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ゲームブックの旅
昭和から平成初期のゲームブックや玩具、旧車、映画、モータースポーツ、アニメ、漫画等なんでもご興味があるお方です。

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一昨日、CS放送で録画して視聴した鉄道映画作品のレビューとなります。

それが、渡瀬恒彦&山本圭主演の鉄道アクション映画「皇帝のいない八月」です!! 自衛隊のクーデター計画を小林久三さんが社会派推理小説を映画化した作品です。


それでは本作のストーリーはと言いますと…、政局が不安定な198X年8月、国道4号線で不審なトラックを追跡していたパトカー(S50系クラウン後期型)が銃撃され、炎上する事件が発生した。現場に残された不審なトラックからパトカーに向けて銃撃された弾痕から自衛隊が使用していない5.56x45mm NATOである事が判明され、総理の佐橋と内閣重宝室長の利倉がそれに驚き、2人はクーデターの可能性を考えざるを得なかったのだ。

数日後、江見為一郎陸上幕僚監部警務部長は鹿児島に法事に出席していたものの、急遽東京への帰還を命じられものの、帰還途中の最中、博多に立ち寄り、娘でもある藤崎杏子の元に尋ねるが、藤崎顕正は数日前から外出しており、藤崎顕正の行方を知ろうとする。父親の江見為一郎に不影を感じた杏子は博多駅へ向かい、そこに三流業界紙に勤務していた石森宏明と再会する。しかし寝台特急さくらに乗り込んだ不審な男たちも乗っており、その中で藤崎顕正を中心としたクーデター計画を秘かに進んでいたのだ…。

という物語です。

1975年の「新幹線大爆破(東映)」、「動脈列島(東宝/東京映画)」に続く和製鉄道パニック映画物で、原作者の小林久三さんによれば「カサンドラクロス」を参考にした列車パニック映画。武力クーデターで神風精神で日本を制圧しようとする反乱を起こした自衛隊のクーデター部隊とそれを極秘裏で抹消し、鎮圧させようとする日本政府の攻防を描いた1978年9月公開の超大作です。キャストもかなり豪華スター勢ぞろいで、渡瀬恒彦、山本圭、吉永小百合、滝沢修、高橋悦史、山崎努、森田健作、渥美清、塚本信夫、佐分利信、泉じゅん、森田健作、丹波哲郎、三國連太郎等と正に強者揃い…。ちなみに当初、藤崎役を演じる予定だったのが渡瀬の兄でもある渡哲也氏が藤崎顕正を演じる予定でしたが、彼が所属している石原プロモーションが製作しているテレビドラマに出演している事とそのスケジュールの解放できなかったため、渡哲也の弟でもある渡瀬恒彦氏に白羽の矢が立ち、渡瀬さんは兄に代わって出演。それまで東映でチンピラやヤクザ等の粗暴な役で演じる事が多かったものの、この映画をきっかけに以後俳優の芸域を広めるきっかけとなったと…。

本作に登場する寝台特急さくらは「大いなる驀進」、「喜劇急行列車」に続けばこれが三作目の登場となる物の、東映の「新幹線大爆破」と同様、内容があまりにも過激的な内容だったせいか流石に国鉄の協力が得られず、14系客車は当然ながらハリボテのセットで爆破もセット&特撮シーンの併用となっておりましたが、このシーンを観た国鉄は流石に堪忍袋の緒が切れてしまい、松竹を初めとした日本国内の映画会社に「以後、国鉄は映画の撮影に協力しない」と通達した…。石原プロでは撮影のために国鉄の貨車や広電等の爆破に協力してくれたものの、0系新幹線や14系寝台客車となればさすがに許さなかったからなぁ…。本作品の興行成績は振るわなかったものの、これが後にカルト的な人気を博したりと…。

ちょっと何だか手抜きな記事になってしまって申し訳ありません…。でも次回は見れる機会のない東宝の超大作「人間革命」なる幻の名作をレビューする事も検討しております…。

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前回のゲームブックIFネタに続き、今度は特撮物のIFネタっす…。

2016年に庵野の氏が「一度きりの挑戦」として作った『シン・ゴジラ』は文字通りの大ヒット作であった。ではシン・ゴジラに続く日本の特撮映画魂を見せる第2作としては…、円谷プロが1000万円の費用を投じた野心作…、「マイティジャック」!!

