ゲームブックの旅

昭和から平成初期のゲームブックや玩具、旧車、映画、モータースポーツ、アニメ、漫画等なんでもご興味があるお方です。

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今回は放送される機会が少なく、ソフト化がなされていない幻のアニメ作品のご紹介です。それが1977年に日本中で巻き起こったスーパーカーブームで放映された幻のレーシングアニメ。それが「激走!ルーベンカイザー」っす!!!

さて本作のストーリーは時は1977年秋 F1日本グランプリ(富士スピードウェイ)の最中での出来事。日本人F1レーサーの速水俊介は、アローレーシングチームの監督からの指示を無視し、フェラーリ・312Tとの無茶なバトルを実行した末、速水俊介はリタイヤしてしまう。レース終了後、速水はチームオーナーからの指示無視したため、速水俊介はアローレンシングチームから解雇され、世界一のレーシングドライバーになる夢も消えると思っていたと矢先、速水俊介の親父でもあったゲオルグ・カイザーの旧友でもあった嵐銀次郎が速水俊介の目の前に現したのだ。カイザー・チームに加入し、速水俊介はカイザーチームの仲間たち共に、F1、シルエットフォーミュラ、ラリー、ストックカー、グループ6等に参戦し、世界ナンバーレーサーでもあるジョディ・コリンズに勝つために…。

というものですが、私はリアルタイム世代はない上にOP/EDアニメと昔動画サイトで公開された第04話「根性のスピンターン」しか視聴していない上に資料が薄い作品ですが、1970年代中期から1980年代までは東映本社によるアニメが結構多く作られた時期であり、長浜ロマンロボシリーズ、サイボーグ009はサンライズ、氷河戦士ガイスラッガーは東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)&オカスタジオ、とびだせ!マシーン飛竜はタツノコプロ、ピンク・レディー物語 栄光の天使たちは玉沢動画社、魔女っ子チックルはネオメディア、サンライズ、風プロダクション、宇宙大帝ゴッドシグマ&百獣王ゴライオンは西崎義展さんのアカデミー製作→東京動画に外部会社等に委託する形で制作されており、本作品もその一つに入ります。ルーベンカイザーのアニメ制作は「アンデス少年ペペロの冒険」、「妖怪伝 猫目小僧」、「合身戦隊メカンダーロボ」等を手掛けていたワコープロに委託しております。スタッフは東映特撮の平山亨(OPアニメではクレジット表記無し)、阿部征司、東映動画アニメの飯島敬、監修に日本一速い男という名を持つ星野一義(チラシ等では黒い稲妻の桑島正美)、キャラクター原案は後に「ゲームセンターあらし」で有名となるすがやみつる、アニメキャラの清書に岡迫亘弘、各話演出に青木悠三、安濃高志、長谷川康雄、古川順康、監督に布川ゆうじ、企画協力に鈴鹿サーキット、メカニックデザインに村上克司(原案)とデザインオフィス・メカマン(村上氏の原案を清書)、OPアニメに金田伊功、アニメスタジオにグリーンボックス、音楽に菊池俊輔と結構豪勢なスタッフ陣が携わっており、本作のメカデザイン担当の村上克司氏は一時、自動車デザイナーを目指していた時期もあり、本作に関しては気合を入れており、リアリティ溢れるレーシングマシンを手掛けております。それとテレビ朝日月曜夜7時台のアニメで自動車レースを題材にしたアニメ作品としては「チキチキマシン猛レース」以来、約6年ぶり(いや7年ぶりかなぁ…?)であり、「チキチキマシン猛レース」の方は自由奔放なギャグ+自動車レースの外国製のアニメで、「ルーベンカイザー」の方は本格派リアル志向の自動車レース物であり、1977年のレースアニメは東京12チャンネルで『とびだせ!マシーン飛竜』『超スーパーカー ガッタイガー』、フジテレビで『アローエンブレム グランプリの鷹』を含めて計4本と正にレース状態でした。ただこのルーベンカイザー、本格リアル志向のレースアニメとして期待されていたものの、本放送時の裏番組が「世界を駆け巡る赤いジャケットを着た猿顔の盗賊キャラ」だった事が仇となり、最終的には26話の予定が数話分削られ、全17話で打ち切られる憂き目に…。まぁ裏番組がモンスター級の猿顔の盗賊じゃ勝利する事は出来なかったからなぁ…。本作品はかつて地上波で幾度再放送される機会があったものの、今では視聴する事が困難な幻のレーシングアニメの作品です…(1970年代のレースアニメでは「マシンハヤブサ」と「アローエンブレム グランプリの鷹」のみ、全話ソフト化)。私としてのレースアニメは「頭文字D‎」や「爆走兄弟レッツ&ゴー!!‎」、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」、「マッハGoGoGo」、「マシンハヤブサ」、「湾岸ミッドナイト」よりも「アローエンブレム グランプリの鷹」と本作が
大好きですけどね…。当時販売していたルーベンカイザーの関連玩具ではプラモデルが4種類(ルーベンカイザー、アバロレーシング、K-3、バロックフォーミュラ)、ポピニカが6種類(ルーベンカイザー、K-3、バロック、バロックレーシング、バロックフォーミュラ、バロックラリー、バンバ)等が発売されており、この他にもDXポピニカのルーベンカイザーとアバロ、ポピニカのアバロとアバロレーシングの発売も予定されておりましたが放送期間の短縮で試作品が作られながらも発売中止を余儀なくされております。この作品は「東映TVアニメ主題歌大全集 VOL.2」で本作のOP/EDアニメのみ、ソフト化されておりますが、本編の全17話のソフト化(DVD/BD)は未だに行われいない幻のアニメです…(涙)。もしこれが本当にソフト化されたら、是非とも観てみたいと思います…。

