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数々の著書を出版されている心理学者の河合隼雄さんの本を初めて読みました。
下巻からというのは、古本屋で100円で購入したからなのですが、下巻だけでもかなりの読み応えのあるものでした。
現代はカウンセリングという言葉が溢れかえっていますよね。
美容カウンセラー、スクールカウンセラー、サラ金にお金を借りる時にはローンカウンセラーまでいるそうです。
しかし、本当に日本のカウンセリングは進んでいるのか?
臨床心理士としての資質のある人は多くはないと言われ、資格をとった方も講演などに通い、日々学ばれているようです。
この本はすでにカウンセラーとして現場に立っている方向けに書かれている割には、とても解りやすくカウンセリングや日本の家族の役割など数々の問題点に触れています。
関西弁を交えながらの語り口は暖かい人柄を感じさせ、机上の空論を述べない方だという印象を強く持ちました。
あと、皆さんは「牛に引かれて善光寺参り」という諺をご存知ですか?
私は初めて聞いたのですが、昔、信濃のおばあさんが、あの牛を捕まえたら利益になるぞ!と牛を追いかけるうちに善光寺に着いてしまったという、なんとも微笑ましい諺なのです。
それで、ここでは何を言いたいかというと、嫁の悪口ばかり話に来る年配の女性が、河合先生とカウンセリングするうちに、自分もいずれは死ぬんだというよな宗教的な話をするようになったということなんです。
その方にとってお嫁さんは牛とは違うけれども、とても難しい存在で、嫁姑問題は世俗的な悩みです。
けれども、突き詰めて話たり、考えていったりするようになって、年寄りは皆若いものが妬ましい部分があるんだ、この問題は自分から変えていかなければならない、いい死に方をしたいと、彼女は思うようになったそうです。
カウンセリングって、かくあるべきという実話のような気が致しました☆
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この人の本、まーたんも持っています。と言ってもナバホ族のことを書いた本で 心理学のこととは ちょっと離れていますが。。。短大の時こういうようなことをかじったので また 読み返してみたくなったです。
2006/1/22(日) 午後 2:31 [ - ]
私は河合隼雄さんの本をたくさん読んでいますが,その中でもこの本が一番好きです。カウンセリングの勉強をしていますが,この本が私の原点だと思って,友達にも勧めています。すてきな本に出会えましたね。(*^_^*)
2006/1/22(日) 午後 4:46
まーたん★河合先生はとても多様な方だからねぇ。ナホバ族についても書いてるんだー。私ももっと彼の著書を読みたくなりました。
2006/1/23(月) 午前 9:18
みんとさん★みんとさんはもうすでに沢山読まれているのですね。カウンセリングの勉強をされている人は増えてきましたねー。私の友人も臨床心理学の講座に通っています。また読んだら、記事をUPしますね!
2006/1/23(月) 午前 9:21
本って自分の知見を広げてくれる、素晴らしいアイテムですよね♪諺知りませんでした!ゆきえさんの記事を拝見して、勉強になりました〜☆
2006/1/23(月) 午前 9:48 [ non*n*n0*06 ]
ぜひとも読んでみたいと思いました。お名前だけは存じてましたが、とてもためになりそうなので、ぜひ!!
2006/1/23(月) 午前 10:37 [ 345 ]
ノンノンさん★私は戦争などで活字が読めなくなったらどうしようかと思います。まさに自分の知見を広げるアイテムです!
2006/1/23(月) 午後 4:29
mayさん★河合先生は人格者だという評判です。為になるし、優しい気持ちにもなれますよ〜☆
2006/1/23(月) 午後 4:31