私の場合、どのような形で再びあの円谷プロの偉大なる野心作を甦るとしたら…。以下のスタッフでやってほしいなぁ…。

制作は日米合作方式。

原作:円谷英二
脚本:庵野秀明、ドリュー・ピアース
監督:庵野秀明、ギャレス・エドワーズ
特撮監督:樋口真嗣
メカニックデザイン:大畑晃一
コンセプトデザイン:シド・ミード
MJオリジナルデザイン:成田亨、深田達郎、井口明彦
音楽:天野正道、和田薫
オリジナルスコア:冨田勲、伊福部昭
制作:東宝、円谷プロダクション、レジェンダリー・ピクチャーズ
配給会社:東宝


まぁ、マイティジャックのメカデザは主役のマイティ号、ピブリダー、コンクルーダー、エキゾスカウト、シプリー、バギー、バンカーH、バンパス、敵側のベース・サプ、リトルQ、スワロー、フライング・スカイラル、ホエール、ジャンボー、クラッチャー、シャークス等はそのままのデザインのままで登場させ、新規メカとなるアストランダーや地底タンク等はどのような形でデザインするか…、そして、ラスボスメカはかつて「空飛ぶ戦艦」でデザインされていた空中戦艦B案をそのままラスボスメカとして登場させ、成田メカ同士の対決…。

これらは完璧に私によるIFネタですが、もし本当にリメイク版マイティジャックが実現されたら絶対見るかもなぁ…。勿論、長編特撮映画ならばね…。こんな変なネタをやってしまって申し訳ございませんでした…。

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さてハロウィンホラーコミック特集(秋本治1作、矢野健太郎2作(というかまだハロウィンはまだ早いぞ…))としての最後ラストを飾るのは、秋本治氏の史上最大の問題作…。

それはフレッシュジャンプで掲載されていたあの「武装化時代」です…。

秋本治先生の作品で封印作品と言えばこち亀の「帰ってきたあの男の巻(理由不明の単行本未収録)」や「派出所自慢の巻(第4巻の初版から1991年版まで収録された話)」もそうですが、それ以上にヤバイのが本作です。

さて本作のストーリーはと言いますと…、時は198X年、日本では討議されていた銃刀法取締り解禁法案が可決され、銃器の輸入、製造、販売が自由となった日本。遂に米国と同様、銃刀保持が自由となったものの、これによりモデルガン業者が相次いで倒産し、大手暴力団も解散になり、銀行強盗も居なくなったものの、その代償として日本各地で銃器の知識や破壊力を知らぬ日本人たちは…。

という物です。何故これをホラーにしたのかと言いますと…、もしも日本に米国の銃解放社会が可決されたら、日本はどうなるか…という過程で描かれた作品です。過激爆笑作と表記されておりますが、私的に人間のエゴを剥き出したホラー作品とも一編です。先ほど紹介した矢野先生の「枯れた献花(はな)」と「スランプを逃れて」よりも完全に狂気じみた内容で、もはや展開もヤバイ方向へと進んでいきます…。中盤以降はやたらとグロ描写が多く、良くぞあのフレッシュジャンプに掲載できたと…(嫌味ではないです)。そして本短編での政府もダメ方向へ進んでおり、アホな政治家たちも日本を見限って海外に逃走したり、まさに正に血を吐きながら続ける悲しいマラソンなのかもしれん…。そしてラストは完全に地獄絵図…。作者曰く、今、現在の雑誌においては内容が過激すぎて掲載不可で当時としては思い切りやり逃げとしたと述べている…。

それではハロウィンホラーコミック特集(秋本治&矢野健太郎編(というかハロウィンまだ早過ぎです))はここで終わりです。もし機会があれば、手塚治虫氏の「快楽の座」と「泥だらけの行進」をレビューしたいなぁ…とか。

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さて矢野ホラーから一転して明るい物を一作…。

それは「ネットワーク戦士」が連載されていたVジャンプの前身と言うべき、漫画雑誌それが「ホビーズジャンプ」の読み切り短編。こち亀で有名なジャンプ界のエンツォ・フェラーリと呼ばれる秋本治氏による「プラモ道入門」です!!

