こんばんわ。 
映画「決闘の大地で」ですけど、DVDも発売になって、
劇場公開されるところもあとわずかとなりました。 
福岡へ日帰りで1回。 
広島で2回。 
岡山へ日帰りで二日、2回。 
う〜〜〜ん・・・
広島でもっともっと観たかったのですが、上映時間が悪くて、そのと時ちょうどものすごく忙しかった仕事の都合がつかず・・・
岡山でも、一日一回しか上映がなくてねぇ。 
映画を観るのはもちろんですが、色々なところで観る という高揚感があって楽しかったですよ。
広島での公開のとき 初日に母を連れていきました。
ずいぶん前から「○月○日にドンゴンssiのランドリ−ウォリアを観に行くよ」と言って、メモにも書いてあったのですが、
その日に施設に迎えに行くと、職員さんに言われて私を待っていました。
メモが一番目につくところに たぶん自分でおいているのですが、月日がわからないから、今日がその日だという自覚がありませんわね。
着るものがちゃんとできないので、外出できるような恰好をさせるのも一苦労でした。
まず食事に連れて行ったのですが、何をするにもトイレが最大の課題です。
以前は履いていた紙パンツを、また今は履いていないし。
母がトイレから出てきたあとは、何かやらかしてないか、私が確認に入ります。
大きい方を流してなかったり、手を洗うところが水びたしで、鏡まではねてたり。
映画館に到着してときに、ポスタ−を見せて「ドンゴンssiよ」と言ったら喜んでました。
切符を買って、トイレに行って、席に着いたときに
「今日 何の映画を観にきたの?」って聞いたら、
「・・・タイタニック」 だって。
認知症の人に全部あらわれる症状ではないようですが、多幸症の一種なんでしょうか、
うちの母は、ハナ歌を歌うんですよ。
映画の最中も歌うので困りました。
周囲の人に迷惑なので、席を移動しましたけど。
手に汗握るアクションシ−ンなんかは、歌わずに見ていられるのですが、セリフのばかりのシ−ンになると、何を言ってるのだかわけわからないのでしょう。また歌いだすのです。
あと、両足を前の席に乗せて、後ろに両手をそっくり返して、う〜〜〜〜ん なんてノビをしたり。
映画が終わったら、トイレに行きました。
終わったあとって、人が多いですよね。
そこのトイレ 全部で6つくらい。洋式が二つしかなくて、そこが空くのを並んで待ってたんです。
和式トイレなんてふだん使ってないから絶対失敗しますもんね。
ですが、私がちょっと目を離したスキに、空いた和式に入ってしまったんです。
・・・・ なかなか 出てこなくて・・・・
やっと出てきたら、すま〜してるんですよ。あれっ?大丈夫だったのかしら って思いつつ、
確認に入ったら何のことはない。
便器はもちろん床がべちょんべちょんです。おしっこを全部床にもらした というかんじです。
手荷物を置くところに、母が持っていたお茶のペットボトルがおいてあって、その上に、なぜかおしっこをちょっと拭いたのであろうトイレットペ−パ−が乗せてあるんです。
本人なりに、こりゃまずい なんとかしなきゃと思ったんでしょうけど、認知症の頭ではどうにもならず、トイレを出たらそんなこともう忘れてたんでしょうね。
念のために雑巾を持ってきていたので、便器や床のおしっこをふき取り絞り、ふき取り絞りしました。
母は、そばで黙って見てました。 誰がそんなきたないことしたん? って。
そのときはもう、トイレ全体に、私と母しかいませんでしたので、それはよかったです。
そんなこんなの 大騒ぎの映画鑑賞でした。
いつもなら、母に怒鳴りまくり、黙ってたとしても、怒りが心の中でバクハツっ!!ってかんじになったでしょうが、私は冷静に対処できたと思います。
私の中でね、これが母の最後の映画鑑賞だ という思いがありましたから。
最後の映画が、ドンゴン映画にしてやれてよかったな と。
二年前に、同じ映画館で「グッドモ−ニング・プレジデント」を観ました。
しばらくぶりに来た街がめずらしくて、高いところなんかをきょろきょろ見回したもので目が回り、気持ち悪くなってしまいました。
あのときは、怒りまくりました。もう二度と連れてこない と心に決めました。
今年の一月、施設の職員さんが「マイウエイ〜1200キロの真実」を観に連れて行ってくれました。
このときに、他人さまが連れて行ってくれるのが最後では可哀そうだな。もう一回だけドンゴン映画を魅せてやろうと思ったんです。
私は、なんのかんのといっても、親孝行な娘だと思います。  
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