A Spoonful of Osatou

ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな

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13日の外科の次の呼吸器の外来。フロモックスを月曜日の昼から飲んでいる。
月に一度の布袋様先生の外来がこの日なのが嬉しかった。

診察室に呼ばれて入ったら、「辛いですか」とおっしゃる。パソコンの画面には私の一昨日の血液検査の画像。
「辛いです」と「お腹がガチガチなんです」「抗生剤を飲むと、胸がキュー、キュー鳴り始めるような気がします。えーと、フロモックスだと思うのですが、ジェネリックになって名前が覚えられなくなった」口から言葉が溢れて、並行してカバンから実物を出そうとしたらすごく手間取ってしまう。
「いいですよ。こっちのメモで分かるから」
あれ、珍しい。いつもはプレゼンをおさせになるのに。

「肝臓の数値がものすごく悪いですよ」
Pe様はまだ大丈夫だけど、黄疸が怖い、と言っていた。布袋様だとこういう言い方になるのか。

「聴診しましょう、聴診」
「キューキューなるのは、抗生剤の副作用ですか?」
「いや、元の病気ですよ」
ふ〜ん。抗生剤をのんだら胸から鳥の囀りが聞こえるんですけどね。
「お腹がガチガチなんです」
「腹水かも知れないなあ」
Pe様は胸水かもと、言っていた。ボールの投げっこのしあい、失敗ですよ。
「体重もふえちゃって」
「浮腫かなぁ」
これは、答えが同じだ^ ^
はい、尋常じゃありません。

「指出して」
酸素を測る。66。
「寝て、あっちが頭。お腹出して、足曲げて」
お腹の聴診。
「全く、腸が動いていないですよ」
「麻薬のせいですよ、麻薬」
あぁ、増やしたんだ。そうだ便秘という副作用があった。今まではアローゼンの副作用か、症状が出てなかったので、油断してた。私の中に叩き込め「便秘、訴える」
たしか、うちにマグラックスとアローゼンがあった。
了解ですって、ちゃんと頷く。
右手が捲られて血圧計が巻かれる。
「112。脈が速いですよ」

「(パソコンの画面を指して)これはねぇ、うちにいていい数値じゃないですよ」
と、言いながらベッドに寄って「起きられますか」と抱き起こして下さりそうにする。
「大丈夫です。重いし」あわてると、無理やり左手で足を引っ張って、右手で背中を押し上げてくださる。ちょうど、私の靴のところ。涙が出そうになった。どうして、分かったんだろう?
そう、起きられない。体を横にして、右手でベッドの端をつかんでと身体中の筋肉を使ってと奮闘しないと頭が上がらない。

椅子に座ったら
「ほら、Pe様先生のメモにありますよ『辛かったら、いつでも入院して下さい』」
「ね」と顔をのぞきこまれる。
頑なに首を振る私。
「こんなんでも、うちにいれば、コミュニケーションの役に立つんです」

布袋様先生、たちあがってしまわれた。
「じゃあ、一ヶ月後に予定を入れておきますから。でも、入院ですよ。日がくるっても構わないですからね」
怒ってらっしゃる。


今日の朝、フロモックスを5日分、飲みきった。少し楽になった様な気がした。午前中、書類仕事をした。向こうから、今日中に返事をくれる。午後、頭が上がらなくなった。家電の子機と携帯を抱えて寝る。便利になったものだ。書類クリア。

胸から鳥の囀りが聞こえる。これを録音したら、世界中の鳥の鳴き声がきこえるんじゃないか。

また、始まった症状もいくつか。あぁ、もうやだ。
頭の天辺から指先まで自分でスキャンをかける。下着の中もチェック(抗生剤を飲んでる時は念入りにと皮膚科の先生に教わった)

私は明日、本来の予約は明後日なのに、予約外で病院にいこうとしているのだ。何をカバンの中に隠していこう・・・。

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怒っているわけではないと思うのです。医者が患者と少し長い時間を過ごして、もうちょっと知恵を出せるんじゃないか、と思ったとき「入院」の二文字が出るんじゃないでしょうか。酸素吸入が出来て楽にもなりますし、浮腫みを取り去るための薬も使えるでしょうし。