さて本作のストーリーはと言いますと…、田舎の村に住むプラモ狂少年、青島銀太。村一番でプラモデルの制作技術を持つのだが、彼は二枚目模型製作家(プロモデラー)でもある城剣一郎に憧れており、青島銀太は城剣一郎に並ぶ模型製作家(プロモデラー)になる事を決め、東京にある日本プロモデラー専門学校に入学する事を決心する。果たして彼は城剣一郎を超える模型制作家(プロモデラー)になれるのだろうか…。

というストーリーです。秋本治氏の趣味でもあるプラモデル系の短編作であり、青島銀太少年は少年期の両津勘吉に似ているが、当然ながらの別人です。こちら葛飾区亀有公園前派出所でも披露されたプラモネタもここで上手く活用されており、プラモデラー専門学校の教師も分かりやすく、スプレー塗装のテクニックや個性的なキャラとして青島銀太のライバルにして鹿児島弁で喋る番台宝の介(名前の由来はそのまんまバンダイとタカラ(現:タカラトミー))、その作品の設定に拘るエッシャー・田宮先生(姿はどうみても寺の御坊さんだが…、その作品や設定資料などに拘りまくる…)、そして青島銀太が生み出す独自の新しきプラモとは…と言いたい所だけどネタバレになってしまうからここで伏せておきましょう…。この短編はプラモファンだけではなくこち亀ファンでも必見の作品であるものの、短編集への収録がないため、国会図書館で閲覧するか本作が掲載されている「ホビーズジャンプ」を購入する以外手段はありませぬ…。とても良作なのだがなぁ…。

さてラストは前人未到の秋本治先生が手掛けたあの大問題作を取り上げたいと思います…。

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続いては、「FROM-C」でコンビを組んだ棟居仁さんと矢野健太郎さんによる短編ホラー物の「スランプを逃れて」です。

こちらは1992年のヤングジャンプサーティーで掲載された短編スリラーで、単行本への収録はヤング・ジャンプコミックスセレクション「FROM-C」第2巻の巻末に収録されておりましたが、電子書籍版では未収録だったので、どんなホラー物かなぁ…と思い、国会図書館へ向かって閲覧(笑…)。

さて本作のストーリーはと言いますと…、スランプに陥った新進気鋭の芥河文学賞作家の中条静香…、編集者の米谷は彼女の執筆のために人里離れたある湖がある別荘を用意したものの、彼女は霧の中の山奥に迷い込んでしまい…、用意された別荘で執筆するなか、彼女が見た怪異とは…。

というストーリーです。作者曰く原作付きの連載エロコメとなる「FROM-C」と同様、原作者の棟居仁さんが用意した原案を作画担当の矢野先生がやたらとオチも含めて勝手に一捻りを加えていたらしい…。

何処かのホームページで述べていたおりましたが、ある某有名ホラー映画を先駆けたアイデアとなれば、本作が先陣を切っていたとか…。おっと、若干他のサイトから拝借してしまったような気が…。なおこちらの短編は上記で述べた通りヤング・ジャンプセレクション版「FROM-C」2巻でも読めるため、もしストーリーの全貌を見たい方ぜひどうぞ…。おっと記事が雑な内容になってしまってもうしわけございません…。

さて、次は秋本治先生の単行本未収録作といきますかなぁ…?

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ある日、もの全て、突然、その均衡を失う時…、身の毛のよだつ戦慄が走る!それは幻想と耽美の世界か! 奇跡、予言、怪奇、そして謎! 絢爛たる色彩の中で展開される恐怖の世界!! あなたを世にも恐ろしいアンバランス・ゾーンへご案内致しましょう…。というどこかで聞いたことが特撮ホラーのようなナレーションです…(自慢にはなりません)。

今回は10月のハロウィンと言う事も国会図書館から複写した作品をセレクトしてホラー物を3作セレクトし、後に一作のみ明るい志向の作品もチョイスしておきます。

まずはショートホラー物の「枯れた献花」から…。

ストーリー:ある中学校の1人の生徒が数日前に死んだところに供えていた献花が枯れていた…、ある中学校の中でも影の薄い人物だったが、ある男子生徒の友人たちからはすっかり存在すら忘れ去られており、そしてアルバム委員にして幼馴染の井沢と作業するうちに帰宅する時間が遅くなり、井沢と別れた直後、彼は幼馴染の井沢がダンプトラックに轢かれ…。

というストーリーです。ここから先はネタバレをしたくないために結末部分も伏せておきます。これは月刊コミックノーラの1990年夏のホラー企画で矢野先生が手掛けていたショートホラー物の競作企画で、ノーラの連載作家陣が8ページという短さで手掛けた短編です。本作品は「矢野健太郎作品集 オマージュ3」に収録予定がなされていたものの、作者のホームページによれば、不況が進む内にウヤウムとなりホラー系が中心の3巻目は刊行に至りませんでした…。

