちらの方が上とか下とか、比べられるようなものではない。
だから、きっと会長カップルも竜士カップルも、昔の恋人と今の配偶者を比較して、結婚を決めたわけではなく、「人生を共にする」という目的に沿った愛に出会ったのだろうと思います。
そして、それはそれで、またとても幸せなことです。
じゃあ、先生カップルは、そういう新しい人に出会わなかったのか?ということになりますが、一度も出会わなかったわけではないと思います。
でも、きっと彼らは、「相手を想い続ける」という、決断をどこかでしたのだと思います。
それは、それだけ愛が深いからとかではなくて、あくまで「自分の人生に対するケジメ」のようなものではないだろうか・・・と。
そして、自分の中でそういうケジメをつけたのなら、それを貫いて生きていくことも、それはそれで幸せな人生なのだろう、と思うのです。
・・・と、まぁ、グダグダ書いてきましたが、一言で言えば
「みなさん、素敵な恋をしましょう!」
と、いうことです。
さてさて、これからですが・・・
どうしましょう?(爆)
やはり、竜士編には思い入れがあるので、リコちゃんとの別れから間山さんとの新しい恋愛に至るまでを書いてみたいような気もしていますが、その裏で、「いつまで続けるつもりやねん?」とツッコム自分もいます。(笑)
もしかしたら、またチョコチョコ書くかもしれません。
でも、書くとしても、もう結末はわかっているわけですから、そう萌える話にはならないと思いますので、あまりお勧めはしません。
それでも読んでみたい!という奇特な方だけ読んでやってください。
何はともあれ、在学中から20年後の結末までを読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
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本当にそうですよね〜。
量れないし比べられるモノでもないし
それでも人はそうすることで確かのモノを感じたいんでしょうね。
これからどうなさるんでしょ???って私もすっごい聞きたかったんですよw
まさかこれで終わりなの〜!?って(TT)
それは淋しすぎる〜って思っていたのでwww
竜士と間山さんの経緯・・・なんかリコちゃん思うと切ないですが><
リコちゃんへの想いがど〜やって変わっていったのかも知りたいですwww
とにかく紫さんの小説はずっと読んでいたいですね〜。
あとは書籍化を待つのみ♪
2011/6/3(金) 午後 1:30 [ う〜 ]
う〜さん
ありがとうございます。
本当は、もうこれで本当に終わりにしようと思っていたんですが、ここでの皆さんとのコメのやり取りや、メッセでのやり取りの中で、いろんな恋のお話をするのがとても楽しくて、なんだか離れられないような気が・・・www。
竜士と間山さんの経緯は、それほどじっくりは書かないと思います。
何せ、リコちゃん=わたしですから(笑)、他の女との恋物語などじっくり書くものか!って感じです。www
書くとしたら、リコちゃんとの別れの経緯ですかね。
やはり、別れまでちゃんと見届けなければ!www
2011/6/3(金) 午後 9:33 [ 紫 ]