萬屋ユカリン

リコメ、遅くなったけどやっと出来た〜。後はブログ更新か〜(汗)

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では「集団的白衛権」とは何か?
A国と密接な関係(同盟など)にあるB国が、第三国であるC国から攻撃されたとき、A国自身は武力攻撃を受けていない場合でも、B国への攻撃をA国に対する攻撃とみなしてC国に反撃することができる権利……それが集団的自衛権です。
第三国に攻撃された弱小国が、親しい関係の強国に助けを求め、その強国が自分は攻撃されていないのに弱小国に味方して第三国を攻めることも、昔からよくありました。中国の戦国時代も、テレビや映画でおなじみの日本の戦国時代でもそうです。これまた当時は当たり前ですから、「集団的自衛権がある」などとは誰も主張していません。
だから、わざわざ集団的自衛権について記した条約もなかったのですが、こちらもやはり第二次大戦後の国連憲章第51条で「集団的自衛権」という固有の権利として認められることになりました。国連憲章については第2章で詳しく見ていくことにします。
集団的自衛権を、子供のケン力にたとえれば
集団的自衛権は、第二次大戦後の世界で主流となった安全保障体制のカギとなる考え方です。アメリカ、イギリス、フランスをはじめとする西欧諸国の同盟を規定する北大西洋条約(NATO条約)も、ソ連や東欧諸国の同盟を規定していたワルシャワ条約も、集団的自衛権を基本としてきました。これを、たとえ話で説明しておきます。
小学校の6年1組にガキ大将がいて、だれかれ構わず暴力をふるっていました。最初はみんな、自分一人で殴り返すなど反撃していました。これは「個別的自衛」ですね。権利という点から見れば、一人ひとりが「個別的自衛権」を持っています。
しかし、ガキ大将と一対一でケンカをしても、いつもやられてしまいます。そこで、1組のある少年が、どうすればよいか考えた末、信頼できそうな仲間を10人募り、6年1組のみんなに宣言します。
「今後、10人のうち誰かがガキ大将からいじめられたり殴られたりしたときは、10人全員がいじめられたり殴られたりした、と考えることにする。ガキ大将に対しては、10人全員でやり返すことに決めた」
10人の一人ひとりを10人全員とみなして、10人の集団としてガキ大将に対抗するというのです。これが「集団的自衛」です。
仲間に入れと誘うとき、少年が「きみにだって、グループに入って、誰かがいじめらたとき、みんなでガキ大将に対抗する権利があるんだよ」と言ったとすれば、この権利が「集団的自衛権」です。
実際に誰かがいじめられたとき、10人全員でガキ大将をボコボコにして「二度とこういうことをやるな」と言えば、これが「集団的自衛権の行使」です。集団的自衛権は義務はなく、権利ですから、10人のうち体の弱い子や風邪気味の子は、「今回はやめておく」と遠くから見ているだけでもよいのです。
学級会でこの問題が話し合われ、クラス全員がこのやり方に賛成すれば、これは国連憲章で集団的自衛権をすべての国に認めたのと同じことです。
また、6年1組と6年2組の仲が悪く、クラス同士のケンカが絶えないというのも、よくあることですね。そこで1組の子どもたちが結束して「今後、1組の誰かが2組の誰かに殴られたら、1組全体に対する攻撃とみなして、クラス全員で反撃する」と宣言したら、これも集団的自衛で、実際に反撃すれば集団的自衛権の行使です。そうなれば、2組も同じように宣言して、1組に対抗しようとするでしょう。
そんな取り決めが実際の国際社会で具現したのが、NATO(北大西洋条約機構)とワルシャワ条約機構です。1組がNATO、2組がワルシャワ条約機構という軍事同盟です。
双方に図抜けてケンカの強いリーダーがいて、これがアメリカとソ連だったわけです。
こんな身近な例で考えれば、集団的自衛権は難しい権利でも特殊な権利でもなく、どの国も当たり前の常識としてとらえている権利であること、また戦後の東西冷戦時代に世界の安全保障体制の土台となった考え方であることが、おわかりでしょう。

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