無論、単行本どころか電子書籍化がなされていない幻の作品で、国会図書館で閲覧するかその短編が収録された雑誌を購入する以外に手段がないとか…。

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今日は、昨日の台風のせいで東海道線がどうしようもない状態で、会社はやむおえず欠勤…。そこで最近ここの所出向いていなかった永田町の国会図書館に久々に出かける事にした…。

今回はどの書籍を閲覧していたのかと言いますと…。

ゲームブック系
オホーツクに消ゆ 北海道連鎖殺人(池田美佐 双葉社 1988年)
ファミコン探偵倶楽部 part2 うしろに立つ少女(池田美佐 双葉社 1989年)
放課後のキス泥棒 トラブルクラブ事件ファイル2(沙藤いつき 双葉社 1991年)
ファイナルファンタジー クリスタル継承伝説(三原治、上原尚子 ケイブンシャ 1987年)
機動戦士ガンダムシャアの帰還 逆襲のシャア外伝(草野直樹、日高誠之 ケイブンシャ 1988年)
アシュギーネ 爬人の邪都(滝沢一穂、木川明彦、ケイブンシャ 1988年)
天空の魔王 地球防衛少女イコちゃん(滝沢一穂 双葉社 1988年)
機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星(山口宏 1989年 バンダイ出版(ケイブンシャ版の再販))
機動戦士ガンダム0087 ジェリド出撃命令(山口宏 1989年 バンダイ出版(ケイブンシャ版の再販))

コミック/模型小説系
ゲームジョッキー(矢野健太郎 1986年〜1990年代頃? 徳間書店) テクノポリス掲載分を閲覧。※単行本未収録
マイティジャック(青井邦夫他多数 1987年 ホビージャパン)1987年のホビージャパンを閲覧、全5話。※単行本未収録
スランプを逃れて(棟据仁(原作)、矢野健太郎(作画)、1992年 ヤングジャンプサーティー10/20 集英社)※「FROM-C(新装版)」第2巻の巻末に収録。
枯れた献花(矢野健太郎 月刊NORA 1990年10月号)※単行本未収録
プラモ道入門(秋本治 ホビーズジャンプ5号 1985年)※単行本未収録
武装化時代(秋本治 フレッシュジャンプ春休み特大号 1984年)※単行本未収録
ダンジョン・バスター(矢野健太郎 COMIC WILL VOL.1 1994年12月)※単行本未収録
彼方より(矢野健太郎 COMIC WILL VOL.2 1995年4月)※単行本未収録
紅の記憶(矢野健太郎 COMIC WILL VOL.3 1995年8月)※単行本未収録

その他の書籍や雑誌系
F1速報(1993年版 三栄書房)テスト号からスペインGPまで。
特撮美術(成田亨 1996年版 フィルムアート社)
ゴジラ東宝特撮未発表資料アーカイヴ プロデューサー・田中友幸とその時代(木原浩勝、清水俊文、中村哲 2010年3月 角川書店)
「宇宙戦艦ヤマト」大クロニクル(松本零士 グライドメディア 2010年12月)

とこんな感じです…。国会図書館でプリントアウトした漫画作品はここで取り上げようと考えております…。まぁ、今日か明日以降とか…。

明日以降は絶対、出勤するぞ…。後言えば…、俺、中学校時代(しかも卒業式の日)に遅刻しそうなことがあったことがきっかけに遅刻がトラウマとなり…。遅刻恐怖症なるものが…、だから絶対、遅刻は嫌いなのだ…(自慢ではありません)。

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これでセクシーやペパーミント以外のスタジオ・ハードオリジナル作品を不完全ながらも(一部国会図書館で読んだ作品や手放した物もあるけど…)、なんとかほぼ完結に近い状態となりました。そのため今回はそのスタジオ・ハードによるオリジナル作品の総まとめ記事となります。

スタジオ・ハードでゲーム世界的なオリジナル作品を手掛けた作家としては樋口明雄さん、塩田信之さん、竹田明さん、草野直樹さん、伊吹秀明さん、池田美佐さん&前川陽子さんの合計7名。

せっかくマトモにプレイ出来た5作とクリアに至らなかった1作品と国会図書館で読んだ1作品を私の独断的にランキングします。

1位 終末の惑星 遥かなる西の帝国(塩田信之、1988年、双葉社)
第1位の「終末の惑星」はストーリーやゲーム性も非常に安定した高クオリティかつ塩田作品としては最高峰にして最高傑作という名が濃いSFアクションアドベンチャー作品。自由度の高い双方向の移動システムとトランプを生かした戦闘や運試しを生かした面白さです。