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デザイン的にはランチアベータモンテカルロやBMWのCSLなんかがベースにありそうですね。

後ろにリジェが走ってますね(笑)

2019/3/19(火) 午後 11:37 [ アキオ1122 ] 返信する

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> アキオ1122さん
おっ、アキオ1122さん、お久しぶりです。このルーベンカイザーのボックスアートはリジェ・JS7が描かれております。このアバロレーシングやバロックレーシングなどポルシェ・935やBMW・3.0cs等に近いデザインかなぁ…とか。

2019/3/19(火) 午後 11:43 [ マイケルたかお ] 返信する

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当時、時々見ていました。バロックなんかは「たぶんBMWを参考にしたんだろうな。どう見ても速そうには見えないが」と、思っていました。しかし、今見るとカッコよくデザインされているように思います。

2019/3/20(水) 午後 9:15 [ ran*e*2661 ] 返信する

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> ran*e*2661さん
コメントありがとうございます。私も同意見です。たしかバロックはBMW・CSLを参考にしておりますなぁ…。同じ6輪のF1でもあるルーベンカイザーはティレル・P34とは異なり、駆動輪を2軸にしておりますね。現実でもマーチ・2-4-0、ウィリアムズ・FW08D等がその例でしたが、1983年からは「タイヤは4つまで」という決められ、6輪どころか、8輪のF1マシン(フェラーリがテストしていた)でさえ実現不可能になってしまいましたからねぇ…。

2019/3/20(水) 午後 10:53 [ マイケルたかお ] 返信する

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全17話!昔のアニメはもう少し長いと思っていました。

名前だけは聞いた事がありますが、自分は未見です。
絵柄も70年代っぽいのがとてもステキだと思います。

2019/3/21(木) 午前 6:04 [ ヒロツグ ] 返信する

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> ヒロツグさん
昭和期のアニメは今以上に豊富でまさに戦国時代でしたからね…。でもこの時代は玩具売上不振やメインスポンサー倒産、視聴率低迷、放送局側の再編等で打ち切られるパターンが多かったのですよ。但し、ファンからの人気の高い「伝説巨神イデオン」、「宇宙戦士バルディオス」、「蒼き流星SPTレイズナー」等は劇場アニメ化やOVA等で完結させたり、「機甲界ガリアン」の方は打ち切られる事を想定していたのか、しっかりと纏められるように考慮していた事もあったからね。スーパーカーブームの中で地味なルーベンカイザーは是非ともソフト化すべき作品だと思い込んでおりますがなぁ…?

2019/3/21(木) 午後 1:35 [ マイケルたかお ] 返信する

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