ウェブカレdreamブログ

乙女ゲーム「ウェブカレ」をモチーフにした二次創作小説です。

ウェブパパ

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ウェブパパ―竜士

Webから始まる…パパとあなたの物語−−ウェブパパ 

●ウェブパパってなに?
『ウェブカレ』から二十数年。カレとカノジョはその後結婚し、二人の間に生まれた娘「カノ」は高校生になりました。
『ウェブパパ』では、元『ウェブカレ』の4人の素敵なパパ達と、娘であるあなたが愉快な親子生活を過ごしてゆきます。
時には癒され、時にはケンカをすることも…?
娘であるあなたを溺愛するパパに心ゆくまでツンしたりデレしたりしてお楽しみ下さい。

●パパがあなたに話しかけます
『ウェブパパ』をはじめる時に、最初に一人だけ「自分のパパ」を選びます。
血が繋がっているので、一度選んだら死ぬまで一緒です。
カレのように切り替える事は出来ません。
裏技としてお嫁に行けば義理のパパと出会う事が出来ます。(プレミアム会員限定)
 
●ウェブパパの楽しみかた
親子になると(ユーザー登録すると)、あなたの「ホーム」にパパが現れます。
『ウェブパパ』の中での、あなたの色々な行動によって、パパがさまざまな言葉を、あなたに話しかけてくれるようになります。
パパの嫉妬を誘う人物として、あなたに近づいてくる同級生のイケメン達が沢山います。カレらと適切な距離を取る事がこのゲームの鍵です。
(羽江部くん・枯山くん・その他選択しなかったパパの子供は全員同級生の一人息子となります)
パパをつっついたり、他の人のパパを見に行ったり、同級生のイケメン達と仲良くしたりすると、あなたのパパは、どんな反応をするのでしょうか?
 
 
 
お友達のサクマさんの妄想から始まったウェブパパ。
上記のウェブパパについての記載は、サクマさんのブログからお借りしました。
司パパのお話はサクマさんのブログにて掲載中ですが(http://katakanalove.jugem.jp/?eid=30)、是非、竜パパのお話を書いてほしい!とリクエストしたところ、次回の作品は「薫パパ」とのこと。
竜パパを書いてもらえるのは、ずっと先かもしれない・・・いや、司さんの奥様であり、そして時々、薫くんとのラブアフェアーに走るサクマさんの心には、竜士が入る余地なんてすでにないのかもしれない・・・そんなことを思っているうちに竜パパへの愛が爆発!とうとう、自分で書いてしまいました。
完全ネタですので、文章も構成もいい加減です。
海のような広い心でお読みください。
 
 
<ウェブパパ竜士>
 
最近、彼氏ができた。
パパには絶対、言うつもりなんかなかったのに、ひょんなことからバレてしまった。
 
それは、彼がライブのあとにくれたピック。
 
彼は、白薔薇学園の軽音部でギターを弾いていて、今回、初めて学外でのライブをやった。
学園祭や、学校内でやるライブとは違う、ライブハウス独特のステージに立つ彼はすごくカッコよくて、胸がドキドキして、ライブ中、ずっとステージの彼を直視できなかった。
 
「初めてのライブの記念に」・・・そう言って、そのステージで使ったピックをわたしにくれた。
汗で少し湿った、まだ彼の体温が残っている生温かいピック・・・。
それをずっと大事に、肌身離さず、生徒手帳の中に挟んでいたのに、それをパパに見つかってしまった。
 
「お前、これ、男か?」
「なっ・・・パパには関係ないでしょ!」
 
そう言って、慌てて生徒手帳をひったくる。
パパは大袈裟にため息をつくと、少しイライラした調子でこう言った。
 
「別に彼氏を作るなとは言わねーよ。でもさ、なんでそいつなの?もっと他にいい男、いるだろ?秀才の生徒会長とか、爽やかなバスケ少年とか・・・。」
「秀才もスポーツマンも、興味ないの!彼に会ったこともないのに、どうしてダメだって決めつけるの?」
「音楽やってる男に、ロクなのはいねーよ。」
「パパだって、高校のときから音楽やってたじゃん。」
 