2位 超時空パイレーツ おみそれ三人組の冒険(樋口明雄、1988年、双葉社)
樋口さんによるオリジナル作としてこれが2作目でゲーム性も内容的にも安定しているがストーリーや設定等はほぼSFギャグ色が濃く、樋口ゲームブックの総大性という意味合いもあるかも…。

3位 忍者乱丸の大冒険 土グモ党野望編(大出光貴(伊吹秀明)、1989年、双葉社)
オリジナル作としては忍者ギャグ活劇志向がゲーム性的には標準であったが、ストーリーや設定等は伊吹氏が手掛けた桃太郎シリーズよりもやりたい放題で、オリジナル作となれば好き勝手にやっていたと…。続編も見たかったけど、ゲームブックの下火が進んでいていたせいで、実現されずじまいだった…。

4位 熱核姉妹ツインノヴァ 惑星ディクターの陰謀(草野直樹、1989年、バンダイ出版)
スタジオ・ハードのオリジナル作としては唯一バンダイからの発売と女性主人公であるものの、雰囲気や設定としてダーティペアのノリが濃いけど、元々オリジナル作ではなくバンダイ版ダーティペアのゲームブックを作ろうとした事を考えると…、オリジナル色は薄目。

5位 恐竜伝説 倒せ!人間ハンター(竹田明、1989年、双葉社)
スタジオ・ハードのオリジナル作としては一番入手困難だった作品。絵柄は他の4作品と比較すると若干鳥山明色が濃いが、「ドラえもん のび太と竜の騎士」に触発されているため、ダイナソーアドベンチャー色が濃いかも…。

6位 ヴァイケルの魔城 トツゲキ魔界探険隊(樋口明雄、1987年、双葉社)
スタジオ・ハード初のオリジナルゲームブック作品。ホラーアクションアドベンチャー色が濃いものの、イラストが近藤ゆたか氏と言う事もあってミスマッチ感がある…。

7位 タイムトラベル大戦争 過去の国からSOS(池田美佐&前川陽子、1989年、双葉社)
スタジオ・ハードオリジナル作のゲームブックとしてはこれが最終作。タイムトラベル物としてのストーリーは良いが挿絵がヴァイケルの魔城の近藤氏…でやはりミスマッチが…。


とこんな風なランク順位となりました。ここでヴァイケルの魔城とタイムトラベル大戦争が完全に下の方に行ってしまったのかと言いますと前述したとおり、近藤豊さんのイラストはどうも違和感があって、キツイ分野になってしまったと…。どうせならばヴァイケルの魔城のイラストにはおぐ・ぼっくえさん、タイムトラベル大戦争のイラストには加藤礼次朗さんか杉山登志夫さんに任せておけば良かったかなぁ…と(近藤豊先生、それと近藤豊先生のファン申し訳ございません…。これに関しては特撮物のゲームブックと謎の村雨城、チャレンジャー等ではぴったし合っていたものの、スタジオ・ハードオリジナルだとどうも違和感があるという意味でコメントしております、決して、近藤豊さんを侮辱しているわけではありませんので…、近藤豊先生本当にもうしわけございません)、まぁ、以上を持ってスタジオ・ハードのオリジナル作の総括記事はここで終わらせていただきますが、次回以降は「メタルギア」や「魂斗羅(コントラ)」、「機動戦士ガンダム Gの影忍 太陽系の秘宝」、「機動戦士ガンダム シャアの帰還 -逆襲のシャア外伝-」、「アシュギーネ 爬人の邪都」、「天空の魔王 地球防衛少女イコちゃん」、「トラブルくらぶ事件ファイル2 放課後のキス泥棒」等を予定しております…。

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久々のゲームブック紹介レビュー&オリジナル作のゲームブック紹介となります。

スタジオ・ハードのオリジナル作品のゲームブックではペパーミントゲームブックシリーズやセクシーゲームブックシリーズを除けばレッカ社の少年魔術師インディやアミューズメントクラブの地層階級王国のようなゲーム世界のイメージが濃いのが特徴的です。