抗生物質を飲んだら音が聞こえるんですね。フロモックスには耳鳴の副作用があるので、それかしら。

2015/5/18(月) 午後 10:01 [ くぅたろう ] 返信する

くぅたろう先生
ありがとうございます^ ^
布袋様に怒られても怖くはないんです。
Pe様と違って感情をそんなに露わにされる方でもないので珍しいですけど。次の診察室では、必ず笑顔の「やあ」で待ってて下さいます。
仰るようなことを、今回、「家で錠剤で頑張って」感じました。これだけアレコレと起こったら私には一週間は長いのかなあと。素人が扱っていい武器なんて限りがありますもの。耐えきれなくなった明日もまだ一週間たったいません。

胸鳴りですが、フロモックスを飲みきって5日目の今日もピイピイ、ホウホウと鳴いていますが、飲んでる最中とは全然違います。昨日までは世界の珍獣、珍鳥が胸の中から美声を競っていました。耳鳴りですかぁ!
そう言えば寝てる時は競馬の放送もしていましたよ。これは悪夢ですよね。

2015/5/18(月) 午後 11:02 [ ] 返信する

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次々起こる出来事に戸惑ってしまいますね。
そしてそれに伴う決断も。。
心身ともに少しでも楽になるよう調整できるといいのですけれど。。
ともかく今夜ゆっくり休めますように。。

2015/5/18(月) 午後 11:15 矢車草 返信する

矢車草さん
副作用って難しいですね。痛みが取れれば酷い便秘になる。正直、秤にかけたいです。抗生剤が抑えてくれていたものも、いっぱいあって、終わったら起こるものもあるし、わぁ!と驚きが、先に立ちます。

2015/5/19(火) 午前 0:39 [ ] 返信する

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本当に次から次へといろんな症状が出てきますね。
それをPe様と布袋様がバッタバッタとなぎ倒そうと
してくださっている様子が目に浮かびます。
胸鳴り・・・鳥の鳴き声なんですね。
私はなんとなく虎落笛を想像しちゃいましたが。
今日は雨かな?病院までの道が平らかでありますように。 削除

2015/5/19(火) 午前 7:45 [ ポー ] 返信する

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病院に沢山いいもの忍ばせて持っていってください。布袋さまのふいの仕草は泣けますね。縁さんの思いと重なるのと、単純にその描写から想像しても、うるっと。
便秘は苦しいですよね。毒素まで含んでいるように私は感じます。便秘解消したときは、体が解毒した感じでした。縁さんもどうか少しでも楽になりますように。 削除

2015/5/19(火) 午後 3:42 [ 蒔絵リコ ] 返信する

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緑さん酸素66はかなり息苦しいし・・・
脈が112の頻脈は辛すぎます・・・

今日は病院に入院されたのか?
少しでも身体が楽になりますように 削除

2015/5/19(火) 午後 8:40 [ れんばあ ] 返信する

ポーさん
先生達の個性が出て、面白いですね、と書いて、
うーん、刀も、鎖がまも、機関銃もありとあらゆる武器が似合いそうにないです。どうしましょう(T_T)

私には喘鳴は鳥の声です。

歩くの辛かったです。驚いちゃった。タクシーがすぐ来て良かったです。

先生達の個性ですが、布袋様は「入院しろ」と優しく怒るし、Pe様は「お家にいても良いよ」だし、二つ、カードがあると、長年の患者にはバレバレなんですよね。あー蹴りたい。

2015/5/19(火) 午後 9:07 [ ] 返信する

蒔絵リコさん
朝からとっ散らかって、ほぼ、用意が間に合わなかったのですが、娘と息子がコンビニ袋いっぱい用意してくれました。

そうなんです。布袋様は多分もっと話したいんです。でも、常に二番手の大将を自分に課していらっしゃるから。と、今日のPe様の脇の甘い行動で理解しました。
布袋様だったら、やらないなぁと。

訳のわからない文章ですみません。そのうち書きます。

便秘と腹水っすからね、苦しいっすよ。動けないですもん。

あ、幼児が泣いています。可愛いです。泣き声がこの身体にしみ込みますように。

2015/5/19(火) 午後 9:33 [ ] 返信する

れんばあさん
おーい、おーい(T_T) 分かって下さって嬉しいです。
据え膳上げ膳の入院のありがたさを噛み締めています。堂々と家族の食事も作らなくていいし、洗濯も。ありがたいです。
しがらみというか、主婦の呪いから解き放してくれるのですね。
今の私は第一義に「病人」です。

2015/5/19(火) 午後 9:40 [ ] 返信する

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