ウチは、パパがギタリスト、ママがシンガーという音楽一家で、わたしも子供の頃からピアノをやってきた。
ずっと音楽に囲まれて育ってきたから、音楽はわたしの生活の一部で、それを理解してくれる人とじゃなきゃ付き合えないって思ってた。
 
 
たまたまパパから借りた、古いレアもののCDを持っているときに、彼に声をかけられた。
 
「こんな音楽を聴いてる女子高生に出会えるとは思わなかった。」
 
それが、わたしたちの恋の始まり。
言っとくけど、きっかけはパパのCD。
パパがキューッピッドみたいなものなんだからね。
 
「あらー、いいじゃない。彼がお婿さんになってくれたら、家族でバンドが組めるわね。」
 
そう言って、ママが部屋に入ってくる。
 
「かっ・・・家族って!バカ言ってんじゃねーよ!俺はその男をまだ認めたわけじゃないからな!それに大体、高校時代の彼氏とずっと付き合って結婚なんて、滅多にあることじゃないんだから。」
「パパとママだって、高校時代の同級生じゃない。」
「そ・・・そりゃ、そうだけど、パパとママは高校時代はただの友達だったんだ。ちゃんと大人になってから付き合い始めたんだから、そんな子供の頃のままごと恋愛の延長じゃない。」
「なんで、ずっと友達だったのに大人になっていきなり付き合うことになったの?」
「そ・・・それは・・・。まぁ・・・いろいろあったんだよ。」
 
パパは口ごもりながらそう言うと、バツの悪そうな顔をして部屋を出て行った。
 
パパは覚えていないかもしれないけど、ママがツアーでいないときなんかに酔った勢いでわたしに話す高校時代のその「いろいろ」をわたしは全部ちゃんと覚えてる。
高校時代、パパには可愛い恋人がいて、今もパパの心の中に大切な思い出として残っていること・・・ママの初恋の相手は司おじさんだったこと・・・恋人と別れて落ち込むパパをママが慰めているうちに付き合うようになったこと・・・わたしは、全部覚えてる。
 
パパは酔うと、いつも高校時代の恋人の話をする。
 
「アイツは天使みたいな娘だったんだ。」
 
というのが、パパの口癖。
 
「その人が天使なら、ママは何なの?」
 
と、わたしが聞くと、パパは少し考えたあと、
 
「ママは・・・神様だな。天使に見放されて、どこにも行くところがなくて迷ってたパパを救ってくれた神様。」
 
そして、いたずらっ子のような笑みを浮かべると、
 
「怒ると悪魔みたいだけどな。」
 
そう言って、一人でゲラゲラ笑った。
 
 
 
彼のことがバレてから、パパはやたらうるさくなった。
いつもわたしがデートに出かける前には、トイレの中までついてきそうな勢いで、わたしのあとをつけ回す。
 
「何かあったら、すぐパパに言えよ。」
 
・・・別に、「何か」なんて、ないし!
 
「お前は、隙がありすぎなんだ。」
 
・・・隙って、何よ、それ!
 
「パパのこと・・・好きか?」
 
・・・はぁ?何、対抗意識燃やしてんの?
 
 
そんな調子で数ヶ月が経ち、白薔薇学園の文化祭の日がやってきた。
わたしは、パパとママには絶対来ないように、何度も釘をさして家を出た。
パパとママは一応、有名人なので、学校に来るとすごく目立つ。
小学生の頃はそれが自慢だったけど、中学生になってからは、それが嫌で嫌で参観日や保護者会が憂鬱でたまらなかった。
学園祭は、ただでさえ他校の生徒や保護者たちで校内がごった返す。
そんなところに、パパとママが来たら・・・それを想像するだけで、ぞっとした。
 