さて本作品のストーリーはと言いますと、時は徳川幕府が仕切っていた江戸時代の日本にある上から読んでも下から読んでも城山城という変なお城。ここ住む変な殿様は殿様の娘でもあるいちご姫とらっきょう姫が土グモ党に拉致され、謎の巻物も奇怪な忍者集団でもある土グモ党に盗まれてしまったため、少年忍者の乱丸にいちご姫とらっきょう姫の救助と謎の巻物の奪還を依頼したのだ。しかし乱丸に立ちはだかる忍者たちや土グモ党の10人衆はなんだか良く分らない奴ばかりである。しかし、土グモ党の真の野望を知らぬまま、乱丸は土グモ党の挑戦に挑むのだった…。

竹田明さん&草野直樹さんの「影の伝説 魔神バラコンダの謎」や池田美佐さん&三原治さんの「がんばれゴエモン!からくり道中 東海道五十三景」、樋口明雄さんの「天外魔境」と同様、時代劇物のゲームブックですが、一から制作された完全オリジナル作で、著者は「桃太郎シリーズ」や「ファンタシースターシリーズ」、「デビルマン 誕生編」、「ディーヴァ 女戦士ミリスの挑戦」、「ルパン三世 灼熱の監獄島」等を手掛ける塩田さんや樋口さん、池田さんと並ぶスタジオ・ハードの代表作家でもある伊吹秀明さん。

スタジオ・ハードのオリジナル作(セクシーとペパーミントは除く)としては第5作目で忍者ギャグ活劇物。桃太郎シリーズ等で生かされてた伊吹さんによるギャグ要素は完全にやりたい所までやり切っており、これが伊吹さんの最高傑作なのかもしません…。昔のギャグなので今の若者には分らないもののと思いますが、吊り天井ならぬ吊り天丼、悪役キャラが主役のタイトルを乗っ取ろうとするネタや切った紙人形が実体化する紙きりの術を使うカミキリや大凧に乗って大ダコを操るくノ一スミカ、分身の術を使い、いっき20人以上分身して芸をするハヤテなど初めとする可笑しな忍者たちやなんかどこかで見かけた事がある天本英世之介や麻里奈さんそして、土グモ党の首領でもある天外斉等と桃太郎シリーズ等以上にやりたい放題なのかもしれません…。

本ゲームブックのゲームシステムとしてはバトルポイント表、忍術ポイント、武術ポイント、所持金管理、アイテム管理、体力管理、AからJまでのアルファベットチェックとほぼ標準的なシステムです。難易度としては3段階の迷宮以外ほぼ簡単であり、敵忍者との再戦機会があるのでここら辺は良いけど、用心すべきところはアルファベットチェックのGを埋めない事を用心する事で下手をすればほぼバッドエンドに確定してしまうからなぁ…。

それと本作のエピローグにも選択肢はあるものの、これは本作を購入した読者のために次回作のアイデアを募集していた事を伊吹さんはあとがきで述べておりましたが、ゲームブックブーム自体が徐々下火に進んでいたため、結果的には実現には至らなかったのは残念とか…。

本作のレビューここまで、さてオリジナル作の総括に入ろうかなぁ…。

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最近ゲームブック関連の記事がほとんどない為、今回リスト形式という形で双葉社、ケイブンシャ、バンダイ、講談社等で活動されたスタジオ・ハードのゲームブック作品のイラストレーターを紹介いたします〜(不完全ですけどね)。

見田竜介(不敵万才名義)
担当ゲームブックリスト
「アニマルタイフーン」
「アニマルタイフーン2 魔獣伝説」
「ルパン三世 Pファイルを奪え!」
「スーパーマリオブラザーズVol.2 大魔王ネオ・クッパの挑戦」
「スーパーマリオブラザーズVol.3 マリオ軍団出撃」
「アルゴスの戦士 解かれたる封印」
「ミシシッピー殺人事件 リバーボートの冒険」ゲームルールの挿絵のみ担当。メインの挿絵は中村亮氏。
「悪魔城ドラキュラ 古城の死闘」
「がんばれゴエモン!からくり道中 東海道五十三景」
「高橋名人の冒険島 ティナを救え!」バブルン見田名義、ゲームルール&迷宮のイラストのみ担当。メインの挿絵は有坂須美氏。
「サラマンダ ラティス救出作戦」
「げーむぶっく 元祖鬼が島」
「終末の惑星 遥かなる西の帝国」

御祇島千明(こなみみなこ、おぎしまちあき名義)
担当ゲームブックリスト
「月風魔伝 魔歴元年の戦い」
「コナミワイワイワールド」
「アルゴスの戦士 解かれたる封印」ゲームルールの挿絵のみ担当。

