海外<カ〜コ>作家

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スティーヴン・キング著。白石朗 他訳。新潮文庫。

私はまだ死んでいない、死んでいないはずだ。ゴルフをしていて倒れた、ただそれだけだ。それだけなのに。だが、目の前にある解剖用の大鋏は腹へと迫ってくる……切り刻まれる恐怖を描いた標題作のほか、ホラーからサスペンス、ファンタジー、O・ヘンリ賞を受賞した文芸作品まで、幅広いジャンルにわたって天才ぶりを発揮してきた巨人キングの十年を総決算する全米百万部の傑作短篇集。 (裏表紙引用)



「第四解剖室」
全身麻痺状態を死亡と間違われ、意識のあるまま解剖室へ――、というホラーでは定番の恐怖を描いた作品。エロ込みだからか、ビックリするぐらい怖くなかった。もっと切られる寸前の恐怖とかさ…。ずっと解剖医たちの雑談なんだもの。


「黒いスーツの男」
死を目前にした老齢の男が9歳の時に出会った黒いスーツの男の話を語る。正体が分からない状態が一番怖いと思うが、知りたいと思うのは人間の性。

「愛するものはぜんぶさらいとられる」
自殺するつもりでモーテルに宿泊したセールスマン。うーん、えっとね、この人、死ぬ気ないよね?(笑)。

「ジャック・ハミルトンの死」
強盗団の1人が警官に撃たれて瀕死の状態で逃げ回る話。タバコを吸ったら背中から煙って…ひー貫通してる貫通してる!死にゆく仲間への餞が泣ける。悪党だけど、いいやつってのはいるんだと思う。熱心なキリスト教徒で悪の道…人間の謎のひとつ。

「死の部屋にて」
情報省の地下室で取り調べを受ける元新聞記者。どんでん返しもの?復讐劇かな。長い割に展開が唐突でなんだかよく分からない。

「エルーリアの修道女」
なんとびっくり、「ダーク・タワー」の番外編。本編に重要なエピソードってわけでもないだろうが、修道女たちにとらえられたローランドの意外な一面が。箸休めってところかな。


以上。
ちょちょちょい、「全米百万部の傑作」っていうのは眉唾ではないかい(分冊ものとはいえ)。どれもキングとは思えないほど怖くないし、かと言ってホロリとくるドラマも入ってなかった。正直どれも読むのが苦痛レベル。「ジャック〜」はかろうじて読みがいあったかなあ。

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スティーヴン・キング著。風間賢二訳。新潮文庫。

〈旅の仲間〉エディとスザンナを得たローランドは、二人を新たな〈ガンスリンガー〉として教育しながら〈暗黒の塔〉への旅を続けていた。だがやがて彼の精神は、〈ドア〉のむこうで救った少年ジェイクの記憶に引き裂かれていく。一方、現実世界に暮らすジェイクもまた……。彼らは再び〈ドア〉を開き、タイム・パラドックスを修復できるのか? 緊張感満点、キング畢生の超大作第III部! (上巻裏表紙引用)



まだ読んでいたのかという声が聞こえそうな第三部。丁寧な<これまでのあらすじ>が付いているので多少内容を忘れていても大丈夫。一気に読もうとするから「うげぇ」となるんであって、時々読むには良いと思う。共著に比べると格段に面白く読みやすいので。映画化にあたり角川文庫から新しく出ていて、その表紙がとてもカッコ良くそっちで集めようかとも思ったが、お値段が高い上にこの新潮文庫版も結構好きなので続けることにした。絶版なので古本だが、映画化の影響で値段が上がってしまったのがネック。

そんなことより内容。
ところどころ「それ、いる?」っていうエピソードもあるにはあるが、ちょっと進んだかな?ローランドの目的は相変わらず謎のままだが、仲間に加わったエディの過去が少しずつ明らかに。相棒のスザンナも個性的だしね。少年ジェイクが助かってはピンチになり助かってはピンチになり、でだんだん可哀想になってきた。ローランドは熱い男なんだけど、口調のせいかなあ?クールなので本当に助ける気があるのか不安になるわたし。サイボーグのクマとの対決はハラハラするし、動物オイくんがいい味出してるし、なんといっても表紙になってるブレインが登場した。次巻でメインとなるであろう魔道師も意味ありげだし、これからどんどん盛り上がるかなー?ここまで長いと冗長とか無駄な部分で出来てるようなもんだからねえ。

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スティーヴン・キング著。矢野浩三郎訳。


LA市警の敏腕刑事ジャックは、辞職してウィスコンシン州の田舎町に移り住もうとしていた。折しも町では、食人鬼フィッシャーマンによる少年少女誘拐事件が続発。事件の背後にある不可思議な現象を探るうちに、ジャックは、20年前に母親の命を救うために旅立った異界からの呼び声を聞くことに―。稀代の語り部コンビが『タリスマン』に次いで贈る畢生のダーク・ファンタジー。 (上巻裏表紙引用)