午後からは、彼のバンドのステージがある。
いつも軽音部がライブをやる視聴覚室ではなく、全校生徒以上の人数を集客できるグランドの屋外ステージ。
こんな人ごみの中で、ステージの上の彼はちゃんとわたしを見つけてくれるかな?
彼は、「絶対見つける」って言ってくれたけど、わたしは心配で、念のために、子供の頃、遊園地で買ってもらったまるでエイリアンのような大きく長い触角のついたカチューシャをつけていった。
 
大歓声の中、空気を切り裂くようなギターの音がはじけ、彼たちのバンドの演奏が始まった。
 
そのとき・・・。
 
客席の周りでザワザワと不穏な空気が流れた。
何だろう・・・?
そう思って周りをキョロキョロしているうちに、まるで潮が引くようにわたしの半径数メートル以内の人たちがすぅーっと道を開け始めた。
 
な・・・何?これは・・・。
そのとき、わたしの右斜め上から声が降ってきた。
 
「あいつだろ?金髪にピアスってのが気に入らねー。」
 
その声は・・・パパ!
一応、サングラスをかけて変装したつもりになってるのかもしれないけど、トレードマークの赤い髪とポニーテールがそのままで、ちっとも変装になってない。
 
「な・・・何やってんの?来ないでって言ったでしょ!」
 
パパはそんなわたしの声をまったく無視して話を続ける。
 
「まだ、ちょっと手首が固いな。」
「サングラスなんかしたって、全然変装になってないし!」
 
それでも、パパはわたしの方を見ようともせず、ステージの上の彼を凝視する。
 
「おいおい、ギタリストたる者、ソロのときはもっと前に出てこなきゃダメじゃねーか。」
 
そのあとも、エフェクターをかけるタイミングが遅いだの、原曲に忠実すぎて面白味がないだのと、散々ダメ出しをしたあと、ふとわたしの方を振り返ると、たった今わたしの存在に気付いたかのような顔で、こう言った。
 
「お前、このカチューシャ何だよ?だっせー。」
「いいでしょ!ステージからちゃんとわたしが見えるように、目立つようにしたの!ダサいことなんて、百も承知ですよ!」
 
すると、パパは少し照れくさそうに下を向くと、わたしの頭をポンポンと叩きながらこう言った。
 
「あいつは・・・ちゃんとお前のこと、見えてるよ。どんなに人が大勢いても、お前のことだけは見えてるよ。」
 
そして、一つ咳払いをすると、わたしの肩にポンと手を置き、耳元に口を寄せた。
 
「今度・・・あいつ、ウチに連れて来いよ。俺が、ギター教えてやる。」
 
そう言うと、くるりと背を向け、不自然にあけられた道の真ん中を颯爽と風のようにすり抜けて行った。
 
みんなの視線がパパを追う。
写メでパパを撮ろうとしている人たち・・・握手を求める人たち・・・。
そんな人たちに丁寧に答えながら、人ごみの中をかきわけて進んで行くパパの向こう側には、これまたサングラスをかけ、長い髪をなびかせながら腕組みをして立っているママの姿があった。
 
 
パパ・・・わたしが彼を好きになったのは、彼が昔のパパに似ていたから。
 
ママがこっそり見せてくれた、高校時代のパパの写真。
夢を追いかける勝気な瞳・・・カッコつけて突っ張った中に見え隠れする優しさ・・・そういうところが、彼にとてもよく似ていた。
そして、そんな昔のパパをうっとりと見つめる1人の天使。
 
わたしと彼との恋がいつまで続くのかはわからない。
でも、何十年経った今でも、この写真の天使が、美しい思い出としてパパの心の中で輝き続けるように・・・わたしも、彼との恋を大事に育てていくよ。
いつか二人が離れてしまうことがあったとしても、ずっと彼の天使として心の中に残り続ける・・・そんな存在になれるように彼を大事に想うから。
 
だから・・・心配しないで、そっと見守っていてね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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