伊藤伸平
「ドラゴンクエストシリーズ(初代、2)」
「トキメキハイスクール 恋の学園祭大作戦」
「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」
「ルパン三世 黒い薔薇のノスフェラトゥ」

近藤豊
「チャレンジャー 秘宝よ永遠に!」
「ゼルダの伝説 蜃気楼城の戦い」表紙絵のみ担当。挿絵は田中夕子氏が担当。
「謎の村雨城 不思議時代の旅」
「ウルトラマン 謎の隕石群を撃て!」
「宇宙刑事シャイダー 挑戦者時空を越えて」
「仮面ライダーBLACK 魔軍のバトル」
「ウルトラマン 東京救出作戦」マップのイラストのみ担当。
「ヴァイケルの魔城 トツゲキ魔界探検隊」
「天空の魔王 地球防衛少女イコちゃん」
「タイムトラベル大戦争 過去の国からSOS」表紙絵は加藤礼次朗氏が担当。

中村亮
「魔性戦線 PHANTOM FRONT Σ」
「ポートピア連続殺人事件 密室殺人の謎」
「ミシシッピー殺人事件 リバーボートの冒険」
「オホーツクに消ゆ 北海道連鎖殺人」
「リンクの冒険 ハイラル英雄伝説」
「カリーンの剣外伝 魔道士伝説」
「ドラゴンスクロール 甦りし魔竜」表紙絵のみ担当。挿絵は前田達彦氏が担当。

青木邦夫
「熱血硬派くにおくん 番長連合をぶっとばせ!」
「ウルティマ 魔導士ゾールの陰謀」
「ウルティマ Vol.2 聖者への道」表紙絵のみ担当。
「イース 戦慄の魔塔」挿絵のみ担当。表紙絵は加藤礼次朗氏が担当。
「ファンタシースター アリサの冒険」
「ファンタシースターII 還らざる時の終わりに」表紙絵のみ担当。
「時の継承者 ファンタシースターIII」表紙絵のみ担当。
「熱核姉妹ツインノヴァ 惑星ディクターの陰謀」表紙絵のみ担当。
「邪聖剣ネクロマンサー イシュメリア魔空戦記」挿絵のみ担当。

中村淳一
「影の伝説 魔神バラコンダの謎」挿絵を担当。
「ルパン三世 失われた絆」表紙絵の彩色を担当。

影次ケイ
「ウィザードリィIII ダイヤモンドの騎士」
「時の継承者 ファンタシースターIII」挿絵を担当。

環望
「ウルティマ Vol.2 聖者への道」挿絵を担当。

潮崎雅哉
「恐竜伝説 倒せ!人間ハンター」

そうま竜也
「機動警察パトレイバー 倒せ!辻斬りレイバー」

日高誠之
「さんまの名探偵 桂文珍殺人事件」
「機動戦士ガンダム 灼熱の追撃」ゲームルールの挿絵のみ担当。メインの挿絵はゆきひろかず氏が担当。

伊藤由得
「機動戦士Zガンダム ジェリド出撃命令」本文キャラクターイラストを担当。メカ部分はゆきひろかず氏が担当。

ゆきひろかず
「機動戦士ガンダム 灼熱の追撃」
「機動戦士Zガンダム ジェリド出撃命令」メカ部分のみ担当。

芳尾秀明
「ダンジョンエクスプローラー 探せ!破邪の宝玉」
「熱核姉妹ツインノヴァ 惑星ディクターの陰謀」挿絵のみ担当。

小菅久実
「彼のハートにおまじない」

篠原鳥童
「怪談学園 水絵のゴーストバスターズ」

谷口由良
「レッツゴースト探偵団」

たいき・よう
「トラブルくらぶ事件ファイル オリーブたちのアブない放課後」
「放課後のキス泥棒 トラブルくらぶ事件ファイル2」
「Mr.アイドルに首ったけ CHIGUHAGU探偵団」

田中夕子
「ゼルダの伝説 蜃気楼城の戦い」
「ファンタジーゾーン 異星からの侵略者」
「ルパン三世 灼熱の監獄島」表紙の彩色のみ担当。
「ウィザードリィ 魔術師ワードナの野望」
「覇邪の封印 バァンドゥラの魔獣」
「新・鬼が島 暗黒の化身を討て!」
「死神くんは恋のジャマ」