いやあ〜〜〜キツかったキツかった。こんな読みにくく登場人物も全く覚えられないキング初めて読んだ。何度挫折しようかと思ったか。しかし途中から矢鱈読みやすくなり「あ、ここからがキングだ」という感触に。でもやっぱりまた頭に入らないパートに戻ったり。ダークファンタジーというかほとんどホラーかな。おえっぷな描写もありつつ、ダークタワーやタリスマンの世界とシンクロしたりしつつ。後半はキングらしからぬ闇展開、共著はもう勘弁しておくれやす。


すいません本当に頭に入らなくて書く事がない。。一応読了記録として。

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スティーヴン・キング著。白石朗訳。新潮文庫。

ヌーナンと知り合った少女を、異常な地元の権力者マックス・デヴォアがつけねらう。デヴォアとの戦いを余儀なくされたヌーナンだが、彼は亡き妻の意外な真実を知ることになる。さらに過去にこの地で活躍していた黒人歌手セーラに対する忌まわしい犯罪が明らかに。セーラは復讐のために霊界から戻ってきたのか? 彼女が企んでいる邪悪な野望を、もはや阻止することは出来ないのか!? (裏表紙引用)



ん?いや、面白くなくはなかったよ(言い方)。

妻を突然失った中年ベストセラー作家・マイクが失意のままに別荘に滞在することになり、そこで様々な怪奇現象が起こるというゴーストストーリー。幽霊ものとして読めば全く怖くないし物足りないが、サイドストーリーのほうに気合が入ってる分相殺。滞在先で知り合ったシングルマザー・マッティーの義父が大富豪であったために、娘の養育権を巡ってアレコレ嫌がらせをされるというのが上巻の主な流れ。それはまあいいんだけど、妻を亡くした中年男性が21歳の美女と深い関係になるっていうのがどうも・・・。町の人たちに噂されてもしょうがないと思う。いい悪い以前に理性はないのかって。


まあそれもいいとして、スロー展開の上巻が嘘のように下巻は怒涛の展開。特に私のお気に入りは、大富豪デヴォアとムンクのような秘書に殺されかけるシーン。石を投げつけるって(笑)。怪奇現象の真相のほうはキングにしてはハードで、らしくないかもしれない。マーティとの容赦ない展開についても、ああは言ったけれど気の毒だし。タイトル「骨の袋」という言葉にも2通りの意味があったみたい。

作家の回顧録として考えたら、21歳美女との恋愛自体妄想だったりして?と思ったり。

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スティーヴン・キング著。白石朗訳。新潮文庫。

“クソは変わらず日付が変わる”をモットーに、メイン州の町デリーで育った、ジョーンジー、ヘンリー、ビーヴァー、ピートの4人組。成人した今、それぞれの人生に問題を抱えながらも、毎年晩秋になると山間での鹿撃ちを楽しんでいた。だが、奇妙な遭難者の出現をきっかけに、いやおうもなく人類生殺の鍵を握る羽目に―。モダンホラーの巨匠が全精力を注いだ畢生の大作、開幕。

画像を作ったらなんやかんやで字を囲んだりするナントカ入力ができなくなった^^;

キングの超・超大作(キングほどになると4巻ごときで大作とは言えないか)読了。割とサクサク読めるのと、1冊1冊はそれほどページ数がないので(平均350〜くらい)苦戦はしなかったなー。それにしてもキングは少年4人組の話が好きだねえ。厳密に言えば5人出てくるのだけど、その内の1人がちょっと特殊で特別な存在なので。

舞台はメイン州のデリー。(ITと繋がってるとは知らなかった)ジョーンジーら仲良し4人組が育った町に「リプリー」と後に呼ばれるエイリアンが出現する。エイリアンは人間の心に忍び込み、同化する。そのエイリアンを一掃しようとする特殊作戦部隊が結成されるが、隊長カーツは人間もろとも殲滅させようとしていた。ジョーンジー、ヘンリーは共に世界を救おうとするが――という三つ巴戦争の物語。

いやあとにかくしかしエイリアンを出産する人間のくだりが凄かった。文章からもう凄い臭いがしてくる。。そこが1番面白いかな?あとはジョーンジーにとりついた「ミスター・グレイ」。この2人のやり取りが結構笑えてしまう。ベーコン大好きグレイ。5人目の仲間・ダディッツの影響でテレパス?のようなものを使える設定なのがまたいい。普通の戦いじゃつまらないものね。<ドリームキャッチャー>というのは悪魔除けのことで先住民のお守りなのだけど、このお話では実はどういう意味があるのかを知るのも読みどころ。映画も観てみたいなー。ほぼホラーだろうけど、結構爽快感もあるしいいかも。



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