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久々のスタジオ・ハードのゲームブック作品紹介となりますが、日本の特撮作品からのゲームブック作品の紹介はこれが最後の作品となります。
それが河崎実監督作品の特撮ビデオ作品のシリーズ物である「地球防衛少女イコちゃん」のゲームブック版でもある、「天空の魔王」でもあります!!
さて本作のストーリーはと言いますと、地球防衛組織LTDTと中学生の掛け持ちの女性隊員でもある可井イコ。前作で宇宙大学生モロケンからもらったスーパーインカムを使って冷酷非情な異星人でもあるエイターを改心させてから約数か月後の物語…、可井イコはLTDTの「究極の地球防衛計画」の助手でもあった。そのプロジェクトの責任者はマツド・クレジ博士。ところがその日、マツド博士は計画の進行中の最中にその姿をくらまして消息を絶ってしまったのだ。残されたのはイコ宛てに届いた宇宙富豪ジャガーから届いたパーティ招待状。LTDTは「宇宙富豪ジャガーは地球にとって貴重な財産でもあるマツド博士を利用して拉致したのではないか…」と推測し…、可井イコはマツド博士の救出と宇宙富豪ジャガーの地球改造計画を阻止するため、マッドワールドに向かうのであった…。
というストーリーです。滝沢一穂さんが手掛ける特撮作品のゲームブックとしてはこれが4作目&最終作。シリアスなストーリー色をメインとさせた「ウルトラマン 謎の隕石群を撃て!」、「ウルトラマン 東京救出作戦」、「仮面ライダーBLACK 魔軍のバトル」とは打って変わり、明るいコメディ志向なストーリー色が強い作品となっております。さて本作品のゲームシステムはイコちゃんのミラクルポイントとチャームポイント(C・P)、レディポイント(L・P)、ハートポイント(H・P)、アイテム管理、道中で出あう事となる様々なキャラたちのマッドリスト(攻撃、お願い)等の6つです。特にこのポイントチェック(チャームポイント(C・P)、レディポイント(L・P)、ハートポイント(H・P))が三つとも0になってしまうと、強制的にマッドワールドから追報される形で任務失敗となる形でゲームオーバーとなります。マッドリストは主人公のイコちゃんがマッドワールドの中で出会う人々は結構マッドなキャラやマッドではないキャラが居ますので、ただ攻撃するだけではスーパーインカムを使ったお願いで改心させる事もクリアへの導きの一つとなります。
さて本作品の感想としては今までシリアスな特撮ゲームブックを手掛けた滝沢一穂さんが方向性を変えてギャグ寄りのゲームブックを手掛けたちと珍しい作品。オリジナルビデオでもある「地球防衛少女イコちゃん」とのタイアップ企画ということもあって、イラストは江口寿史さん(表紙)と近藤ゆたかさん(挿絵)が手掛けております。本文イラストの方は双葉社で発売した「セクシーゲームブックシリーズ」のノウハウが生かされており、挿絵はビデオキャプチャーした実写画像とイラストが使われており、日本の特撮+アニメの合成作品で例えれば「バンパイヤ」、「円谷恐竜シリーズ」、「火の鳥」等がその例となっております。ストーリーとしてはビデオ第1作目と第2作目の合間に起こった出来事でもあって、ビデオ版脚本を務めた滝沢一穂さんのパワーが炸裂しております…。さて日本の特撮ゲームブックを本作で最後となりましたので、以前紹介した総括を改定しようかなぁ…と思います…。
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