筆吉純一郎
「超時空パイレーツ おみそれ三人組の冒険」
「ファンタジーゾーン2 異星への旅立ち」

益田賢治
「マザー 未知からの挑戦」
「スーパーマリオワールド」

八雲ひろし
「トップをねらえ! 燃えろ!国際マシーン大会!!」挿絵のみ担当。
「ファンタシースターII 還らざる時の終わりに」挿絵のみ担当。

有沢夏巳
「ウィザードリィII ル・ケブレスの魔窟」

武田俊也
「ウィザードリィ外伝 女王の受難」中表紙と本文イラストのみ担当。

おぐ・ぼっくえ
「ディーヴァ 女戦士ミリスの挑戦」

飯田宏義
「機動戦士ガンダム0080 消えたガンダムNT」

有坂須美
「グラディウス 未知との戦い」エピローグの挿絵のみ担当。
「メトロイド ゼーベス侵入指令」
「高橋名人の冒険島 ティナを救い出せ!」

寺沢伸介
「ルパン三世 黄金のデッドチェイス」
「ルパン三世 密林の追撃」挿絵のみ担当。

ミツヤ・アキラ
「ルパン三世 灼熱の監獄島」挿絵のみ担当。

くつぎけんいち
「霊幻道士 キョンシー大戦争」表紙絵のみ担当。
「スペースハリアー ホワイトドラゴンの勇者」
「ファミコン探偵倶楽部II うしろに立つ少女」

加藤礼次朗
「銀河の三人 復活のヴィザーン」
「霊幻道士 キョンシー大戦争」中表紙と挿絵を担当。
「イース 戦慄の魔塔」表紙絵のみ担当。
「熱核姉妹ツインノヴァ 惑星ディクターの陰謀」表紙の色彩を担当。
「ルパン三世 黒い薔薇のノスフェラトゥ」表紙の色彩を担当。
「ルパン三世 悪党どもの黙示録」表紙の色彩を担当。
「タイムトラベル大戦争 過去の国からSOS」表紙絵のみ担当。
「ガンヘッド コンピュータ・クライシス」
「機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星」バンダイ版のみ担当(表紙&挿絵)

みやさかたかし
「機動戦士Zガンダム ジェリド出撃命令」バンダイ版のみ担当(表紙&挿絵)

奥田ひとし
「イースII 魔王復活」挿絵のみ担当。
「イースIII 伝説の魔王」
「ウィザードリィ外伝 女王の受難」表紙と裏表紙のイラストのみ担当。

牧野田友康
「ルパン三世 悪党どもの黙示録」挿絵のみ担当。

福田道生
「ルパン三世 戒厳令のトルネイド」挿絵のみ担当。

日高トモキチ
「桃太郎伝説 愛と勇気のオニ退治」
「桃太郎電鉄 めざせ!大社長」
「忍者乱丸の大冒険 土グモ党野望編」

加藤洋之&後藤啓介
「グラディウス 未知との戦い」エピローグ以外の挿絵と表紙絵を担当。

永井豪
「デビルマン誕生編」

横山光輝
「鉄人28号 東京原爆作戦」表紙絵のみ担当。

生頼範義
「妖魔館の謎」表紙絵のみ担当。

西村尚
「妖魔館の謎」挿絵のみ担当。

前田達彦
「ドラゴンスクロール 甦りし魔竜」挿絵のみ担当。
「ガイアの紋章 エルスリード英雄列伝」
「魔界塔士Sa・Ga 冒険者たちのレクイエム」

赤井孝美
「禁断の黙示録 クリスタルトライアングル」挿絵のみ担当。

杉山登志夫
「耐熱装甲レガシアム G計画撃滅作戦」挿絵のみ担当。
「ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者」

草なぎ琢仁
「装甲騎兵ボトムズ 復讐の惑星シド」
「聖戦士ダンバイン 妖魔城塞ザーウェル」
「機動戦士ガンダム シャアの帰還 逆襲のシャア外伝」

渡部美恵子
「ファイナルファンタジー クリスタル継承伝説」

高橋徹也
「イース 戦慄の魔塔」
「アシュギーネ 爬人の邪都」ゲームルールの挿絵のみ担当。

横山宏
「アシュギーネ 爬人の邪都」

ヤスダ・ヒロシ
「天外魔境 魔城の聖戦」

等とかなり超豪勢な一面です。まぁ、文字通り不完全なゲームブックのイラストレーターリストなので、もし新しいゲームブックを読んだら、リストに追加予定ですのでそのつもりです…。

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